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10月はADHD啓発月間です!

こんにちは!ディーキャリア川崎オフィス 職業指導員の吉村です。

毎年10月は「ADHD啓発月間」ですが、皆さんはご存じでしたか?

私は恥ずかしながら、つい先日ツイッターのハッシュタグで知りました!

4月2日の「世界自閉症啓発デー」から始まる「発達障害啓発週間」は徐々に周知され、

この期間は日本各地のランドマークがブルーにライトアップされるようになってきました。

川崎オフィスがある神奈川県だと、神奈川県庁のライトアップが有名ですね。

一方、こちらの「ADHD啓発月間」はあまり浸透していないようです。

 

発達障害者支援法が施行されたのが2005年。

最近になり発達障害が注目され始めましたが、まだまだ周知と理解が十分ではないと感じています。

そこで、改めてADHDとは何か、どんな困りごとがあるのか、改めて見ていきたいと思います。

 

 

〇ADHD(注意欠如・多動性障害)とは

不注意や多動、衝動性などを主な特徴とする障害です。

欲求や行動を制御する脳機能の発達に偏りがあると言われていますが、原因はまだ分かっていません。

多動や衝動性などの特徴から見た目には活動的に映りますが、ADHDの方は脳の覚醒水準が低いことが分かっています。

ドーパミンやノルアドレナリンと言う神経伝達物質の不足があることが分かっており、そのため神経伝達物質に作用する薬が投与されることがあります。

また、仕事の前に軽い運動をするなど、覚醒水準を高める働きかけも必要となります。

ワーキングメモリー(ごく短い時間情報を記憶し、その情報を処理する能力)の容量が少ないという特徴があることも知られています。

 

〇ADHDの診断基準(DSM-5)

①不注意:以下の症状のうち6つ以上が少なくとも6ヵ月持続している

・学業、仕事や他の活動中に、綿密に注意することができない、不注意な間違い

・活動中に注意を持続することが困難

・直接話しかけられたときに、しばしば聞いていないように見える

・しばしば指示に従えず、学業、用事、職場での義務をやり遂げることができない

・課題や活動を順序立てることがしばしば困難

・精神的努力の持続が必要な課題を避ける、嫌う、いやいや行う

・課題や活動に必要なものをしばしば失くしてしまう

・外的な刺激によってすぐ気が散ってしまう

・日常の活動で忘れっぽい

②多動性および衝動性:以下の症状のうち6つ以上が少なくとも6ヵ月持続している

・足をそわそわ動かしたりトントン叩いたりする、椅子の上でもじもじする

・席についていることが求められる場面でしばしば席を離れる

・不適切な状況で走り回ったり高い所に登ったりする

・静かに遊んだり余暇活動につくことができない

・じっとしていない、エンジンで動かされているように行動する

・しゃべりすぎる

・質問が終わる前に出し抜いて答え始めてしまう

・自分の順番を待つことが困難

・しばしば他人を妨害し邪魔をする

 

なお、上記の症状が12歳になる前から存在していることや、他の精神疾患ではうまく説明できないことなどが診断基準として挙げられます。

 

〇「やらない」ではなく「できない」

判断基準となる困りごとの中には、当事者特有のものではなく、多くの人が感じている困りごとと一致しているものがあります。

それ故に「ちょっと頑張ればできる」と安易に考えてしまうことが、理解が進まない原因のひとつだと感じています。

ADHDを正しく理解するためには「やらない」のではなく「できない」ということを理解する必要があります。

やる気を出せばできるとか、怠けているということではありません。

「やりたいのにできない」ことに一番苦しんでいるのは当事者本人なのです。

 

ADHDの方は、子供時代は友人も多く楽しく過ごされたという人が多いです。

大人になるにつれ、世間一般が求める水準に達していないことに気が付き、失敗を繰り返して自己肯定感が下がり、二次障害を引き起こしてしまう方も少なくありません。

一度ハマった悪循環から抜け出すのは、ひとりでは難しいかもしれません。

ディーキャリア川崎オフィスでは、発達障害のある方に応じたカリキュラムで支援を行っています。

もし、ADHDの困りごとでお悩みの方がこのブログをお読みでしたら、先ずは気軽にご相談ください。

きっとお役に立てることがあると思います。

 

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