報連相が分からない~ADHD(注意欠如・多動性障害)のある方の場合~
報連相とは「報=報告、連=連絡、相=相談」のことです。
ある方から「仕事の報連相がうまくできない」と相談いただきました。
どんな方かと言いますと、
障害名:ADHD(注意欠如・多動性障害)
障害特性:話の内容をまとめるのが苦手、話過ぎてしまう、など。
そのため会社で「結局、何が言いたいの?」と言われてしまうことが多々ある。
まずは現状分析~何ができていないのか考える~
具体的に何ができていないかをお聞きすると、
・報告の必要性は理解しているが、内容がまとまらない。
・いつ報告すればいいのか分からない。
・だれに報告すればいいのか分からない。
とのこと。
発達障害のある方は「報連相」を苦手に感じることは珍しくないようです。
ネットで検索してもたくさんのサイトがヒットします。
例えば、グーグルで検索すると以下のサイトがヒットしました。
https://www.recurrent.jp/articles/fresher-report 「リスキルラボ 報連相(ほうれんそう)の意味・行うときのポイントを解説」(2022年9月30日)
報連相のヒント1:話す前に考える
ADHD(注意欠如・多動性障害)の障害をお持ちの方の場合、考えることよりも先に話始めてしまうという方もいらっしゃいます。
冷静な時は順を追って話せるのに、「報告しなきゃ」が先行して、話すという行動になってしまいます。
これは悪いことではなく、行動できるという良い面でもあるのですが、限られた時間で報連相を行う場合は予めまとめておく必要があります。
私の場合、過去に30秒や1分で報告する機会が多かったのでまとめることは得意になりました。
(まとめ過ぎて内容が足りなくなってしまわないように注意が必要です)
報連相のヒント2:メモを書く
考えるということは分かっていてもまとまらない場合もあります。
頭の中でだけ考えるとまとまりにくいと感じる方は、紙でもPCでもいいと思います。
(職場によるので職場の方と相談してください。)
自分が何を話したいか書き出す。
それを読んで報連相すべきことか見直す。
不足があれば書き足す。
余計な文は削除。
自分で読んでみて、まとまっているか確認。
OKでしたら、それを持って報連相をしましょう。
他にも気を付けるべきことがあるのですが、また今度にします。
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