自閉症スペクトラム障害など大人の発達障害のこだわり|仕事に影響する5つの特性
時間の見積もりがあまくなってしまう
細かいことにこだわり全体がみれなくなってしまう
目先のことに飛びつき大事な事をと回しにしてしまう
様々な研究はありますが
10人に1人は発達障害の可能性があると言われています
あなたの強みが活かせる仕事についていれば
問題は起きないと思いますが
仕事や人間関係でミスマッチが起きていれば
長く働き続けることが難しくなることもあります
今回は大人発達障害:ASDの「こだわり特性」の具体的な例と
仕事に影響してしまう5つの特性をお伝えしていきます
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ディーキャリア柏オフィスの生活支援員で発達サポータの澁谷です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害のある方などが多く在籍されています
専門知識のあるスタッフで運営しています
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目次
1.発達障害と「定型発達」はどのように違うのでしょうか
2.仕事に影響してしまう発達障害の特性とはなんなのか
3.どのように特性を活かしていくのか
4.長く働き続けるための特性の対処と対応
5.ご利用者様のうまくいくパターン・うまくいかないパターン
1.発達障害と「定型発達」はどのように違うのか
子どもの発達障害であれ大人の発達障害であれ
発達障害の特性には「強弱」があります
「発達障害」と呼ばれる
注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、アスペルガー症候群、広汎性発達障害には
それぞれ特性に特徴があります
自閉症スペクトラム障害(ASD)、アスペルガー症候群、広汎性発達障害以下ASDは
「対人関係が苦手」「こだわりが強い」
注意欠如・多動性障害(ADHD)以下ADHDは
「うっかりミスが多い」「落ち着きがない」
というような特徴がみられます
そして発達障害はADHD・ASDと言った診断名はありますが
どちらか一方の特性だけの場合もありますし
重複して複雑な現れ方をしている事もあります
「こだわりが強いこと」と「落ち着きがないこと」は
一見すると交じり合わない特性のように思われます
交じり合いながら現れてくることもあります
特性は「ありか、なしか」「0か1か」で考えられるものではありません
すべての特性には強さ、あるいは濃さのようなものがあります
それは濃淡のグラデーションのようなものです
発達障害の診断基準のDMS-5の表記は
ASDと表記されていて自閉症スペクトラム障害と呼ばれています
以前の診断名であればアスペルガー症候群・広汎性障害・高機能自閉症という表記でしたが
現在では一概にカテゴライズできるものではないという事で
アスペルガー症候群・広汎性障害・高機能自閉症などすべてを
ASD【autism spectrum disorder(自閉症スペクトラム障害)】と表記され、そう呼ばれています
「スペクトラム(spectrum)」は
連続しているという意味です
障害に共通する特性は人によってグラデーションや
強弱があり、きっぱりと分けられるものではありません
また同じ人でも環境や状況によって変化します
そのために明確な分類ではなく
「自閉症スペクトラム」という境界線のない一つの
障害だと考えられるようになってきました
発達障害の特性が必ずしも
障害となるものではありません
生活のさまざまなバランスの中で
支障となったときにASDやADHDの特性として現れてくることが多いです
たとえばこだわりはあるが
人間関係も大切だと感じている事と
自分のこだわりと人間関係という2つを
天秤にかけてどちらを優先するべきなのかという
調整を行う事があったりします
また気遣いをして相手に合わせることもあると思います
そのなかで先ほど特性には「強弱」があると言いましたが
人によっては我慢して自分を押さえつければ
相手の意見に合わせることが出来る人もいれば
自分が我慢できるのか我慢できないのかの視点だけで
目先のことだけにフォーカスしてしまうと
自分自身が我慢できないとという視点だけで判断してしまい
長期的な利益や全体像をみのがしてしまったりします
その結果後悔をしてしまい
自分をせめてしまったり
他者を責めてしまったりしてしまう
要は自分の感じていることと
相手が感じている事を調整して
広い視点で見ることが出来なくて
相手と衝突をしてしまったり
