~ぐるぐる思考が止まらない~
こんにちは。
サービス管理責任者の目黒です。
皆さんは「あの時、あぁすれば良かったなぁ」「なんで、あぁしなかったんだろう」と終わったことを何度も何度も考えてしまったり、悩んでしまうことはありますか?
終わってしまったことに対してネガティブに何度も考えてしまう思考をぐるぐる思考といいます。
反芻(はんすう)思考ともいいますね!
このぐるぐる思考ですが、さまざまな悪影響を及ぼします。
【ぐるぐる思考による悪影響】
では、どんな悪影響が起こるのでしょうか。
ぐるぐる思考が繰り返されることで、物事をネガティブに捉えやすくなるといった悪影響や不安を感じやすくなり、気持ちが落ち込みやすくなるといったことが起こります。
それが続いたり、何度も繰り返されることで不安障害やうつ病、精神疾患につながるといった悪影響が起こる可能性があります。
【ぐるぐる思考はなぜ起こるのか】
では、なぜぐるぐる思考になってしまうのでしょうか。
ぐるぐる思考になってしまうのにはさまざまな原因が考えられます。
完璧主義
原因の1つとして「完璧主義」が挙げられます。
1つの欠点もなく、完璧でありたいという考え方を完璧主義と言います。
このような完璧主義の傾向にあると、過去に起こったことに対して「もっと、あぁすれば良かった」「自分の行動はふさわしかったのか」など心配になったり、反省したりすることが多くなります。
その結果、ぐるぐる思考が起こりやすくなってしまいます。
感受性が強い
もう1つの原因として、「感受性が強い」が挙げられます。
感受性が強い方は、相手の表情や言動などを敏感に感じ取ってしまいます。
「自身の言動で相手を傷付けてしまっていないか…」などというように気にし過ぎてしまうといったことがあります。
こうしたことから、ぐるぐる思考が引き起こされてしまうといったことがあります。
ぐるぐる思考が繰り返されることで、不安障害やうつ病なんどの精神疾患につながるといった悪影響が起こる可能性がありますとお伝えしました。
では、ぐるぐる思考を止めるためにはどうしたらいいのでしょう。
【ぐるぐる思考の止め方】
①別な事に意識を集中する
ぐるぐる思考が始まってしまったら、好きな音楽を聴いてみたり、好きな映画や本を読むなどしてみましょう。
別なことに意識を集中することで、ぐるぐる思考が薄れてきます。
②原因となっていることから距離を取る
ぐるぐる思考の原因が明確になっている場合、その原因から距離を置くのも効果的な対策です。
原因が不明の場合は、まずはどんな時にぐるぐる思考になりやすいのか書き出してみることで原因が見つかります。
③自然の中で散歩やリラックスをする
自然の中を散歩することでぐるぐる思考が減るといった研究結果もあるそうです。
実際に自然の中でというのが難しい場合は、ヒノキの香りや花の香りといった自然の香りがするアロマでリラックスするのも良いと思います。
④軽い運動をおこなう
適度な運動をおこなうこともぐるぐる思考には効果的です。
こちらも、実際ウォーキングや筋トレといった適度な運動をおこなうことでぐるぐる思考の症状が改善されやすいことが研究結果で分かっているそうです。
⑤マインドフルネス
マインドフルネスとは、雑念にとらわれず「今、この瞬間」に意識を集中させることをいいます。
マインドフルネスをおこなうことで、血圧の低下、血中コレステロールの低下、副交感神経と交感神経のバランスも整うことで質の良い眠りも期待できます。
精神面への効果緊張やうつ状態の緩和、不安の軽減、ストレスの軽減やストレス耐性の向上といった効果が期待できます。
その他集中力や記憶力の向上が期待できます。
怒りの感情などの感情をコントロールできるようになります。
ぐるぐる思考が繰り返されるとさまざまな悪影響が及ぼされる可能性があるとお伝えしました。
ですので、悪影響が及ぼされる前に対策ができるのが望ましいですよね。
いきなり効果があらわれるという訳ではありませんが、こういった対策を続けることで少しずつぐるぐる思考に陥りにくくなってきます。
いくつか対策をご紹介しましたがマインドフルネスはぐるぐる思考だけでなく、他のことにも良い効果がありますので是非試して欲しいセルフケアです(⌒∇⌒)
個別相談のお申込みはこちら
https://forms.gle/egiq9kpt8zyStUzF6
「ディーキャリア 川崎オフィス」のイベント案内はこちら
川崎オフィスのブログ一覧
オフィス情報
川崎オフィス
- アクセス
- JR「川崎駅」東口より徒歩13分
- 電話番号
- 044-245-5590