【夕方の不調😢】副腎疲労が原因かもしれません💦
こんにちは。
生活支援員の齋藤です。
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夕方になると、イライラしたり、肌の痒みなどが出たりすることはありませんが?
もしかしたら、副腎が疲れているのかもしれません。
副腎は腎臓の上部にある小さな臓器です。
ストレスを受けると、視床下部・下垂体を介して様々なホルモンを分泌し、ストレスを克服して体を一定の状態に保とうとします。
緊張状態が長く続いたり、真面目で責任感が強く頑張り過ぎる方、人間関係でストレスを抱えやすい方、睡眠不足が続いたり、アトピー・リウマチの慢性炎症性疾患を抱える方は、副腎ホルモン(コルチゾール)の消耗が多くなり、副腎が疲弊してしまいます。
副腎は「心・体・肌」の健康の恒常性の維持に大きな役割をはたしています。
副腎ホルモンは、炎症や免疫を制御する働きがあるため、分泌が低下すると、アレルギーや肌トラブルにもつながります。
副腎ホルモン(コルチゾール)は通常の場合、朝8時ぐらいに分泌が最も盛んになり、夕方以降は減少します。
そのため、夕方になると心身の疲労やイライラ感がピークになりやすいのです。
肌トラブルを抱えている方は、痒くなったり、発疹が現れることもあります。
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《副腎疲労チェック》
当てはまるものが多いほど、副腎が疲労しているサインです。
- 慢性的に、だるさ、倦怠感がある
- 眠っても疲れがとれない
- 無気力感があり、やる気がしない
- 気分が落ち込みやすい
- カフェインをとらないと仕事ができない
- 集中力が続かない
- 不安感やイライラ感が出やすい
- 頭痛、肩こりが気になる
- アレルギー疾患が多い
- ストレスを感じると激しい痒みが出る
- 夕方に肌の疲れや肌荒れが目立つ
- 夕方に疲れとイライラがピークになる
- 月経不順があったり、PMSの症状が悪化しやすい
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《副腎のケア方法》
①ツボ押し
東洋医学には、子午流注(しごりゅうちゅう)という考え方があります。
「子午」は時刻、「流注」は臓腑の気血の流れを意味します。
子午流注は、1日を12等分して十二の臓腑を対応させ、『どの時間帯にどの臓腑の気血の運行が盛んになるか』を表します。
子午流注における、副腎のセルフケアに効果的な時間帯は、17時~19時です。
この時間帯に、副腎ケアに効果的なツボを押すと、副腎が回復しやすくなります。
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<おすすめのツボ>
■腎兪(じんゆ)
親指が背中側にくるようにしてウェストを両手でつかんだ時に親指が当たる部分です。
軽く力を抜いて背筋を伸ばし、軽く押して気持ちよいくらいの強さで3秒押します。
これを3セットおこないます。
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■湧泉(ゆうせん)
足の裏の中心より上部で、足指を曲げると「人」の字状の交点にできるくぼみにあるツボ。
押して気持ちよいくらいの強さで3秒押します。これを両足3セットずつおこないます。
②副腎に必要な栄養を摂る
副腎を疲れさせないためには、副腎に必要な栄養をとることが大切です。
<おすすめの栄養素>
●ビタミンB群 (副腎がホルモンを産生する際に必要)
食材:玄米、大豆、にんにく、納豆、緑黄色野菜、魚介類など
●ビタミンC (副腎の代謝機能には不可欠)
食材:小松菜、れんこん、ブロッコリー、ピーマン、じゃがいも、レモン、アセロラ など
●マグネシウム (ホルモン代謝の際に必要な酵素の働きを助ける)
食材:玄米、大豆、ごま、アーモンド、わかめ、ひじき など
●パントテン酸 (副腎の働きを助け、ホルモンがスムーズに合成されるよう促す)
食材:納豆、卵、干し椎茸、落花生、アボカドなど
●香味野菜
肝臓の解毒力が低下すると、処理できなかった有害物質が炎症を起こして副腎の負担になります。
デトックス効果のある香味野菜を取り入れるのもおすすめです。
食材:にんにく、玉ねぎ、パセリ、ねぎ、生姜、しそ など
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また、慢性的な疲労感がある方の中には、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェイン飲料を頻繁に飲むという方もいると思います。
カフェインには副腎を刺激してコルチゾールの分泌を一時的に促す働きがありますが、カフェインの効果が切れるとコルチゾールの出が悪くなり、その後すぐに疲労感に襲われます。
飲み過ぎると、夜の睡眠の質を下げてしまい、翌朝のだるさにつながってしまうため、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。
さらに、疲れると甘いものを食べたくなることもありますが、血糖値を急上昇させる食べものには注意が必要です。
血糖値が乱高下すると、その調整のためにコルチゾールが消費されます。甘いお菓子や甘い飲み物は控えめにしましょう。
その他にも、タバコやお酒でストレス発散させているという方は、注意が必要です。過度に摂取することで、さらに副腎を疲れさせてしまう悪循環に入ってしまいます。
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副腎を回復させるためには、睡眠リズムを整えることやストレスケアをすることも大事です。
副腎が疲れていると思った方は、副腎ケアを試してみてください。
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