相手に誤解を持たれてしまったり
トラブルのもとになってしまいうこともあります
要するにASDの特性上基本的には「対人関係」よりも
「自分のこだわり」を優先してしまう傾向があるという事です
明確な境界線はありません
というか境界線を引くことが出来ません
それは周りの環境や状況によっても
特性が変化してしまうので
一概には言えないからです
社会の環境が生んだ障害とも言われているゆえんです
生活上で支障が出ているのであれば
発達障害の診断に至る可能性もあります
特性に気が付くことで
ストレスやトラブルを回避できるかもしれません
2.仕事に影響してしまう発達障害の特性とはなんなのか
「実行機能」という脳の機能があり
発達障害の特性が影響をして実行機能が苦手な方も多くいます
実行機能はどんな事なのか
■意思決定
「仕事をしよう」と決めることが出来ずに
作業に取り掛かることが出来ない
■計画立案
目標を達成するために何wpどう進めるのか計画を立てるのが難しい
複数の作業が必要な場合優先順位がつけれらず
段取りが組めない
■計画の実行
計画を示されてもその通りにできない
複数の作業を同時にこなせなかったり
作業の途中で関心がそれたりしやすい
■効果的遂行
目標達成のための臨機応変な対応が難しい
状況を把握し行動・作業を修正していくことが難しい
「実行系機能」が苦手な場合
やる気はあるが作業をスタートすることが出来ない
どっちを先にやればいいかわからないから
作業が全く進めることが出来ない
というようなことが起きたりしてしまいます
上記のような部分に特性があると
仕事を進めていく上で障害となり
業務が円滑に進まない事があります
業務上の問題なのか対人関係で問題になってしまうのかは
一人ひとりそれぞれになり異なりますが
時間の感覚が問題で
時間の見積もりが甘くなってしまって
まだ時間があるから大丈夫と思って後回しにした結果
忘れてしまっていて間に合わなくなってしまう
「報酬系期」の問題で
目先のことに飛びついてしまて
本当に大事なことを後回しにしてしまったりする
※報酬系機能というのは
欲求がみらされて快感を得られることに関わる脳の回路です
時間がかかることに対しては報酬系が働きずらくなります
そのためすぐに成果を得られることを先に始めてしまい
やるべき作業が遅れがちになってします
こだわりの問題
細かい部分にこだわてしまい物事全体を見通すことが苦手な傾向があります
自分の興味のある対象に対してはとことんこだわる
一つの作業をほどほどで切り上げることが出来ずに
仕事の流れを止めてしまうこともあります
容量が悪いと思われてしまう事もあります
仕事や人間関係が上手くいかない背景には
複数の特性があるのかもしれません
仕事場面では一定の期限内にすべきことをミスなくやり通すことが求められます
ところが発達障害の特性がある方は
実行機能に問題があることがあり
仕事をスムーズに達成できない事があります
「やろうという意思」が弱かったり
目標に向けて、目標を立てて実行する事が難しかったりします
時間の見積もりが甘い、すぐに結果が出ることを優先する
こだわりが強いなどといった特性も
仕事が進まなくなる要因になります
またコミュニケーションの困難が仕事上で問題になったり
感覚過敏がある場合
環境によっては作業効率が大きく損なわれることもあります
また仕事面以外でもこだわりとして下記のようなケースがあります
【公共交通機関へのこだわり】
・〇時〇分の○○行きの電車(車両)に乗って目的地に行きたい
何時に到着する(しなければいけない)は関係なく、自分の気持ちを優先してしまう
・電車の座席へのこだわり
一社両目の運転席の見える席、または、最後尾の車掌が見える席
車両の優先席でない扉付近の座席
・バスの座席へのこだわり
運転席の真後ろの席
運転席の真隣の席
・バスの止まる際にブザーを鳴らしたい
【勝ちへのこだわり】
・勝敗だけが決まるだけのじゃんけんの勝ちへのこだわり
勝てない事で、癇癪や暴言、他害や物損までいく
【一番へのこだわり】
・何をするにも必ず最初でないと気が済まない
一番になれない事で、癇癪や暴言、他害や物損までいく
【流れへのこだわり】
・一日の流れが崩れてしまう事に不安な気持ちがあり
不安定になってしまう為、流れを崩さない
3.どのように特性を活かしていくのか
発達障害の特性は人それぞれで
診断名だけでは特定する事がむずかしく
特性によってそれぞれで対策が変わってきます
特性に対してどのようにい対策をしていけばいいのかというと
2つの視点を捉え方として抑えておくことが必要になります
①特性に対して対策を取って自分でケアをしていく
