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ASD・ADHDと上手に付き合う:セルフチェックと具体的対策マニュアル

最近発達障害の診断をされてしまった
・診断を受けているわけではないが発達障害かもしれないと感じている
・発達障害を持つ家族や友人をサポートしたいと考えている
・職場で長期就労を目指しているが長く働きづづけられない

今回は、発達障害
(特に自閉症スペクトラム障害(ASD)と注意欠如・多動性障害(ADHD))に関する理解を深め
これらの障害を持つ人々が社会と職場での
成功を遂げるための支援を提供することを目的としています

発達障害を持つ個人、その家族、友人、同僚、また教育者や雇用主など
彼らのニーズに応じた具体的な情報と実践的な取り組みを就労支援のスタッフとして
お伝えしていきます

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ディーキャリア柏オフィスの発達障害サポーターの大松です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた訓練プログラムを提供している
就労移行支援事業所です

発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害(うつ病、双極性障害、適応障害、パニック障害など)のある方などが在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています

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目次
1.発達障害(ASD、ADHD)とは
2.発達障害のセルフチェックについて
3.発達障害の診断プロセスの理解
4.発達障害と職場環境
5.就職支援と職業訓練
6.対応・対策マニュアル
7.実例と就労移行支援事業所でおこなうこと
8.発達障害(ASD,ADHD)セルフチェックと診断|障害特性に対しての対応対策マニュアルと実例まとめ

1.発達障害(ASD、ADHD)とは

発達障害ってどんな障害?
発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。

厚生労働省発達障害理解のためにからの参照 https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html

日本の法律上の定義は上記の内容になります

定義ではあと2つあり
世界保健機関World Health Organization(WHO)の定義だと

ICD-10の発達障害
ICD-10には「心理的発達の障害Disorders of psychological development」というグループ名があり、以下に示す心理的発達の障害の3つの特徴は、発達障害の定義として教科書等にしばしば引用される。

1.発症は乳幼児期あるいは小児期であること
2.中枢神経系の生物学的成熟に深く関係していること
3.精神障害の多くを特徴づけている寛解や再発がみられない、固定した経過であること

心理的発達の障害は「会話および言語の特異的発達障害」「学力の特異的発達障害」「運動機能の特異的発達障害」「混合性特異的発達障害」「広汎性発達障害」「他の心理的発達の障害」で構成されており、「精神遅滞 mental retardation」や「多動性障害」は含まれていない。

DINF 障害保健福祉研究情報システム からの引用

もう1つがアメリカの精神医学会が定義づけている「DMS-5」があります
世界的には最も活用されている定義の1つになります

2013年刊行のDMS-5では「神経発達障害Neurodevelomental Disorders」というグループ名が新たに提唱されている。神経発達障害はDMS‐Ⅳの「通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断される障害」から、以下の障害群が抜き出されて構成さている。

・知的障害(知的発達障害)
・コミュニケーション障害
・自閉症スペクトラム障害Autism Spectrum Disorder(以下、ASD)
・注意欠如・多動性障害AttentionDeficit/Hyperactivity Disorder(以下、ADHD)
・特異的学習障害
・運動障害
・チック障害
・他の神経発達障害

DSM-5は神経発達障害を以下のように解説している。
1.発達期に起源をもつ病態群であり、この障害は通常発達期早期(多くは就学前)に顕在化する。
2.この障害は、個人としての機能・社会的な機能・学業あるいは職業機能に障害を生じるような、発達的欠如(developmental deficits)で特徴づけられる。

神経発達障害には、ICD-10心理的発達の障害の3番目の項目「寛解や再発がみられない、固定した経過であること」に相当する記載がなく、寛解例の存在するチック障害やADHDも神経発達障害に含められている。

DINF 障害保健福祉研究情報システム からの引用

発達障害に分類されている中2つを紹介します

ASD(自閉症スペクトラム障害)

ASDは、社会的コミュニケーションと相互作用の困難
限定的で反復的な行動や興味のパターンによって特徴づけられる発達障害です

ASDのスペクトラムは広範で、軽度のものから重度のものまで含まれます
自閉症スペクトラム障害の人々は、しばしば独特の学習スタイルと知覚の仕方を持っており
独自の強みと課題を有しています

