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大人の発達障害(ASD・ADHD)記憶について|上書き保存が苦手?!~フラッシュバック対策~

過去の嫌なことを思い出して辛い…
自分の意思とは反して考えが出てくる…
思い出してぐったり疲れる…

あなたはにもこのような経験はありませんか?

これらは、あなたがストレスに弱いからというわけではありません
発達障害の脳の仕組みが原因かもしれません

大人の発達障害とは
注意欠如多動性障害(ADHD)
自閉症スペクトラム障害(ASD)
限局性学習障害(SLD)などが大人になってから診断されることです

そもそも上書き保存が苦手とはどういうことなのか?
それは「記憶のしかた」に違いがあることからいえます

その違いから、フラッシュバックとも関係があります
過去を思い出し、当時と同じ感情、感覚を再体験することです

この記事では、発達障害の当事者である私が感じたことや
記憶のしかた、対処などを詳しくお話していきます

今回は利用をしていただいている方がライティングをおこなっております

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ディーキャリア柏オフィス利用をしている「なあちゃん」です

ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた訓練プログラムを提供している
就労移行支援事業所です。

発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害(うつ病、双極性障害、適応障害、パニック障害など)のある方などが在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています

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1.発達障害と記憶(情報の上書き保存)の関係

発達障害のある方は障害の特性で
対人関係など生活に困難が生じることがあります
また個人差があり複数(ADS・AHHDなど)の
特性が併発する場合もあります

発達障害の特性は目で見えず
分かりづらい障害とされています

少し変わった子という認識で
障害が認識されていないことも多いです
大人になる上で壁にぶつかることや
他者とぶつかることも少なくありません

次にASD・ADHDの特性の記憶に関しての特徴について紹介します

自閉症スペクトラム障害(ASD)の記憶に関しての特徴

① 長期記憶が得意

一度定着すると忘れることなくほぼ一生残る記憶です
自転車の乗り方、家への帰り方、事故の際の記憶…
忘れないように意識しなくても
覚えておけるぐらい記憶が優れていることがあります

② こだわりが強く、切り替えが苦手

〇〇~すべき、「完璧思考」などが強く
気持ちの切り替えが苦手とされています
そのため、過去にとらわれやすいです

注意欠如・多動性症(ADHD)の記憶に関しての特徴

① 興味があることに高い記憶力を発揮する

自身の興味があることに没頭してしまい
こだわりなどがある場合に高い記憶力を発揮します
それゆえに、印象強く覚えたことが
長期記憶になりやすいです

「短期記憶(短期間の間意識して覚え続ける」)より
「長期記憶」の方が得意とされています
記憶力が優れていることでメリットがあります

デメリットとしてはマイナスな感情も忘れにくいことです

なぜ情報の上書き保存が苦手なのか

記憶の種類には2種類あります
上書き保存②名前を付けて保存です

①上書き保存=時系列順に記憶され
一番新しい記憶が最新として記憶されます

②名前を付けて保存=時系列に関わらず
全て最新として記憶される

説明をするためにわかりやすいので
ここでは、定型発達の方は上書き保存
発達障害を持つ方は名前を付けて保存と考えます

一つ事例を出してご説明します
事例:友人と遊ぶ約束をしていて、遅刻をされたとします
それでも遅れて来てくれて、一日楽しく遊び
一日の最後には、「楽しかった!」と別れました

定型発達の場合、「楽しく遊んだ」が最新の記憶です
つまり遅刻は上書きし、楽しかったが最新で保存です

ですが忘れたわけではなく思い出せはします
これが発達障害の場合だと少し違います

楽しかったはそれとして保存
遅刻のモヤモヤはそれとして保存

全部最新として保存されます
つまり、時系列に関わらず名前を付けて保存です

楽しかった気持ちはあります
ですが、遅刻されたモヤモヤも残っている…という具合です
最新として思い出しやすい=上書き保存が苦手という訳です

また、感覚過敏ということもあります
聴覚や視覚など、五感からの刺激を過剰に受けてしまうことです
強い刺激を感じることが印象強い記憶につながります

2.フラッシュバックのメカニズム

フラッシュバックとは
過去を思い出し
今も起こっているように感じてしまう状態です

フラッシュバックが引き起こされると
感情が不安定になるなど精神面に負担がかかります

事故にあったとき、叱られたとき、失敗したとき…
さまざまな嫌だったことの感覚が再現されてしまいます
繰り返されて思い出すことで、記憶の定着も強まります
そのため、細部まで鮮明に覚えてしまいやすいです