②特性が活きる場所(環境)を選択する
得意な事と不得意なことを
どのような形で自分なりに補っていくのか
それとも他者の協力や環境面を整えていくのかという事です
①特性に対して対策を取って自分でケアをしていく
これは主に苦手を克服してくという視点です
完全に苦手な事を失くすというよりも
何らかの形で対策や対応策を見出していくこと
自分を変えていく方法になります
完全に克服する事が出来なくても
対策することでストレスを少なくしたり
問題を小さくするという事です
具体的な手法としては
特性を大きな枠1つで捉えるのではなく
1つの特性に対して細分化をしていきます
例えば対人関係の中でコミュニケーションの苦手が特性からきているのであれば
急に社交的になりなさいと言ってもなかなか難しいです
「コミュニケーション」といっても
聞くこともコミュニケーションです
話すこともコミュニケーションです
ボディーランゲージもコミュニケーションです
アイコンタクトもコミュニケーションです
メールなど言葉ではなくてもコミュニケーションになります
様々な形のコミュニケーションが存在しているので
上記のように「コミュニケーション」という言葉を分解していきます
そして細分化していき具体的にしていきます
頭の中だけで考えていくというよは紙に書き出して可視化していきます
そうすると頭の中で考えていくだけではわからなかったこと
具体的になっているのか抽象度が高いことなのかなどわかるようになります
要するに客観的視点を物理的に作るという事です
客観視していくことで
聞くのは自分の中で得意な事だなとか
意外と目を合わせるのは嫌いではないなとか
細かく細分化した情報に対して
それぞれを比較する事によって理解する事が出来ます
そして細分化したそれぞれの認識を変えていけるものに対して
アプローチ方法を考えて実践していきます
抽象度が高い概念に関しては
対応策がなかなか見つからないものなんですが
具体化していった概念は
対応策が見つかったり探しやすくなっているためです
対応できることに対応して、対策を立てて
問題となってしまう事を完全になくすというよりは
徐々に問題の大きさを小さくしていくという視点の
アプローチ方法になります
②特性が活きる場所(環境)を選択する
これは自分自身はそのままで
自分自身の特性を活かせる環境や状況を選んでいく方法です
自分を変えたり対策が出来ない事に対して
周りをや職種や環境を変えたりする方法です
この方法を取るためには
自己理解すなわち自分の事を自分で知っておく必要があります
自分の得意・不得意自分の中で明確になっていないと
どんな環境であれ自分の特性が活きていくのかという事を
理解していないとどんな環境が好ましいのかが分かりません
①特性に対して対策を取って自分でケアをしていくの部分でも行った形で
自分の苦手としていることを明確にしておく必要があります
苦手な部分の大枠だけではなく
より内容を具体的にして対策を取って見たけれど
どうにも解決策が見つからなかったり
探すことが出来なかった場面で有効的になっていきます
もう打つ手がないとなってしまった時に
自分を変えるのではなく
周り(環境)などを変えることで
苦手にフォーカスを当てて対策を考えるのではなく
苦手は苦手でそのままにして誰かにサポートしてもらったり
苦手をやらない選択をします
普通に感じている事や得意な事をどんどん取り組める
環境を見つけ出していくというアプローチ方法になります
①特性に対して対策を取って自分でケアをしていく
②特性が活きる場所(環境)を選択する
この2つの視点はどちらも大切な事なのですが
②の特性が活きる場所(環境)を整えていくためには
あなた自身からのアプローチが必要になってきます
きちんと自分で理解をしていない状態になってしまうと
結局、他者が勝手に用意した環境や状況になってしまうので
自分にうまくあてはまらなかったときに
環境を変えても全くうまくいかなかったというような
失敗体験をしてしまう事があります
自分の一番の理解者はあくまでも自分になります
ある程度は理解していくれる方もいますが
結局最後のフィット感なりマッチング感の適性を判断するのは
自分自身になります
4.長く働き続けるための特性の対処と対応
発達障害(自閉症スペクトラム障害、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、注意欠如・多動性障害)の
方でも長く働き続けている人も多くいらっしゃいます
発達障害に限った話ではありませんが長期就労長く働き続けるという事はかなり根気が必要になります