ADHD(注意欠如・多動性障害)

ADHDは、注意力の不足、衝動性、過剰な活動性によって特徴づけられる障害です
ADHDのある人々は、タスクや活動に集中することが困難であり
しばしば急な衝動に駆られた行動を取ることがあります

また、過度に動き回る傾向があり、落ち着きがないことが多いです

2. 発達障害のセルフチェックについて

発達障害の理解には、まず自己認識が重要です
セルフチェックは、自分自身や周りの人々が発達障害の兆候を識別するのに役立つツールです

このセクションでは、ASDとADHDの主な特徴を探り
セルフチェックの方法とその結果の解釈について説明します

ASD(自閉症スペクトラム障害)おもな特徴

・社会的コミュニケーションの困難
対話の際に非言語的手がかりを読み取ることが難しい、または対人関係を築くのが困難
・限定的な興味と反復的な行動
特定の対象や活動に対して強いこだわりを見せることがある
・ルーチンへの強い依存
日常の変化に対して極端な不安を感じることがある
・感覚過敏
音、光、触覚など特定の感覚刺激に対して過敏反応を示すことがある

ADHD(注欠如・多動性障害)主な特徴

注意の散漫
タスクに集中するのが難しく、容易に気が散る
・衝動性
考える前に行動してしまう傾向があり、しばしば危険や不適切な行動を引き起こす
・多動
過剰な活動性を示し、静かに座っているのが困難
・タスク完遂の困難
計画立てやタスクの完了に苦労する

セルフチェックの方法と注意点

セルフチェックは、自分自身の行動や感情を観察し、上記の特徴に該当するかを評価するプロセスです。この際には以下の点に注意してください

1.正確な情報:信頼できるソースからのチェックリストや質問票を使用する
2.客観的な観察:自己評価は主観的になりがちなので、客観的な観察が重要
3.全体的な評価:特定の行動や特徴だけではなく、全体的なパターンを見る
4.他者の意見:可能であれば、家族や友人の意見も参考にする


またあくまでの自己理解のためのツールになります
自己理解のために入口だということを念頭においてください
以下の点に留意しておこなってください

診断ではない:セルフチェックは公式な診断ではなく、専門家による評価が必要
個々の違い:発達障害は個人差が大きい。同じ特徴でも表れ方は人それぞれ異なる
専門家の相談:セルフチェックで障害の可能性があると思われる場合は、専門家に相談することが重要

発達障害(ASD,ADHD)セルフチェックからその後の進め方

発達障害の診断を受けるためにステップ

  1. 初期の認識:セルフチェックや家族、友人からのフィードバックを通じて、発達障害の可能性に気づく
  2. 情報収集:発達障害についての情報を集め、理解を深める。この段階では、インターネット、図書、支援団体からの情報が役立つ
  3. 医療提供者へのアプローチ:家庭医や一般医からの紹介を求める。彼らは適切な専門家への道を案内してくれる
  4. 専門家への予約:発達障害の診断と評価をおこなうことができる専門家(心理学者、精神科医、発達障害専門医など)との予約を取る

セルフチェックができるサイト紹介

生きづらさを、生きやすさに
大人の発達障害ナビ

https://www.otona-hattatsu-navi.jp/self-check/

医療法人 和楽会 
セルフチェック (大人の発達障害)
https://fuanclinic.com/selfcheck_dd/

大人の神経発達症.JP 心の地図の歩き方
神経発達症(発達障害)セルフチェック
https://xn--u9jy52g0ehtz3atza30khriw74b.jp/self-check/

一般財団法人 河田病院 
ADHDのセルフチェック
https://www.kawada.or.jp/self_check/developmental_disorder/

銀座心療内科クリニック
ASDのセルフチェック
https://www.ginza-pm.com/selfcheck_asd.html

上記サイトは「発達障害セルフチェック」というワードで検索をした際の
上位5つのサイトを掲載しております

3.発達障害の診断プロセスの理解

発達障害の理解には、まず自己認識が重要です
セルフチェックは、自分自身や周りの人々が発達障害の兆候を識別するのに役立つツールです

セルフチェックはあくまでも診断とは別の視点での解釈になるので
セルフチェックを行い、発達障害の傾向があり
あなた自身診断をされて明確にしたい場合、医師の評価が必要になります