フラッシュバックが引き起こされる原因

衝撃的な体験をした際に
大きなストレスを感じるためといいます
また、長期でトラウマが繰り返されていたケースあります

何かの体験を経てフラッシュバックとして起こることもあれば
目の前の何らかの刺激によって
原因は不明でフラッシュバックが起きてしまうこともあります

発達障害とのフラッシュバックの関連性

私自身の考えとしては、3つあります

  • カメラアイという特性を持っている

見た景色が写真のように一瞬で記憶されることです
特にASDのある方に多く見られます
説明書を一瞬見ただけで覚えたり、相手の服装を覚えていたり
そのため、記憶が印象強く残ることがあります

  • 白黒思考の特性がある

物事を0か100で考えてしまう特性です
別名ハイコントラスト思考といいます
すごく楽しかった日でも一つ嫌なことがあるとします
すると一つの嫌なことが印象強く残ってしまいます
良い、悪いかの二択になりやすく、中間が苦手です
そのため、白黒とジャッジしてしまいやすいです

  • 思考の転導の特性がある

情報が多く思考の変化が激しい特性です
特にADHDのある方に多く見られる傾向があります

常に「考え続けて」いて、フル回転していることが多いです
特に思考の癖として連想ゲームに近いと言えます

極端な事例で説明をすると
誰かが「赤い」と言う、赤といえばリンゴ
リンゴといえば白雪姫…

白雪姫だったら、あのシーンが好きだったな…
などと、頭の中で会話するように考えてしまいやすいです
そのため、誰かの言葉で連想して思い出すことがあります

3.大人の発達障害者が直面する課題

私自身が感じる職場で見られる課題を上げると

  • コミュニケーションが苦手
  • 衝動的に行動してしまう
  • スケジュール管理が苦手

以下具体的に詳細を書き出します

コミュニケーションが苦手
言葉通りに受け取る、曖昧な表現が苦手な特性があります
具体的には「オフィスの窓が閉まっているか見てきて」と言われた

すると、本当に「見てくるだけ」をしてしまい
本当は閉めてほしかったのに…とすれ違いがおきてしまいます
要するに、暗黙の了解と言われることが苦手とされています


・衝動的に行動してしまう

衝動性、気が散りやすい特性があります
面白いアイデアが思い浮かんだとします

すると自分自身が気になってしまったことに対してのは把握することができるのですが
人員、コストなど現実的な問題を後回しにしてしまう…ことがあります

気になる事を見つけると、脱線して調べ始めてしまう…
思いついたことをすぐ行動に移しやすいと言えます


・スケジュール管理が苦手

先延ばしや、ワーキングメモリが低い特性があります
そのため、遅刻やダブルブッキングになってしまうことがあります

指示を忘れて、「さっき言ったじゃん!」と
言われてしまうこともあります

人間は生きている限り他者と関わらざるを得ない生き物です
そのうえで、コミュニケーションは避けては通れません

そこに苦手意識があると生活がストレスになってしまいます
コミュニケーションで必要なことはすり合わせだと思います
人間なので他者とのズレは絶対に起こりますが
双方が納得できるところに折り合うことが理想といえます

一度のコミュニケーションですれ違いがあっても
また改善にはコミュニケーションが必須です

上司との会話、友人との会話、近所の人との会話…
空気を読むことが当たり前に求められる場面もあるのが現実です

その世間のあたりまえとのギャップに
混乱することがあります

また、感情のコントロールに苦手意識がある方もいます
失敗のダメージを強く感じてしまう…
強い自己否定に襲われる…
どうにもならない思いが、怒りに変わってしまう…
完璧主義やべき思考で自分を縛ってしまうイメージです

