もうやめたい!先延ばし癖が辛い…
こんにちは!ディーキャリア川崎オフィス 職業指導員の吉村です。
ディーキャリア川崎オフィスでは、
4月29日~5月5日までゴールデンウィーク休暇をいただきました。
7日間の長期休暇は、開所以来初めてのことだったので、
あれもやろうこれもやろうと、休暇前はいろいろ計画を立てていました。
が、蓋を開けてみると「明日やろう。まだまだ時間はある。」と毎日だらだら。
気が付けば、そろそろ休暇も終わりへと差し掛かるのでした。。
私には先延ばし癖があります。
早く片付けてしまった方が良いことは分かっていても、
なかなか着手することができません。
「これ以上放置したら、取り返しが付かなくなる」ギリギリになるまで、
やる気スイッチが押されないのです。
当然ですが、着手するまで、そのことがずっと頭の片隅にあるんですよね。
あれをやったら次はこれと、頭の中ではずっと段取りをしているので、
常にモヤモヤした状態が続いている訳です。
これではせっかくの休暇なのに、ちっとも心が休まりませんよね。
頭では分かっているのに、行動に移せない。
なぜ、ついつい先延ばしにしてしまうのでしょうか。
目先のことに興味が移りやすかったり、先の見通しを立てるのが苦手など、
先延ばしにしてしまう原因は、様々ありますよね。
発達に凸凹がある場合、特性によって先延ばし癖が出やすいこともあります。
衝動的な特性がある方は興味の幅が広いので、意識が他へ移りやすいですし、
興味の幅が狭くとても限定的な特性がある方は、
タスクそのものに抵抗感があり腰が重いなんてこともあるかもしれません。
私の場合は、「間際になっても過集中で乗り切れる」ということを、
経験から知ってしまっていることが大きな原因です。
これ以上放置したらヤバい!となって慌てて着手をする。
その結果、猛烈な過集中が発揮されて、なんとか間に合ってしまった。
そのような間違った成功体験が、先延ばし癖を助長しているのです。
なんとか間に合っているのなら問題なさそうにも思えますが、
先延ばしをしている時の、頭の中のモヤモヤは解消できませんので、
決して良いやり方とは言えないですよね。
それに、過集中が発揮された後は、かなり疲れます。
過集中によってドーパミンが出すぎて、その反動で身体がグッタリする感じです。
このタイプの方って、結構多いのではないでしょうか?
テスト前はいつも一夜漬けだったなんて方はこのタイプですね(笑)。
学生時代なら体力もありますが、人は30才前後で急激に体力が衰えてきます。
過集中で乗り切れなくなる日は、わりとすぐに訪れてしまうのです。
先延ばし癖で悩まれている方は多く、ネットには様々なお悩みや対策が紹介されています。
私も参考にし、実際にやってみて効果が高かった対策をご紹介します。
・タスクに取り掛かる準備だけする
これは、タスクに対する心理的ハードルを下げる方法です。
「タスクに取り掛かるのではなく、タスクに取り掛かる準備をするだけ」
と意識することで、行動するきっかけを作るのです。
私の場合は、「PCを起動する」ことだけを目標にしてみます。
それさえクリアできれば、後は自然と該当ファイルを開いている、
というような感じでタスクに取り掛かることができています。
頭で考えるのは止めて、先ずは行動してみる。
そうすることで、自然とやる気スイッチが入る感じですね。
・5分だけやってみる
人には、意欲の有無に関わらず、行っていることに興奮するという習性があります。
この状態を「作業興奮」と言い、脳の側坐核という神経が影響をもたらしています。
つまり、やり始めの5分さえクリアしてしまえば、
そのままやり続けることができるという理屈なんですね。
実際に「とりあえず5分だけやろうかな」と軽い気持ちで初めても、
いつのまにか1時間以上経っていたなんてことも多々あります。
非常に効果の高い方法と実感しています。
いろいろ試してみた結果、先延ばし癖対策は「とりあえず行動する」が全てだと分かりました。
頭で考えていても、やる気スイッチは押されないのです。
行動するためのトリガーを設定したり、心理的ハードルを下げる仕組み作りをして、
先ずは身体を動かすことをやってみましょう。
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