医師、専門家による評価と診断

  1. 臨床面接:専門家による詳細な医歴の聴取、症状に関する質問
  2. 行動観察:社会的相互作用、コミュニケーション、行動パターンを観察
  3. 心理的・神経発達的評価:標準化されたテストを用いて、認知能力、注意力、記憶、言語能力、実行機能などを評価
  4. 全体的な評価:医学的評価、家族歴、教育的背景なども含めた総合的な評価

病院やクリニックによって異なることはありますが
さまざまな検査をおこない診断をしていきます

その後、服薬の有無やどのような対応をしてくのかは
一人ひとり異なります

また検査結果によって、診断されるのか、診断されないのかが決まります
専門家の医師が決めることになります

診断後のサポートとリソース

  1. 診断の受容:診断結果を理解し、受け入れることが重要 この段階での感情の動揺は自然なこと
  2. 教育とサポート:専門家や支援団体からの教育プログラム、カウンセリング、サポートグループの利用
  3. 就労支援サービス:就労移行支援事業所や職業リハビリテーションサービスの利用
  4. 個別のニーズに合わせた計画:教育、職業、日常生活における個別のニーズに合わせた計画の策定

診断は、発達障害を持つ個人が自分自身とその環境を理解し
適切なサポートを受けるための重要な一歩です

正確な診断には時間がかかることがありますが
適切な評価とサポートがあれば
発達障害のある人々も豊かで充実した人生を送ることができます

4.発達障害と職場環境

職場は多様な能力と個性が交差する場であり
発達障害を持つ方にとっては特に挑戦的な環境となり得ます

このセクションでは、職場での障害特性が及ぼす影響と
ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠如・多動性障害)を
持つ人々のための職場環境の配慮について探ります

職場での障害特性の影響

発達障害を持つ人々は、職場で以下のような困難に直面することがあります

  1. コミュニケーションの障壁
    ASDを持つ人々は、非言語的なコミュニケーション(身振り、表情)の理解や対人関係の構築で困難を感じることがあります
  2. 集中力の問題
    ADHDを持つ人々は、長時間の集中を維持するのが難しく、タスクの完遂に苦労することがあります
  3. 感覚過敏
    ASDを持つ人々は、職場の騒音や照明などの感覚的な刺激に敏感であることが多く、これがストレスや不快感につながることがあります
  4. 社会的相互作用の難しさ
    グループでの作業や社内イベントに参加することが、ASDやADHDを持つ人々にとってストレスの原因になることがあります

これらの障害特性は、職場でのパフォーマンスや対人関係に影響を与え
職場の不安や緊張を増加させる可能性があります

ASD、ADHDの人のための職場環境の配慮

職場は、発達障害を持つ人々に対して以下のような配慮をすることで
当事者の方が快適に働けるようサポートできます

  1. 柔軟なコミュニケーション方法の提供
    書面によるコミュニケーションや、1対1でのミーティングを増やすことで、コミュニケーションの障壁を減らすことができます
  2. 静かな作業スペースの提供
    騒音や視覚的な刺激が少ない環境を提供することで、集中力を高めることができます
  3. クリアで一貫した指示
    タスクの指示を明確にし、必要に応じて細分化することで、タスク完遂のサポートを提供できます
  4. 適応的な仕事のスケジュール
    柔軟な勤務時間や休憩時間の調整をすることで、個々のニーズに対応できます

オープン就労(障害を開示しての働き方)をする時は
障害を持つ人でも働きやすい環境や状況を作る義務が会社側にあります

基本的な考え方
全ての事業主は、法第36条の2から第36条の4までの規定に基づき、労働者の募集及び採用について、障害者(身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)があるため、長期にわたり、職業生活に相当の制限を受け、又は職業生活を営むことが著しく困難な者をいう。以下同じ。)と障害者でない者との均等な機会の確保の支障となっている事情を改善するため、労働者の募集及び採用に当たり障害者からの申出により当該障害者の障害の特性に配慮した必要な措置を講じなければならず、また、障害者である労働者について、障害者でない労働者との均等な待遇の確保又は障害者である労働者の有する能力の有効な発揮の支障となっている事情を改善するため、その雇用する障害者である労働者の障害の特性に配慮した職務の円滑な遂行に必要な施設の整備、援助を行う者の配置その他の必要な措置を講じなければならない。ただし、事業主に対して過重な負担を及ぼすこととなるときは、この限りでない。