自分自身にも理想を抱きすぎてしまう
自分で決めたラインが越せなかったとき
自分はダメだと責めてしまう

マイナスに陥った時自己否定になることも多いです
社会全体の理解不足や偏見という問題もあります

発達障害というものが昔と比べてかなり浸透しました
ですが、まだ理解されない部分があります
配慮が十分とはいえなかったり理解不足など一概には言えませんが
社会全体としてみたときには多いなと感じます

就労の環境でも同じです
企業には、障害者雇用制度というものがあります
決められた割合の障害者雇用を義務付ける制度です

そのなかで定められている法定雇用率が(2024年現在)

  • 民間企業:2.5%
  • 国、地方自治体団体:2.8%
  • 都道府県等の教育委員会:2.7%

と定められています
実際の雇用率としては、2.33%
法定雇用率を達成している企業は
全体の50.1%となっています

雇用達成率の問題
雇用されても定着率が低かったり…
社会全体にもまだまだ課題があると言えます

4.フラッシュバックの基本対策 3選

フラッシュバックの対策をしていくためには
自己認識自己管理の能力が重要です

自己認識とは…
自分がどんな状態のときにフラッシュバックが起こるのか?
どんなできごとに反応してフラッシュバックが起こるのか?
フラッシュバックになると自分がどうなるのか

客観的に自己認識をするだけで視点が変わり
俯瞰して自分や物事を見ることができます

自己管理とは…
何をすれば調子が戻るのか
どうすれば予防できるのか
具体的な方法や対処を持って実行することです

理由が分からないまま苦しさが続くことは避けたいです
そのためには、嫌な感情と向き合うことが大事です

自分に合う方法を見つければ
劇的に改善されることもあります
ここでは、具体的な方法を2つご紹介します

【マインドフルネス】

「今」の瞬間に集中し
ありのままの感覚を受け入れる
効果として

  • ストレスの軽減
  • 怒りが収まる
  • 不安の軽減

「今」に集中するため過去や未来の不安と
距離を置くことができます

そのため、ストレスに対する考え方も変わります
自分の今の感覚にフォーカスを向けるため
意識的に切り替えができます

マインドフルネスのやり方

  • 座る、寝るなど楽な姿勢を取る
  • 深呼吸を心掛ける(鼻から吸い、口で吐く)
  • 呼吸に集中する

あまり深く考え、こうでなければならない
というものはありません
自分の楽な姿勢や時間で試してみてください

瞑想をしていて
別のことが思い浮かぶこともあるかもしれません
そんな自分も受け入れて
どんな自分でも
今の自分を感じてみてください

リフレーミング(認知行動療法)

簡単に言うと捉えなおしをして
良い捉えなおしをする視点に目を向けるということです

有名な例でいえば、コップに水が半分入っている例です
コップに入った水を
「半分しか」入っていないと取るか?
「半分も」入っていると取るか?

