自身の”怒りのタイプ”知っていますか?
こんにちは。
サービス管理責任者の目黒です(*^-^*)
今回は”怒りのタイプ”について書いていこうと思います。
ディーキャリア川崎オフィスの訓練でも「アンガーマネジメント」を取り入れています。
「アンガーマネジメント」とは、怒りの性質を知ることで、感情に振り回されないようになる、セルフケア方法の一種です。
怒りと一言でいっても、怒りには様々なタイプがあるのをご存じでしょうか?
どんな時に”怒り”を感じるのか、また自身の怒りのタイプを知っておくと怒った時に対処がスムーズです。
では、早速「怒りのタイプ」をチェックしてみましょう!
12の質問がありますので、それぞれに
◆全くそう思わない…1点
◆そう思わない…2点
◆どちらかというとそう思わない…3点
◆どちらかというとそう思う…4点
◆そう思う…5点
◆すごくそう思う…6点
以上の6段階の中から当てはまるものを選んで点数を点けてみてください。
質問は以下になります。
Q1:世の中には尊重すべき規律があり、それに従うべきだ…□点
Q2:物事を納得いくまで突き止めたいと思う…□点
Q3:自分のおこないは正しいという自信がある…□点
Q4:他人の気持ちを間違って理解することがよくある…□点
Q5:性善説より性悪説のほうが正しいと思う…□点
Q6:言いたいことははっきりと主張するべきだ…□点
Q7:たとえ小さな不正でも見逃されるべきではない…□点
Q8:好き嫌いがはっきりしているほうだ…□点
Q9:周りの目が気になる…□点
Q10:自身で決めたルールを大事にしている…□点
Q11:人の言うことを素直に聞くのが苦手…□点
Q12:後先考えずに行動するタイプだ…□点
それぞれの質問に点数は点けられましたか?
では、計算をしてみましょう!
採点方法はこちらです。
①Q1+Q7=□点
②Q2+Q8=□点
③Q3+Q9=□点
④Q4+Q10=□点
⑤Q5+Q11=□点
⑥Q6+Q12=□点
それぞれの計算式に当てはめてみて点数が一番高かった番号が自身の”怒りのタイプ”となります。
では、それぞれの怒りのタイプを見ていきましょう。
①熱血柴犬タイプ(公明正大タイプ)
自分の信念や考え方を大切にし、定めた目標に向かって努力するタイプです。 正義感が強く、道徳心も高いので他人から頼りにされるという長所があります。 しかし、それゆえにルールや道徳に外れたことを見聞きすると怒りを感じ、公共の場でも迷わず介入する場合もあります。
【怒りやすい場面】
・電車の中で若者が優先席に座っているのを見ると許せない
・歩きスマホをしている人を見かけた時につい物申したくなる
など
【対処法】
道徳観や規範を大切にするタイプであるがゆえに、周りのちょっとした不正も許せません。 まずは、自分の価値観と他人の価値観は違うのだということを認識しましょう。 また、自分の中の価値観やルールを押し付けることなく、他人の考え方を受け入れるといった寛容さを身に付けることも大切になってきます。
イラッとした時には「自分が怒ってどうにかなることか?」と一旦考えてみましょう。
②白黒パンダタイプ(博学多才タイプ)
向上心が高く、何事も挑戦しようといった前向きなタイプです。 完璧を追求し、困難な状況下でも物事をやり遂げようとする点が長所です。 しかし、完璧主義が災いして自分にも他人にも厳しくなりがちです。 優柔不断な人や考え方が違う人に対して、怒りを感じることが多いと言われています。
【怒りやすい場面】
・メニューを見ながら、ずっと迷っている友達にイライラ
・準備が万全でないと何かを始められないことにストレスを感じる
など
【対処法】
物事に対して意欲的に取り組み、自分自身を成長させることはとても 素晴らしいことです。 が、周りにはそれができる人ばかりではありません。 白か黒ではなく、中間もあっていいのだという意識を持ち、価値観が違う人に対する視野を広げてみましょう。 イラッとした時には「そういう人もいるよね」と一旦考えてみましょう。
③俺様ライオンタイプ(威風堂々タイプ)
