障害者雇用枠で働く、リモートワーク/在宅勤務で気を付けることは?
ここ数年、リモートワーク/在宅勤務の求人は増えています。
興味を持っている方も多いのではないでしょうか?
インターネットでもさまざまな情報を見ることができますが、私(筆者)の経験が少しでも参考になればと思い、今回のブログを書いてみました。
あくまで、私が経験した範囲の話ですので、すべてのリモートワーク/在宅勤務に当てはまるわけではありません。
また、人によって感じ方は異なりますので、参考程度に読んでいただければと思います。
支援員の私が経験したリモートワーク/在宅勤務の内容と感想
私自身、リモートワーク/在宅勤務の経験があります。東京と地方で経験しました。
どんな仕事を経験したかといいますと、
・人事関連業務
・社用携帯の応対
・メール対応
・オンライン会議
・Webの掲載情報の編集
・Webでの販売の在庫調整
・ブログ記事作成
・資料/書類作成など
現在、リモートワーク/在宅勤務でどんな仕事があるのか、googleで検索して10件ほど見てみると、以下のような仕事が見つかりました。
・データ入力、掲載情報の確認、メール送信、書類作成、仕分け作業
私が感じたリモートワーク/在宅勤務の良い点
・移動時間短縮
私はこれに尽きます。自宅から会社に通勤する必要がないので、移動時間の分を短縮できます。その分、睡眠時間を長くしたり、食事の用意に時間をかけたりすることができました。
私の場合、オフィス勤務とリモートワーク/在宅勤務の違いは、対面の面接/会議/打ち合わせがあるかないかくらいでした。(Webミーティングはどちらもありました)
一般的にいわれるリモートワーク/在宅勤務のメリットは、
『満員電車を避けることができる』
『車の運転の負担が減る』
『自宅で過ごす時間を増やせる』
『地方に住んでいても首都圏の会社で働くことができる』
『首都圏に住んでいても地方の会社で働くことができる』
『なんなら住んでいる場所は関係ない』
などがあげられると思います。
自分のペースで仕事ができるというメリットもあるかもしれませんが、私の場合は複数人で進めたり、関係者がいたりする業務が多かったので、自分のペースというとそれよりは相手のペースに合わせつつ、できる範囲で調整していました。
支援員の仕事を経験後、リモートワーク/在宅勤務について感じること
リモートワーク/在宅勤務はメリットも多いですが、慣れが必要な点と発達障害のある方が苦手に感じそうなこともいくつかあるように思います。
・メリハリがない
通勤をしないため、リモートワーク/在宅勤務では始業/就業/休憩など自分ひとりで時間管理をしなければならないことが多いです。
近くに上司や同僚がいれば「そろそろ休憩にしない?」などの声掛けがあるかもしれませんし、昼休憩のためにオフィスを出ていく方たちを見て、「私も休憩しなきゃ」と思うかもしれません。
以下に当てはまる方は予め対策を考えていただくとよいと思います。
『生活リズムが乱れがち』
『計画を立てるのが苦手』
『他人の目や程々のプレッシャーがないと集中力が続かない』
『集中しすぎて(過集中)時間を忘れてしまいがち』
『PC(パソコン)に苦手意識がある/自信がない』など。
・相手の表情が見えない
私がリモートワーク/在宅勤務を行ったときの連絡手段はメール/チャット/電話でした。
メール/電話は社内外問わず、チャットは社内の業務上近しい人との連絡に使用していました。
ZOOMなどのツールでオンライン会議もおこないましたが、ほとんど人の顔を見ずに仕事をしていました。
対面でのコミュニケーションの負担が減ることをメリットとして捉えることもできますが、その分、デバイスやツールを介したコミュニケーションは増えます。
特に最近はチャットを使用する企業が多いようです。
無料で利用できるチャットツールもありますので、慣れておくとよいかもしれません。
以下に当てはまる方は予め対策を考えていただくとよいと思います。
『相手の表情が見えないと不安』
『電話・メールが苦手』
『口頭指示やマニュアルだけでは指示を理解しにくい』
『相手の気持ちを理解するのが苦手』
『報連相が苦手』
『作業を進めることに不安を感じやすい』
興味があれば多くの意見を聞くことをお勧めします
ディーキャリアのサイト内に【発達障害のある方のためのお役立ちコラム「ハタらくナビ」】というコンテンツがあります。
リモートワークについての記事がありますので、リモートワークやお役立ちコラムに興味がある方はぜひ、↓のリンクからご覧くださいませ。
当事者が5年間やってみた!〜リモートワークの理想と現実〜
https://dd-career.com/column_data/remote-work-ideal-and-reality/#box
↓のような記事もあります。ADHDだから、ASDだからといってもすべての人に当てはまるわけではないと思いますので、「そういう傾向があるのかもしれない」「一理ある」くらいに捉えてるくらいがよいのではないかと思います。
「リモートワークがしんどい」はADHDだから!? コロナ禍で見えた“大人の発達障害”の傾向と対策
https://shueisha.online/healthcare/52917 (集英社オンライン:2022年10月21日参照)
苦手なことがあるからリモートワーク/在宅勤務は自分向いていない、と思うことも一つの考え方ですが、苦手に対処できれば、できると思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
オフィス勤務でもリモートワーク/在宅勤務でも得意を活かして、苦手に対処するということは変わらないと思います。
ディーキャリア郡山オフィスは「大人の発達障害」の方を中心に、障害のある方を支援している「就労移行支援事業所」です。就職・復職に向けての支援や訓練、就職活動の支援を行っております。
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