もちろん状況でも変わります
ですが、捉え方を変えれば違う見方ができます

「過去に嫌だと感じることがあった」
捉え方を変えるとは
そのできごとを自分にとって良い認知に変え
自分にとってよい方に考えるということです

仕事でミスをしたけど、アドバイスをもらえた…
もう同じミスはしないように学べた機会だった…
自分の苦手分野を知れた…

考え方によっては、前向きにも捉えられます

もちろんミスは誰でもしたくないですし
避けたいものです
ですができなかったことばかりで
自分を責めていては時間や労力がもったいないです

過去の嫌だったことは消えませんが
捉え方は変えられます
記憶を良かったことにも使ってあげることが大事です

また、日常生活の見直しや改善も効果的です

・朝起きたらまず日光を浴びる

朝起きて日光を浴びると、体内時計がリセットされます
日光をあびると幸せを感じるセロトニンという物質が分泌されます
うつや不安感を軽減する効果があるとされています

・スポーツをして体を動かす

スポーツには、ストレス解消、リラックス効果があります
まずは散歩、簡単な筋トレから始めることをお勧めします

・相談をする

誰かに相談をし、話すことで頭が整理されます
他者の意見をもらうことで、新たな気付きも生まれます
家族、支援機関などを頼ることが好ましいです

5.職場での具体的な対策

障害者雇用で働くと「合理的配慮」というものがあります
平等に働くための配慮を求めることです

障害者差別解消法で義務付けられたものです
合理的配慮は双方が納得し
調整のうえでおこなわれるものになります

求める配慮の例として、以下のものがあります

  • イヤーマフの着用

聴覚過敏などから、業務中にイヤーマフの着用を認める
イヤホンや耳栓なども含まれる場合があります

  • 定期的な面談

自己発信の苦手、不安などから面談の時間を作る

  • 指示の出し方の工夫

一度に複数の指示を出さない、手順書を作るなど

障害者雇用の際のポイントは
企業の負担が重すぎない範囲の対応をすることです

例えば、聴覚過敏がある方がイヤーマフを着用することは
負担がそこまで重くないとされます

ですが、一人で作業するための個室を増設して欲しい
といった配慮は企業によっては負担が重いと言えるでしょう

いずれにしても、企業と障害者の間で
話し合いで決める必要があります

障害のある求職者側は自己対処で歩み寄り
企業側は配慮を提供することで歩み寄ることが大事です
そうすることで、双方が納得したうえで
就労に繋げることができます

定期的に見直しをおこなうこともポイントです
配慮の内容や程度の変更などを話し合います
見直すことでより働きやすさが向上し
就労の定着にも繋がります

また、上司からフィードバックをもらうことが
対策にもなります
フィードバックの場としては
面談、業務の報告の際などがあります

フラッシュバック以外にも
業務に支障が出る場合は相談を依頼すると良いでしょう

メリットとして自分以外の
考えが得られることがあります
他者の考えやアドバイスを受けることで
捉え方が変わることもあります

自分よがりにならず
他者の意見と自分の意見の
折衷案を見つけてお互いの
折り合いをつけていくことが大切です

フラッシュバックとの関連性でいうと
今、目の前で起きているできごとではなく
過去にフォーカスが当たっていたところを、「今」に戻す
過去が今の活動に影響している場合に有効です

6.専門家の支援とリソースの活用【就労移行支援事業所】

私たちディーキャリア柏オフィスでは
就労移行支援事業所として
長く安定した就労への支援を一人一人に合わせておこなっています

フラッシュバックを含めた精神的な不調には
そもそもの認知特性にアプローチをすることが効果的です

事業所でも、専門的な療法を訓練に取り入れています
なかでも認知行動療法というものがあります

認知行動療法とは
認知と行動に働きかけ
ストレスを減らしていく心理療法のことです

認知とは、ものの捉え方や受け取り方のことです
人間は生きるうえで
なるべく楽観的な捉え方をするようにしています

ですが、極度なストレス状態のときは
その認知に歪みが生じてしまいやすいです

また、自動思考と呼ばれる瞬間的に浮かぶ考えがあります
これは人によって異なり
その人の経験や環境、気質によって違います

例えば、「自分はみんなから嫌われている」
という自動思考があるとします

そうすると、相手からたまたま目をそらされただけで
「この人は自分と話がしたくない」「避けているんだ」と
認知してしまうことがあります

根本の認知を和らげるとストレスを必要以上に感じずに
生活を送ることが期待できます

ディーキャリアでも訓練で取り入れているものとして

  • 【リフレーミング】
    別の視点や枠組みで考えて、物事を捉え直すこと
  • 【コントロールフォーカス】
    自分がコントロールできることに目を向けること
  • 【アンガーマネジメント】
    怒りの感情を適切にコントロールすること

