発達障害 一人暮らししたい! “「一人暮らし」”をするときの発達障害の特性と対策
一人暮らしをしていきたいと思っている
でも一人暮らしになると掃除や洗濯や食事
身の回りのことやスケジュール管理も
全部一人でやらなければいけない状態になってしまう
今のままだと不安になってしまうので
今後、どんな対策や対応をしていけばいいのかわからない
というような相談をいただくことが多いです
今回は発達障害があり
ASD 自閉症スペクトラム 、アスペルガー症候群、広汎性発達障害
ADHD 注意欠如・多動性障害
SLD 限局性学習障害
一人暮らしをしたいと感じている方
今後就労しその後、あなた自身の自立をしていくために
実家などからでて、自立した生活の為に何が出来るのかをお伝えします
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ディーキャリア柏オフィスの公認心理師の杉本です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害のある方などが多く在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています
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1.発達障害と一人暮らし
2.発達障害の特性と一人暮らしをしていく中で必要なスキル
3.一人暮らしにするために頼ることの出来る支援
4.実例として一人暮らしをしている人 Cさんの事例
1.発達障害と一人暮らし
一人暮らしをしたいなと考えている方は多いのかなと思います
どのような形になるにしても
将来の為に自立するために
一人暮らしをしたほうがイイのではないかと
考える方は多いと思います
とはいっても
単純に一人暮らしをするために必要な事として
たくさんのタスクが課せられることにもなります
そもそも契約をしないといけない
「お金の管理」「掃除洗濯」「物の整理整頓」
「失くしもの」「生活リズムの管理」
「戸締りや火の元の注意」
発達障害の中にはADHD(注意欠如・多動性障害)や
ASD(自閉症スペクトラム障害)、SLD(限局性学習障害)があります
発達障害の特性として
かたづけが苦手、失くしものが多くあったり
こだわりすぎて家事がすすまなかったり
多少部屋がかたづいていなかったり
探し物がふえてしまったりすることは
そもそも自分の家なのでいいと思いますが
大切な物や書類
支払いの管理などは必ず
どなたかの手伝いがあってもいいので
きっちりと管理や完了できるようにしておきましょう
発達障害があるのか、ないのかに関わらず
カードの支払いで支払期限を過ぎてしまって
未納が続いていると
その未納がきっかけで人生のライフプランに
大きな影響を与えてしまうかもしれません
また家族などの人の目がなくなってしまうと
家族からの制限がなくなってしまい
夜更かしをしてしまったり
朝起きることが難しかったり
生活面のライフスキルが整わず
仕事面にも悪影響をおよぼしてしまいます
ガチガチにきっちりと管理する必要はありませんが
寝てなかったら、寝る
疲れていたら、寝る
食事を定期的にしっかりと食べる
ゲームや趣味をやりすぎているのであれば
辞める決断が出来るなど
やりすぎていたり、やらなさ過ぎている事に対して
対応してバランスを取れる対策や取り組みが
出来てから一人暮らしをお勧めします
2.発達障害の特性と一人暮らしをしていく中で必要なスキル
一人暮らしをするためのスキルなんて大げさなものではありませんが
基本的な「ライフスキル」を身に付けていれば問題ないと思います
・睡眠の時間が確保されているのか
・食事の時間をきちんと取っているのか
・それなりに清潔な状態を保てているのか
「お金の管理」「掃除洗濯」「物の整理整頓」
「失くしもの」「生活リズムの管理」
「戸締りや火の元の注意」
一人で生活をしていくともなると
最低限の家賃などお金もかかってきます
さらにほとんどの場合は
自分で身の回りの管理をしていく必要があります
パートナーやご家族、外部の機関に頼って
サポートしてもらうのも一つの手段だと思います
よくある相談の中に
請求書の整理が出来ない
支払いが遅くなってしまいクレジットカード作れなくなってしまった
また動物を衝動的に購入してしまい
世話をきちんとしていたのだが
カゴから逃げたしてしまった
ほったらかしにしてしまった結果
勝手に増えてしまって困っている
自身のやりたいことを先行してしまってもいいですが
自身できちっと後始末が出来たり
誰かに頼って対処できる状態であれば
大きな問題にはなりませんが
大きな問題になる前にストップ出来る
システムを自身で構築をしておくと
