うつ病対策の重要性|働くために必要な事と大人の発達障害との関係
「うつ病」は世界中で数百万人が経験する精神疾患です
それは単なる悲しみや落ち込みではなく、深刻な健康問題です
うつ病の症状は、持続的な悲しみや無関心
エネルギーの喪失、睡眠障害、集中力の欠如など
日常生活に大きな影響を及ぼします
しかし、多くの場合
うつ病を抱える人々は、社会的な場で明るく振る舞い
自分の真の感情を隠すことで苦悩を内に抱え込んでいます
これは、社会的な期待や周囲の誤解からくる圧力によるもので
当事者の方の心の負担をより重くすることになります
このブログを通じて、私たちはうつ病についての理解を深め
それを抱える人々が直面する独特の課題を明らかにし
当事者の方が必要とするサポートを提供する方法について考えていきます
※今回の記事は当事情所の利用していただいている利用者と
共同でライティングをおこなっています
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ディーキャリア柏オフィスの発達障害サポーターの大松です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた訓練プログラムを提供している
就労移行支援事業所です。
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害(うつ病、双極性障害、適応障害、パニック障害など)のある方などが在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています
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目次
うつ病の基本知識
うつ病の最も顕著な症状は
持続的な憂鬱な気分や喪失感です
これらの感情は日常生活のあらゆる側面に影響を及ぼすことがあります
他の一般的な症状には以下のものがあります
- 持続的な悲しみや無関心
長期間にわたる憂鬱な気分や、日常の活動に対する関心の喪失 - 疲労感とエネルギーの低下
日常的な活動をおこなうことが困難になるほどの疲れや力のなさ - 睡眠障害
過剰な睡眠や不眠症を含む、睡眠パターンの変化 - 食欲の変化
食欲不振や過食が見られることがある - 集中力の欠如
仕事や学業に集中することが難しくなる - 自己価値の低下
過度の自己批判や無力感 - 不安やイライラ
通常以上に感情的になること - 身体的症状
説明がつかない頭痛や胃痛など
これらの症状は個人によって異なり
病気の重症度によっても変わります
これらの症状が2週間以上続く場合うつ病の可能性が高まります
ただし、これらの症状は他の医療状態や
薬の副作用によるものである可能性もあるため専門家の診断が重要です
うつ病の一般的な症状と原因
うつ病の原因は多岐にわたり
生物学的、心理的、環境的要因が複雑に絡み合っています
一部の要因には以下のようなものがあります
遺伝的要因
家族にうつ病の歴がある場合、リスクが高まります
生化学的不均衡
脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで
うつ状態を引き起こすことがあります
ホルモンの変化
産後のホルモン変動や甲状腺問題など
体内のホルモンバランスの変化が影響を及ぼすことがあります
心理社会的ストレス
失業、愛する人の死、離婚など
人生の重大な変化やストレスが原因となることもあります
既存の精神的問題
不安障害や物質乱用など
他の精神的問題がうつ病を引き起こすことがあります
うつの診断について
うつ病の診断は通常、精神科医や心理学者によっておこなわれます
診断過程には、患者の症状、医療歴
家族歴などに関する詳細なインタビューが含まれます
時には、身体的健康状態を評価するための医学的検査がおこなわれることもあります
うつ病の治療法
薬物療法
抗うつ薬は脳内の化学物質のバランスを改善することにより
症状を軽減します
心理療法
認知行動療法や対人関係療法など
患者の思考パターンや行動を変えることを目指します
ライフスタイルの変更
運動、栄養バランスの良い食事
十分な睡眠などが重要です
サポートグループ
同じ悩みを持つ人々との交流を通じて
経験を共有し、相互サポートを受ける
うつ病の治療は個人によって異なります
適切な治療計画は患者の症状
個人的なニーズ、医療歴に基づいて決定されるべきです
重要なのはうつ病は治療可能な疾患であり
適切なサポートと治療を受けることで
多くの人が症状の改善を体験できるということです
社会的な期待と自己隠蔽の影響
社会的な期待と自己隠蔽は
うつ病の悪化を招く可能性があります
自分の感情を正直に表現できない状況は
孤独感や孤立感を生み出し
うつ病の症状をさらに深刻化させることがあります
さらに、治療の遅れや適切なサポートの欠如は
回復の過程に悪影響を及ぼします
内面の緊張とストレスの増加
真の感情を隠すことは、内面的な緊張とストレスを引き起こします
このような状況はうつ病の症状を増幅させ
心の健康をさらに損なうことにつながります
社会的サポートの欠如
うつ病を隠すことは
必要なサポートや共感を得る機会を減少させます