訓練の他にも、面談などで支援員と対話することで
ケアをおこなうこともできます

就労支援事業所以外の支援機関

・障害者就業・生活支援センター

障がいのある方の職業的自立をサポートする機関です
相談支援をおこなっているため
就業面、生活面どちらも不安があれば
一緒に解決を考える事ができます

就職に向けての支援機関は
他にもあります
まずはお近くの行政やハローワークなどに
相談してみるのがよいと思います

7.当事者の声と成功事例

実はこの記事を書いている私自身も
フラッシュバックに悩まされています

ふとした時に思い出してモヤモヤしたり
頭の中の考えが止まらなくて脳が休まらないと感じます
そんな私が、実際に効果を感じた言葉を紹介します

母にフラッシュバックの相談をした際のこと

「嫌なことばかり抱えていたら自分の楽しいことがきたときに
思い切り楽しめなくなっちゃうよ。
お弁当だって、自分の嫌いなおかずばかり詰めていたら
好きなおかずが詰められなくなっちゃうでしょ?」

この言葉を言われたとき、すごくはっとしました
ここでいうお弁当とは、脳の容量のことでしょう

確かに、嫌だった思い出をいくら抱えていても
今は幸せにはなれません
しかも、嫌なことを考えるのはそれなりに体力がいります
そうすると、本当に好きなことを楽しむ体力が残らないです

過去のことを後悔できるのは
それだけ真っすぐ向き合っていた証拠です

ですが、過去にフォーカスを向けるのではなく
今からの未来にフォーカスを向けた方がいいと学びました

とはいえ、特性上完全になくすことは難しいです
この言葉をもらった今でも
思い出すことはしょっちゅうあります

ですが今は思い出したとしても「まぁ平気らしい」と
思いそこまで焦らなくなりました

焦る、興奮するなど感情が大きくなればなるほど
記憶に余計残りやすくなるので
「また思い出してしまったな」くらいで終わりにしています

これも認知行動療法と同じで
一日意識して変わるものではないです
思い出すたびに練習することが大事です

そうすると、自動思考も少しずつ変わっていくと思います

家族のサポート法として

相談に乗るときに意識していることをご紹介します
家族、支援機関の方が言っていたのが

  • 分かりやすい例え話を使う

実際に当事者の方の環境や立場に置き換えて
分かりやすく説明をすることです

「もしこういう状況だったら?」
「あのとき(同じような状況)はどういう風に思った?」

特性上、相手の立場で考えることが苦手な方もいます
自分の立場にまず立って考えられるようにしてあげると
案外納得がはやかったりします

  • 相手の思考に合わせる

相手の話すスピードに合わせる理解するスピードに合わせる
また、同じ語彙感で返すということです

例えば、簡単な言葉で話す相手には
こちらも簡単な言葉で伝えて
難しい言葉を使う相手には
こちらも難しい言葉で伝えるようにしています

なるべく誰にでもわかりやすい表現をしようして
専門用語などは避けると思います
逆に専門用語や難しい言葉を使う方は
思い切ってこちらも合わせた方が
相手も自分と同じだと感じて話しやすいし
相談を乗る方も思ったままストレートに言えて楽だったりします
相手が心地よいと思う会話に合わせることが大事です