自分に自信を持ち、リーダー的素質を兼ね備えるタイプです。 頼りがいのある雰囲気に憧れの目で見られる時もあります。 しかし、プライドが高く、思い描いていた方向に物事が進まなかったり、自分への評価を低くされたりすると怒りやストレスを感じます。
【怒りやすい場面】
・皆で出掛ける時に、自分を抜きに行先を決められた時に腹が立つ
・プレゼントをあげたのに、後日感想を伝えて貰えずイライラ
など
【対処法】
自分に自信があることはプラスにも働きますが、その自信が揺らいでしまうような できごとに遭遇することもあります。 その時に「自分自身が否定された」と思うのではなく、その状況の「最善の判断が採用された」と捉えてみましょう。 また、他の人が評価されたからといって自分自身の評価が下がるわけではありません。 イラッとした時には「自分の勝手な欲求なのでは?」と一旦考えてみましょう。
④頑固ひつじタイプ(外柔内剛タイプ)
外見は穏やかに見えますが、確固たる自分の意思を持っているタイプです。 自分の決めたことはやり通すことを信条にしていますが、その雰囲気ゆえに、他人から何かを頼まれることも多くなりがちです。 したくないことをしなくてはならなかったり、自分のルールに反している物事に出会ったりするとストレスの原因となり、ささいなことで怒りが生じることがあります。
【怒りやすい場面】
・休日は夫婦で過ごすべきなのに夫が勝手に予定を入れてイライラ
・子どもには勉強をさせて当たり前!「勉強がすべてではない」なんてありえない!
など
【対処法】
自分自身の信条を持っているため、それに合わない事を行うのが苦手です。 しかし、自分の信条を緩やかにすることで、他人への怒りが軽減する可能性も高いです。 また、誰かに何かを頼まれても、それを制限したり、自分のためのストレス発散法を見つけたりすることで、心が安定する場合も多いでしょう。 イラッとした時には「その常識は自分の勝手な思い込みなのでは?」と一旦考えてみましょう。
⑤慎重うさぎタイプ(用心堅固タイプ)
真面目な性格で、物事を自分自身で客観的に判断できるタイプです。 慎重に行動するため、冒険は好みませんが、周りに頼ることが苦手なため、ストレスが溜まることが多いのが特徴です。 また、他人にレッテルを貼りがちで、自分と比較することで、ねたみや怒りの感情を感じることもあります。
【怒りやすい場面】
・1回でも時間に遅れた人は「ルーズ」だから信用できない
・うまくいくかどうかが分からないことを提案されてイラッとする
など
【対処法】
冷静に物事を見ることは大切ですが、他人を信用することができないと 交友関係がスムーズに進まないことが多々出てきます。 他人への思い込みを避け、時には周りに頼ることを心がけると、他人との距離も縮まり、楽になることができるでしょう。 イラッとした時には「例外でうまくいったこと」を思い出してみましょう。
⑥自由ねこタイプ(天真爛漫タイプ)
自分の気持ちを正直に伝えることができ、行動力もあるため、人から羨ましがられる存在であることも多いタイプです。 ただ、素直すぎてストレートな物言いをし、空気を読むことが苦手なので、制限がかかる状況に身を置いていると、不満やストレスを感じてしまいます。
【怒りやすい場面】
・集団行動を強要されると我慢ができない
・自由に発言ができない場面が耐えられずストレスに感じる
など
【対処法】
自分の気持ちに正直に、勢いで行動することも多いため、一旦立ち止まって考えたり、 他人の意見を聞いたりすることを心がけることが大切です。 また、自分の意見を伝えることが美徳とは限らないということもあります。 一旦相手の意見に従う方が上手くいくケースもある、ということを意識しておきましょう。 イラッとした時には「今、それを言ったらどうなるか?」と一旦考えてみましょう。
いかがでしたか?
自身の怒りのタイプは合っていましたか?
自身がどんな時に怒りやすいのか傾向を把握しておくことで対処法を考えることができます。
怒りの感情と上手く付き合えるようになると、円滑な人間関係を築けるようになります。
怒りのタイプを知り、怒りの感情と上手に付き合いたいですね!
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