孤立感を強め自己治療の難しさを増加させることになります
自己認識の歪み
長期にわたって自分の真の感情を抑制することは
自己認識の歪みを引き起こし
自己価値感の低下や自己否定の感情を生み出すことがあります
うつ病と発達障害の関連
二次障害とは発達障害等の一次障害を原因とし
周囲からの理解を得づらい環境で何度も注意される
心苦しい経験をすることでうつ病、不安障害
ひきこもり等の症状が発生している状態を指します
発達障害から生ずる二次障害は
周囲の理解が乏しいことで起こるケースが多い傾向にあります
しかしながら必ずしも二次障害を発症するとは限りません
発達障害の特性とうつ病のリスク
●相手の表情や態度を読み取ることに苦手意識がある
●曖昧な指示や見通しの立たない状況での不安が強い
●お世辞や皮肉、冗談などが理解できずに言葉の定義どおりに捉える
●「悲しい」「困った」「イライラ」などのネガティブな感情への
表現方法に迷いパニック状態に陥ってしまう
発達障害の特性が要因になり
他者とのやり取りの中で認識のズレが生じてしまい
コミュニケーションの中でネガティブなできごとが
何度も起こってしまうことで
うつ病へのリスクが高まってしまうことがあります
うつ病の対策とサポート
うつ病の原因や要因はさまざまです
一度うつ病の症状が出てしまうと
再発する傾向が高くなります
うつ病の再発防止のために対策と必要なサポートを
意識的におこなっていくことがうつ病の再発防止につながります
□栄養バランスの良い食生活をおこなう
偏食や拒食、過食気味であると
ストレス及び栄養障害により抑うつ症状
不安感等が悪化することが指摘されています
□自身に合ったリラックス法を見つける
ストレッチやヨガ、ウォーキング、趣味など
ただし、自分の体調を第一にすること
無理は禁物です
□人付き合いは無理をせずに自然体で
自然体でとはいうものの
ご近所や職場の方に対して付き合いを拒否するわけにはいきません
しかしながら、友人関係について
「だれとでも仲良くしなければならない」などと思うより
「どうすれば自分が落ち着いて過ごせるか」を念頭に置くと
いつか思いを分かち合える友人に出会えるはずです
□目を閉じて小休止
5分程目を閉じているだけでも脳内情報が整理されていきます
コツは目を閉じると同時に何も考えず、ぼーっとすること
□休日の終わりに後悔しない
「今日はせっかくの休みをだらだら過ごしてしまった」など
後悔をしたことはありませんか
1日が嫌な気持ちのまま終わってしまうと
自律神経のバランスが崩れ次の日以降の活動に
マイナスな影響を与えかねません
その為休みの日に必ずやることを決め
それに取り組む時間を決めます
例えば、『体を動かす時間を10分作る』
『片付けの時間を15分設ける』など
計画を立てて実行する
これらを習慣化することにより休日を後悔のないものにしましょう
発達障害が関係しているかもと思った時のサポート
発達障害に詳しい精神科を選ぶことも重要です
以下の①~⑤の2つ以上に該当していれば
信頼できる医師と判断してよいでしょう
①環境調整の手配をしてくれる
②治療方針を明確に示してくれる
③具体的な指示を出してくれる
④患者の話をよく聞いてくれる
⑤人間的な温かみがある
家族も一緒に受診するのが好ましい
家族に理解してもらうことで辛い思いをしたときに
相談しやすい、患者自身の情報よりも
客観的な情報が得られる為的確な診断が可能です
障害者就業・生活支援センターについて
障害者就業・生活支援センターは
障害者の(職業)生活における自立を図る為
雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携のもと
障害者の身近な地域において就業面及び生活面における
一体的な支援をおこない雇用の促進及び安定を図ることを
目的として全国に設置されています
センターによっては、説明会や電話相談など実施している場所もあります
スタッフが自宅や職場などに出向いて
相談に応じることができる場合もある為
気兼ねなく現状の悩みを伝えられるのが心強いです
就労支援事業所について
就労支援事業所とは
障害者や難病の方々が一般企業への就職や
地域の中で安定的に働けるようになることを目指し
就労に向けた支援を行う施設です
主な支援内容
・就労計画の作成
個々の利用者の能力や希望に合わせた就労計画を作成します
・就労に必要な知識やスキルの習得
パソコン操作、事務処理、接客、軽作業など、さまざまな分野の訓練をおこないます
・就職活動の支援
履歴書・職務経歴書の作成、面接対策
企業とのマッチングなどをおこないます
・職場適応訓練
実際に企業でインターンシップをおこない
職場環境に慣れるための訓練をおこないます
・就職後の定着支援
就職後も定期的に連絡を取り
職場での悩み相談や必要に応じて助言をおこないます
・就労支援事業所の種類
就労支援事業所には、大きく分けて2種類あります
①就労移行支援事業所
一般企業への就職を目指す方を対象とした事業所です
利用期間は、原則として2年間です
利用対象者
障害者手帳を持っている方
精神障害者保健福祉手帳を持っている方
発達障害者支援法に基づく指定障害者診断書を持っている方
難病の方
利用料金
世帯所得によって利用料金がことなります