単純に社会に合わせたり、他人に合わせると言ったことではなく
どんな自分でも受け入れてもらえる環境を
自らが作り出す必要があります
残念ながら今の社会の現状は
多数派に合うように作られています
発達障害に関しての理解がある人ばかりでもありません
障害者雇用といってもさまざまな障害があります
身体障害、知的障害、精神障害などがありますが
どの障害であっても一人ひとり、障害の程度も様々です
重要なポイントとしては
「自己理解の要素」の一つにもなりますが
セルフモニタリングの重要性があげられます
「セルフモニタリング」というのは
自分で自分自身の状態を把握する事です
自分の状態は見た目だけでは他者に伝わることはあまりないです
自分のことは自分が一番わかっている
自分のことは自分が一番認識できることが多いので
自分自身の精神状態や身体の状態を知っておく必要があります
「疲れたな」と言ってもどの程度疲れているのかという事や
全く仕事にならない状態なのか
少し無理をすることでその日を乗り越えることが出来る状態なのか
病院に行く必要のある状態なのか
といった「疲れた」と言っても限界の疲れたという事なのか
単純に朝よりも「疲れた」という事なのかでは
意味合いが全く違ってきます
なぜ、その状態を自分自身で理解をしていないといけないのかというと
他者(上司など)に説明が出来る状態でないと他者が分かりにくいからです
もっと細かい話をすると
人によって言葉の世界観が異なるので
「疲れた」という言葉自体の捉え方が異なっていると
自分の思ってる「疲れた」と相手の思っている「疲れた」という
言葉のイメージが異なっている場合
ミスコミュニケーションが発生してしまいます
そしてコミュニケーションの難しさの一つとして
コミュニケーションは言葉だけではないという事です
笑いながら「疲れた」と言うのと
真顔で「疲れた」と言うのと
怒りながら「疲れた」というのと
泣きながら「疲れた」というのと
言葉にもならない声で「疲れた」と言うのとでは
言葉としては同じ「疲れた」という文字なんですが
言い方によっても伝わり方が異なってきます
一人ひとり育ってきた環境や状況が異なるので
全く同じ言葉の世界観を持った人はいません
だからこそ「文字面」だけでは伝わらない部分を伝えないと
「疲れた」という事だけ伝えても
あなたのイメージしている「疲れた」が
相手には伝わらないことがあります
これは発達障害だからとかではなく
ジェネレーションギャップといった
年代の違いによる言葉のギャップや
関東と関西といった土地のちがいなどもあります
さまざまな要因がかさなって
「ミスコミュニケーションが生まれる」
だからこそ
ミスなくあなたのコミュニケーションを受け取ってもらうためにも
あなた自身が詳細に伝えていく必要があります
そしてあなたの感覚はあなたが一番理解しています
自分の感覚はあくまでも自分の感覚になるので
相手はわかりません
その感覚的な認識のすり合わせをするためにも
「疲れた」という言葉だけではなく
物事を詳細に相手にわかりやすく伝えることが重要です
何度も繰り返しますが
相手に詳細に伝えるという事は
あなた自身が詳細を認識をしておかなければいけないという事です
端的に説明すると
「つじつま」の間にある
「つじ」と「つま」の間にある感情や状況を
相手に伝えるという事です
「5W1H」を使って具体的に表現する事が大切です
(いつ、どこで、誰が、なにを、なぜ、どのように)
これもある意味、気遣いの一つになります
相手の受け取りやすい、理解しやすい形で
情報を提供するという事です
発達障害の特性の対処と対応!おすすめの具体的ステップ
ステップ①頭の中だけではなく外にアウトプットする
紙に書きだしたり、パソコンでタイプしたり
あなたの頭の中だけで考えるのではなく
外に情報を書き出して物理的に客観視できる状態を作ります
ステップ②目的を考える
「木をみて森をみず」と言うことわざがあります
物事の細部に気をとられて全体を見落とししまう事です
発達障害の特性として「シングルフォーカス」というものがあります
細かい部分が気になってしまい
何の目的だったのか?そもそも何のためのものなのかを
見落としてしまう事があります
特性がわかっていれば対策をすると意外とうまくいきます
細かい部分にこだわってしまうという特性を理解していれば
全体を意識して見ようよとすれば
全体を見ることが可能になります
ステップ③書き出した情報を整理して伝えるべきだと判断したら伝える
感情的になってしまったり
情動を感じてしまった場合は
冷静な判断が出来ない状態になります
感情的な場面での選択は
多くの場合誤った選択をすることが多いです