  • 生育歴を知る

今は過去の積み重ねで成り立ちます
幼いころの悩みや心配事が
今の考え方に影響することも多いです

今の支援に繋げるためには
まず過去を知ることが大事です

支援者【スタッフ】の声として

当事業所【ディーキャリア柏オフィス】のスタッフにお話を聞きました
経験談として話していただいたことを全文ご紹介します

就職の支援をおこなっているスタッフとして
すごく難しいなと感じる部分は
・就職に対しての支援をおこなうのか
・本人の特性に対して支援をおこなうのかで

 すごく迷う部分があります

特性といっても
・障害による特性
・性格による特性
・認知による特性

また生活環境なども大きく影響することがあります

社会生活を送っていくということは
社会に合わせる部分
自分自身を合わせる部分
 そのバランスが大切になります

その中でフラッシュバックとして
記憶が関係して生じる問題は
本人のどの背景が起因して起きているのかを

本人がどのように自覚しているのか
本人がどのようにしていきたいのか

ということが大切なのかと感じます

抽象的な部分になりますが
本人がどのように捉えているのかが
大切なポイントだと思います

そのうえでどのような支援方法になるのかを
ご本人と検討して実施しています

まとめ

記事の内容でも触れた通り
発達障害のある方は脳の仕組みで
フラッシュバックが引き起こされることがあります

思い出すことがダメ、思い出さないことが正解と
自分の思考の中で完璧主義にならないことが大切です

また今から、切り替えられれば良いのです
過去をやり直して、不調になるのはもったいないです

過去は過去で、そのときの最善の選択を取ったはず
自分への期待のハードルを少しさげることで
楽になることもあります

自分が失敗だと思っていても
まわりはそれほど気にしていないこともあります

逆に他者から助けてもらうことで
他者の優しさに気付けるかもしれません

まずは自分の捉え方から変えてみませんか?
ぜひ、自分の気づかなかった良いことに目を向けてみてください

私は私として
どんな自分であろうとも
うまく自分と付き合っていきながら
今できることを積み重ねていき
素敵な未来を作り出したいです

作り出していきます

就労移行支援事業所【ディーキャリア柏オフィス】

ディーキャリア柏オフィスでは
発達障害やその他精神疾患などに対して、
専門スタッフによる第三者的な見解をお伝えできます

ディーキャリア柏オフィスでは就労移行支援事業所として
長期就労に向けて自立するための取り組みをおこなっています
福祉的視点と企業視点をバランスよく
一人ひとりに合う形で提供して
長期就労につながる形での支援をおこなっています

就労支援事業所ディーキャリア柏オフィスでは
日々の活動や実習などの体験を通じて
そういった特性に対しての認識や
対策や予防策をしっかりと明確にした上で
長期就労に結びつくための訓練を通じて
新しい世界観や価値観を学ぶ場所となります

ディーキャリア柏オフィスでは、
実際の職場の環境に近い状態で
合理的配慮の視点でも特性検証の視点でも
訓練を実施して長期就労を目指すことができます

あなた自身の働きたいを実現するために
効果のある方法や対策などを実施することができます
3つのコースを通じてそれぞれの特性に合う方法を伝えています

各コースの詳細は下記よりご確認ください。
3つのコースだけではなく他の取り組みも実施しています

オフィスの詳細や雰囲気を知りたい方はこちらをご覧ください

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【就労移行支援事業所 ディーキャリア 柏オフィス 】の説明

ディーキャリア柏オフィスは、千葉県柏市「柏駅」にある就労移行支援事業所です
発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
自分の価値観や適職を見極める「やりがいを見つけるためのカリキュラム」で
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  67. 「集中力が続かない…。」ADHD傾向のある人がミスをなくす方法

  68. 「感覚過敏と聴覚過敏」大人の発達障害がストレスの原因になってしまった時の対策

  69. ADHD先延ばしクセの理由と改善策「すぐにやる」に変える4つのステップとは

  70. 就労移行支援事業所ディーキャリアのコース【ワークススキルコース】

  71. 就労移行支援事業所ディーキャリアのコース【リクルートコース】

  72. 就労移行支援事業所ディーキャリアのコース【ライフスキルコース】

  73. 発達障害(ADHD、ASD、SLD)、精神障害と障害年金【受給された事例を紹介】

  74. 【自閉症スペクトラム障害(ASD)のこだわり|診断基準】

  75. うつ病や繊細さん(HSP)適応障害対策や発達障害との関係性|二次障害の事例

  76. 聴覚過敏とその対策をご紹介

  77. 大人の発達障害「目がチクチク」「室内にいてもまぶしい」そんな視覚過敏とその対策 3選

  78. ADHD(注意欠如・多動性障害)の障害特性がある人の向いている仕事・向いていない仕事

  79. 「人の気持ちが分からない」大人の発達障害の特性によるものかもしれない|原因と対処法

  80. 【発達障害キレる理由は意味がわからない事にあった。解決策は】

  81. 【ADHD】の障害特性がある方の適職や向いている向いている仕事は○○だった!!

  82. 自分を理解して、人の気持ちを理解する

  83. 「体幹と運動と発達障害」姿勢がフラフラするのは脳機能に原因があるかも

  84. 「大人の発達障害と記憶力」ワーキングメモリに負担をかけない3つの方法

  85. 「ゲームがやめられない大人!もしかしたら発達障害かも!ゲーム依存とネット依存」

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