合理的配慮指針 厚生労働省 

5.就職支援と職業訓練

就職は、特に発達障害を持つ人々にとって大きな挑戦です
適切な支援と訓練を受けることは、彼らが職場で成功し
継続的に雇用を維持する上で不可欠です

このセクションでは、就労移行支援事業所が提供するサービス
個別のニーズに応じた職業訓練、そして実際の就職支援事例について詳しく見ていきます
※「職業訓練校」とは異なります

就労移行支援事業所の役割とサービス

就労移行支援事業所は、発達障害を持つ個人が職場環境に順応し
継続的な雇用を得るための重要な役割を果たします
こうした事業所が提供するサービスには以下のようなものがあります

  1. キャリアカウンセリング:個人の興味、能力、職業的目標を理解し、適切な職業選択をサポートします
  2. 職業スキルの訓練:基本的な職業スキル、たとえばコンピューター操作、コミュニケーションスキル、タイムマネジメントなどの訓練を提供します
  3. 職場適応訓練:実際の職場環境に近い設定での訓練を通じて、職場で求められる行動や社会的スキルを学びます
  4. 就職活動の支援:履歴書の作成、面接技術の訓練、求人の検索と応募のアシストをおこないます

これらのサービスは、発達障害を持つ人々が職場で成功するための基盤を築くのに役立ちます

個別のニーズに合わせた職業訓練

個々のニーズに合わせた自己理解訓練や職業訓練やは、発達障害のある方が
社会に適応する働き方をする上で重要です
このような訓練には以下のような特徴があります

  1. 個別化されたアプローチ:各個人の特定の強み、興味、挑戦領域に焦点を当てたアプローチ
  2. 柔軟な学習方法:視覚的、聴覚的、実践的な学習方法を組み合わせ、多様な学習スタイルに対応します
  3. リアルワールドのシミュレーション:実際の職場環境を模倣した訓練を通じて、実際の職場で直面するであろうシチュエーションへの対応能力を高めます
  4. 進行性のある訓練計画:基本的なスキルから始め、徐々により複雑なタスクやスキルへと移行します

これらの訓練は、発達障害を持つ個人が自信を持って職場に参加し、自らの能力を最大限に発揮するのに役立ちます

実際の就職支援事例紹介

たとえば、ASDを持つ方の場合
就労移行支援事業所での訓練を経て、IT企業においてデータ分析の職に就きました
就労移行支援事業所での自己理解と自身の特性に対しての対策をしたうえで
職業スキルの訓練と職場適応訓練を受け
面接の準備と履歴書の作成をサポートされました

就職後も、事業所からの継続的なサポートを受けることで
新しい職場環境にスムーズに適応し、自分の能力を発揮しています

このような事例は、適切な支援と訓練がどのように発達障害を持つ方の
職業生活にプラスの影響を与えるかを示す良い例です
発達障害を持つ人々は、適切なサポートがあれば
多様な職業分野で成功し、貢献することができます

6.対応・対策マニュアル

発達障害を持つ方が職場で安定した満足のいく生活を送るためには
自己認識を高め、適切な自己対応戦略を身につけることが不可欠です

このセクションでは、発達障害を持つ方が職場で実践できる対応策
ストレス管理の技術、そしてコミュニケーションおよび社会的スキルの向上に焦点を当てています

発達障害を持つ人のための職場での対応策

  1. 環境の整理
    職場の物理的な環境を整え、集中しやすい環境を作ります
    たとえば、騒音を遮断するヘッドフォンの使用や、目に優しい照明の確保などが挙げられます
  2. タスク管理
    仕事のタスクを小さなステップに分割し
    チェックリストやスケジュールを用いて管理します
    これにより、タスクの完了が容易になり、忘れるリスクを減らすことができます
  3. 休憩の設定
    定期的な短い休憩を取ることで、集中力を維持し
    ストレスを軽減します。休憩中には、軽いストレッチや散歩をすることが有効です
  4. 自己肯定
    自分自身の強みと挑戦点を理解し、自己肯定の姿勢を保つことが重要です
    自分の能力を過小評価しないように心掛けます