感情的になってしまった場合は
一旦時間をおいて
冷静に考えられる状態にするために
紙に書き出したり、目的を考えたりします
時間が経過する事で
冷静な判断を下すことが出来ることが多いです
3つのステップを行う事で
ミスコミュニケーションを減らすことが出来れば
相手との齟齬が少なくなり
お互いに理解しやすい状態になります
相互理解を深めることによって
人間関係が上手く生きやすくなり
長期就労に結びつきやすくなるという事です
5.ご利用者様のうまくいくパターン・うまくいかないパターン
長く働き続けることを考えると
あなた自身に合う環境設定が大切になるのですが
環境設定がうまくいくパターンとうまくいかないパターンの違いは
特性に対しての対策の部分でもお伝えした2つの視点の順番が大切になります
①特性に対して対策を取って自分でケアをしてい
②特性が活きる場所(環境)を選択する
特性が活きる場所を見つけていくとしても
まずは自分がどのような強みや苦手があるのか
また特性としてどんな場面が苦手で
どのような場面が得意なのかを理解していないと
自分の特性が活きる場所がどんな所なのかが分かりません
うまくいかないパターンとして
自己理解が出来ていない状態で
自分のイメージだけで理想の場所や環境を探していくと
上手くいくだろうというイメージだけになってしまいます
頭の中のイメージだけだと事実とは違うのでそこで
「現実」と「頭のイメージ」のズレが発生してしまいます
うまくいくパターンとして
自己理解が出来ていて
どんな場面でどのような問題が起きてしまうのかがわかっていれば
またそのうまくいかないときの思考や感情を理解する事が出来ていると
いつ、どこで、どのように対処をすればいいのかを
自分自身が知っておくことが出来ます
何に対してどんな対処をすればいいのかわかります
場面によって自分で対処できない時は
具体的にどんな対処をしてほしいのかを
他者(理解者)に伝えることもできます
②特性が活きる場所(環境)を選択する
という意味でも避けるべき具体的な場面や状況が分かるので
逆に特性が活かせる場面も理解する事がでいます
また企業の方から話を聞くと
「自己理解」という事を重要視している企業がほとんどです
自分自身で得意な部分と苦手な部分を理解している事で
他者に対して具体的な説明できるので
自分ではどうにもならなかったときに
相談をすることができる
そのような状態を企業は望んでいます
自己発信がなく気が付いたときには
問題が起きているという事を
企業はいい状況だと思っていません
失敗が悪いのではなく
失敗をほおっておいたり、忘れてしまっていたり
問題が大きくなってしまう事が最大の問題だといっている企業も多くあります
企業も慈善事業をやっているのではないので
問題が多いよりも少ないほうをよしとしています
また企業によっては障害の理解をしていない企業もあるので
そういったときにあなた自身の説明してくれると
企業側としては大変助かると言っていました
我々、ディーキャリア柏オフィスでは
長期就労に向けての自立するための取り組みを行っています
福祉的視点と企業視点をバランスよく
一人、ひとりに合う形で提供して
長期就労につながる形での支援を行っています
ディーキャリア柏オフィス(就労移行支援事業所)では
日々の活動や実習などの体験を通じて
そういった特性に対しての認識や
対策や予防策をしっかりと明確にした上で
長期就労に結びつくための訓練を通じて
新しい世界観や価値観を学ぶ場所になります
ディーキャリア柏オフィスで取り組めること
実際の職場の環境に近い状態で
合理的配慮の視点でも特性検証の視点でも
訓練を実施して長期就労をめざすことができます
あなた自身の働きたいを実現するために
効果のある方法や対策などを実施する事ができます
3つのコースを通じてそれぞれの特性に合う方法を伝えています
各コースの詳細は下記よりご確認ください
3つのコースだけではなく他の取り組みも実施しています
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ディーキャリア柏オフィス
就労移行支援事業所 ディーキャリア 柏オフィス による説明
ディーキャリア柏オフィスは、千葉県柏市「柏駅」にある就労移行支援事業所です発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
自分の価値観や適職を見極める「やりがいを見つけるためのカリキュラム」で
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