福島県の雇用情勢について
ワークスキルコース担当の石黒です。
自分に合う仕事ってなんでしょう?
譲れない条件ってなんでしょう?
疑問も望みも尽きませんが、転職活動・就職活動では必ず考えなくてはならないことだと思います。
今回のブログでは福島県内で転職活動・就職活動をする際の一つの視点として、
客観的なデータをもとに考え始めることもできるのでは?ということをお伝えしたいと思います。
以下すべて、厚生労働省福島労働局が2021年11月1日に発表した
最近の雇用失業情勢についての公表資料のデータを参照しています。
https://jsite.mhlw.go.jp/fukushima-roudoukyoku/content/contents/001001109.pdf
【福島県の最近の雇用情勢】
求人倍率1.31%(前月1.29%)で全体としては持ち直しの動きが見られます。
全体的に見ると決して悲観するような状況ではないと思いますが、
福島県の雇用情勢を考える際は、慢性的なミスマッチがあることを忘れてはいけません。
今回はそれを踏まえて、人気の事務的職業(一般事務や管理業務系事務など)に注目してみたいと思います。
【9月の事務職の求人倍率は0.47倍】
求職者約6000人に対して求人数は約3000件(うち約900件はパートタイム)
2人に1つの求人がある状態です。(2人で1件の求人を取り合う状態とも言えます。)
【9月のサービスの職業の求人倍率は2.22倍】
求職者約2600人に対して求人数は約6000件(うち約2800件はパートタイム)
1人に2件以上の求人がある状態です。
【このミスマッチの状況から何を考えるか?】
まず、「事務職を目指さない方が良い」、「サービス業を目指しましょう」ということではありませんので、ご承知おきください。
事務職を目指している方はなぜ事務職を目指すのでしょうか?
以下のような理由をよく聞きます。
「PCで仕事がしたい」、「休みが安定している」、「勤務時間が安定している」、「室内で仕事できる」など。。。
これらの理由は他の職種でも叶えられると思いませんか?
もし、他にこだわりがなく事務を希望してる場合は、「譲れない条件は何なのか?」と改めて考えてみることで、他の選択肢が見えたり、本当に自分に合った仕事に就く可能性が広がるのではないでしょうか?
面接では必ずと言っていいほど、志望動機について質問されます。その時になんと答えられるでしょうか?
上記のような理由ではなく、事務職でなければならない理由があるのであれば、それは強みになるのかもしれません。
本当に大事なものを手に入れるために、少し立ち止まって自分の考えを整理してみることも大切です。
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