ストレス管理と自己認識の重要性

ストレスは、特に発達障害を持つ人々にとって大きな影響を与える要因です
ストレスを効果的に管理し、自己認識を高めることは、職場での成功に不可欠です

  1. ストレスの源を特定
    ストレスの原因を特定し、それに対処する戦略を立てます
    たとえば、過剰なワークロードや人間関係の問題などが挙げられます
  2. リラクゼーション技術
    深呼吸、瞑想、ヨガなどのリラクゼーション技術を実践し
    ストレスレベルを下げることが有効です
  3. 自己認識の向上
    自分自身の感情や反応を理解し、ストレスのサインに気づくことが重要です
    これにより、適切なタイミングで対処することができます
  4. プロフェッショナルなサポート
    必要に応じて心理療法士やカウンセラーのサポートを求めることも重要です

コミュニケーションと社会的スキルの向上

発達障害を持つ人々は、コミュニケーションや社会的スキルの面で特有の課題を抱えることがあります。以下の戦略を取り入れることで、これらのスキルを向上させることができます。

  1. アサーティブなコミュニケーション
    自分の意見やニーズを、尊重しつつ明確に伝えるアサーティブなコミュニケーションを学びます
  2. 社会的な手がかりの理解
    非言語的コミュニケーション(身振り、表情)を理解し、適切に反応する練習をします
  3. ロールプレイとシミュレーション
    具体的な社会的状況を模擬し、ロールプレイを通じて適切な対応を練習します
  4. フィードバックの活用
    他人からのフィードバックを受け入れ、自己改善に活かします

これらの対策を実践することで
発達障害を持つ人々は職場でのコミュニケーションと社会的相互作用を改善し
より効果的に働くことができます

7.実例と就労移行支援事業所(ディーキャリア柏オフィス)でおこなうこと

令和3年 就労移行支援事業所のみの事業所数は明確になっておりません

※「障害者支援施設等」
概要 施設に入所する障害者に対し、入浴や排泄、食事などの介護、また、生活などに関する相談や助言、その他の必要な日常生活上の支援(施設入所支援、生活介護、自立訓練、就労移行支援など)を
おこなう施設です

就労移行支援事業所を含む「障害者支援施設等」の数は
厚生労働省の令和3年のデータでは5584件になります
その中で就労移行支援事業所は3000か所以上と言われています

「就労移行支援事業」といっても運営しているところによって
それぞれの特色があるので
利用を検討している方は見学や体験をしていくことがよいでしょう

ディーキャリア柏オフィス7つの特色

1.障害特性への工夫:プログラムは各個人の障害特性に合わせたサポートを提供しています
2.適職の発見:「あなたらしいキャリア」の実現をサポートするためのプログラムを提供
3.高い職場定着率:2021年度の実績として、就職後の職場定着率が92.2%
4.多数の掲載求人:2022年10月時点で全国で6,757件の求人が掲載されています
5.全国に拠点:2023年10月1日時点で全国に94の拠点が存在
6.発達障害の特性に対するサポート:働き続けるためのプログラムややりがいを見つけるためのカリキュラムを提供
7.3つのコース提供:ライフスキルコース、ワークスキルコース、リクルートコースの3つのステップでサポート

実際におこなわれている訓練内容

「なりたい」「やりがい」「できる」をコンセプトとして
自己理解と特性に対しての対処
スキルをつけていくこと
就職活動という形でさまざまな形で
あなたの長期就労に向けての「訓練」をおこなっていきます

就職先や目指すゴールを明確にするための
あなた自身の情報整理、特性に対しての対策、コミュニケーションスキルを
実際に体験、経験しながら
自己成長につなげていただくためのコンテンツを進めていきます