ディーキャリア柏オフィスでは8割程度の方が無料で利用しています
利用方法
就労支援事業所を利用するには
障害福祉サービスになるので
お住いの地域の行政(役所)にご相談ください
地域によっては名称が異なりますが
お住まいの行政の障害福祉課に連絡してください
②就労継続支援事業所(A型・B型事業所)
一般企業への就職が困難な方を対象とした事業所です
事業所内で就労訓練をおこない、工賃を得ることができます
利用期間は、原則としてありません
利用対象者
障害者手帳を持っている方
精神障害者保健福祉手帳を持っている方
発達障害者支援法に基づく指定障害者診断書を持っている方
難病の方
利用料金
就労支援事業所の利用料金は、基本的に無料です
ただし、事業所によっては、交通費や食費などの実費負担がある場合があります
利用方法
就労支援事業所を利用するには
まずお住まいの地域の障害福祉サービスセンターに相談する必要があります
また近くの行政に連絡してください
参考になるサイト
厚生労働省 障害者雇用情報サイト:https://www.mhlw.go.jp/index.html
独立行政法人 雇用・能力開発支援機構 リハビリテーションセンター:https://www.jsrpd.jp/
その他の支援事例
□医療でのケア
・医師による診察
・カウンセラーの活用
・ディケアの利用
□包括型地域生活支援プログラム
柏市 包括型地域支援センター
https://www.city.kashiwa.lg.jp/chikihokatsu/anshinanzen/covid19/sodanyobo/hokatsushien.html
うつ病の対策として自分でできる事
□朝食は必ず摂る
例:バナナ1本の食事から始めてみる
朝食は自律神経を整えるだけでなく
ホルモン分泌や免疫力をアップさせ
心身のパフォーマンスの向上に繋がります
□適切な運動を日常に取り入れる
例:いつもより早歩きで通勤する
朝からの急激な運動は体に負荷を掛けてしまいますが
歩く・ストレッチ等は血流の流れを良くする
運動不足の予防にもなります
□正しい姿勢を身につける
方法:壁を背に立ちます
次にかかと、お尻、肩、頭、ふくらはぎと順番につけていきます
その時、腰の隙間に手のひらが1枚分入るのが理想です
メリットの1つとして
姿勢が良いと胸を開いて深く呼吸ができる為
副交感神経が優位になりゆったりと構えられて心が落ち着きます
□過度な飲酒・喫煙は避ける
理由:一歩間違うと依存症になり兼ねない
手段を使ってストレス発散することは危険です
その瞬間には嫌な気分が晴れるかもしれませんが
根本的な解決にはなりません
うつ病に罹患しやすい方には幾つか共通する特徴
□頼まれると断れない
□人付き合いが良く、親切で苦労症である
□仕事熱心でこり症である
□強い正義感と責任感をもっている
このような性格の方に共通していることは
気持ちの切り替えが難しい点です
その為、リラクゼーションやバランスの取れた生活
今日1日の目標設定や物事に
優先順位を付けることを積極的におこなう必要があります
家族、友人、職場でのサポートの重要性
周りの人々の理解や協力といったサポートが求められています
心理的なことからの症状は理解されにくく
本人にとって大きなストレスになります
また「思い込みからだ」「甘えなのでないか」など
といった目でみられやすく
症状が悪化しやすくなり
不安を煽る結果となるでしょう
反対に
理解されていれば症状の
早期回復に繋げることができるかもしれません
就労移行支援事業所【ディーキャリア柏オフィス】
ディーキャリア柏オフィスでは
発達障害やその他精神疾患などに対して、
専門スタッフによる第三者的な見解をお伝えできます
ディーキャリア柏オフィスでは就労移行支援事業所として
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福祉的視点と企業視点をバランスよく
一人ひとりに合う形で提供して
長期就労につながる形での支援をおこなっています
就労支援事業所ディーキャリア柏オフィスでは
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ディーキャリア柏オフィスでは、
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合理的配慮の視点でも特性検証の視点でも
訓練を実施して長期就労を目指すことができます
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3つのコースを通じてそれぞれの特性に合う方法を伝えています
各コースの詳細は下記よりご確認ください。
3つのコースだけではなく他の取り組みも実施しています
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ディーキャリア柏オフィスは、千葉県柏市「柏駅」にある就労移行支援事業所です
発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
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