詳細は、一度体験や見学をしていただけると
わかりやすいと思います

8.発達障害(ASD,ADHD)セルフチェックと診断|障害特性に対しての対応対策マニュアルと実例まとめ

  • セルフチェックと診断
    発達障害の自己認識を高めるために、ASDとADHDの主要な特徴を理解し、セルフチェックを実施。その結果を基に専門家による評価と診断を受ける
  • 職場環境への対応
    職場での障害特性による影響を理解し、ASDやADHDの人々に対する配慮やサポートを提供
  • 就職支援と職業訓練
    就労移行支援事業所の役割とサービスを活用し、個別のニーズに応じた訓練を受ける
  • 自己対応・対策マニュアル
    発達障害を持つ人々のための職場での対応策、ストレス管理、コミュニケーションと社会的スキルの向上について学ぶ
  • 実例と事例研究
    成功事例や具体的な対策例を通じて、発達障害を持つ人々が職場での課題にどのように対処し、成功を収めているかを学ぶ

ディーキャリア柏オフィス|就労支援事業所

ディーキャリア柏オフィスでは
発達障害やその他精神疾患などに対して、
専門スタッフによる第三者的な見解をお伝えできます

ディーキャリア柏オフィスでは就労移行支援事業所として
長期就労に向けて自立するための取り組みをおこなっています
福祉的視点と企業視点をバランスよく
一人ひとりに合う形で提供して
長期就労につながる形での支援をおこなっています

就労支援事業所ディーキャリア柏オフィスでは
日々の活動や実習などの体験を通じて
そういった特性に対しての認識や
対策や予防策をしっかりと明確にした上で
長期就労に結びつくための訓練を通じて
新しい世界観や価値観を学ぶ場所となります

ディーキャリア柏オフィスでは、
実際の職場の環境に近い状態で
合理的配慮の視点でも特性検証の視点でも
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3つのコースを通じてそれぞれの特性に合う方法を伝えています

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【就労移行支援事業所 ディーキャリア 柏オフィス 】の説明

ディーキャリア柏オフィスは、千葉県柏市「柏駅」にある就労移行支援事業所です
発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
自分の価値観や適職を見極める「やりがいを見つけるためのカリキュラム」で
就職後職場定着率100.0%(2021年度実績)を実現しています

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  53. ADHD|我慢ができない本当の理由は【○○機能】に原因があった!対処法3つのポイント

  54. 【発達障害かも!アーティスト|枠にはまらない発想を活かす「fukase」「藤井風」】

  55. 空腹や満腹に気づけない摂食障害セルフモニタリングが苦手な発達障害|2つの関係と対策

  56. 【家族・支援者向け】発達障害(ASD・ADHD)の対応「排除と配慮という本音と建て前」

  57. 【ADHDストレスコーピング(対処)効果的な3つの対処法】

  58. 「大人の発達障害 無料相談のお知らせ」 ディーキャリア柏オフィス

  59. 「集中力が続かない…。」ADHD傾向のある人がミスをなくす方法

  60. 「感覚過敏と聴覚過敏」大人の発達障害がストレスの原因になってしまった時の対策

  61. ADHD先延ばしクセの理由と改善策「すぐにやる」に変える4つのステップとは

  62. 就労移行支援事業所ディーキャリアのコース【ワークススキルコース】

  63. 就労移行支援事業所ディーキャリアのコース【リクルートコース】

  64. 就労移行支援事業所ディーキャリアのコース【ライフスキルコース】

  65. 発達障害(ADHD、ASD、SLD)、精神障害と障害年金【受給された事例を紹介】

  66. 【自閉症スペクトラム障害(ASD)のこだわり|診断基準】

  67. うつ病や繊細さん(HSP)適応障害対策や発達障害との関係性|二次障害の事例

  68. 聴覚過敏とその対策をご紹介

  69. 大人の発達障害「目がチクチク」「室内にいてもまぶしい」そんな視覚過敏とその対策 3選

  70. ADHD(注意欠如・多動性障害)の障害特性がある人の向いている仕事・向いていない仕事

  71. 「人の気持ちが分からない」大人の発達障害の特性によるものかもしれない|原因と対処法

  72. 【発達障害キレる理由は意味がわからない事にあった。解決策は】

  73. 【ADHD】の障害特性がある方の適職や向いている向いている仕事は○○だった!!

  74. 自分を理解して、人の気持ちを理解する

  75. 「体幹と運動と発達障害」姿勢がフラフラするのは脳機能に原因があるかも

  76. 「大人の発達障害と記憶力」ワーキングメモリに負担をかけない3つの方法

  77. 「ゲームがやめられない大人!もしかしたら発達障害かも!ゲーム依存とネット依存」

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