あなた自身が楽になると思います
現実的な話になりますが
賃貸契約での一人くらしだと
引っ越しや立ち退くときに
部屋が異常な状態になっていると
単純にお金が余計にかかってきたりもします
3.一人暮らしにするために頼ることの出来る支援
状況によって頼るべき支援機関は異なりますが
一般の一人暮らしだと
まずは自身で働いている前提になります
基本的には自分で支払う必要あるので
働いてきっちりと収入がある状態を作る事が大切です
そのうえで生活基盤が整っているのかどうかが大切です
生活の基盤が整っていないのに
理想ばかりで勢いだけでは一人暮らしはできません
また住む場所にもよりますが
家賃が高くい場所もあれば安い場所もあります
それぞれできっちりとメリットデメリットを踏まえた上で
自身の選択をする必要があります
個人的には金銭的な問題がクリアになっていれば
一人暮らしを始めればいいと思います
金銭的な問題や管理がクリアにならないのであれば
支援機関を頼ることも大切な事だと思います
具体的な支援機関の紹介
相談窓口
●発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは、発達障害児(者)への支援を総合的に行うことを目的とした専門的機関です。 都道府県・指定都市自ら、または、都道府県知事等が指定した社会福祉法人、特定非営利活動法人等が運営しています
CAS 千葉県発達障害者支援センター
https://cas-chibaken.net/
千葉県には千葉市 我孫子市にあります
●障害者就業・生活センター
障害者就業・生活支援センターは、障害者の職業生活における自立を図るため、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携の下、障害者の身近な地域において就業面及び生活面における一体的な支援を行い、障害者の雇用の促進及び安定を図ることを目的として、全国に設置されています。
柏市には障害者・生活センタービックハート柏があります
big-heart.or.jp/kashiwa-abiko
●地域若者のサポートステーション
地域若者サポートステーション(通称サポステ)は、 働くことに踏み出したい15歳~49歳までの現在、お仕事をされていない方や就学中でない方たちとじっくりと向き合い、 本人やご家族の方々だけでは解決が難しい「働き出す力」を引き出し、 「職場定着するまで」を全面的にバックアップする厚生労働省委託の支援機関です。
柏サポステ https://k-saposute.com/
●障害者虐待防止センター
障がい者虐待防止センターは、虐待を発見した人の通報や虐待を受けた本人からの届け出の受付窓口となります。 虐待を受けた障がい者の安全確認や、県や警察、医療期間などと連携しながら対応したり、支援方法を検討します。 障がい者虐待の防止や障がい者の養護者への支援もあわせて行います。
行政の管轄になります
柏市 https://www.city.kashiwa.lg.jp/shogaifukushi/kaigo/sodan/1416.html
障害福祉サービス
●日常生活自立支援
日常生活自立支援事業とは、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能力が不十分な方が地域において自立した生活が送れるよう、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用援助等を行うものです。
お住いの地域の行政にお問い合わせいただくと地域の日常生活自立支援を行っている機関つながつことができます
●居宅介護(ホームヘルパー)
「居宅介護」とは、障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの一つで、障害の有無に関わりなく基本的人権を享有する個人として日常生活や社会生活を営めるよう、障害者の在宅生活を支援する訪問系の最も基本的な介護サービス(指定居宅介護)です
お住いの地域の行政にお問い合わせいただくと地域の日常生活自立支援を行っている機関つながつことができます
4.実例として一人暮らしをしている人 Cさんの事例
さまざまな事情により一人暮らしをしなければいけない方や
一人暮らしをしたいという方は多いです
ただ一人暮らしをするという事は
責任も伴う事になります
Cさんの事例
ディーキャリアを利用されていて
就職をされたCさんは
働き始めて6カ月後に実家から出て
一人ぐらいしをはじめています
事情があり家にいることがストレスになってしまい
一人暮らしをしたいとずっとおっしゃっていました
ただ、金銭的な問題があり
なかなか一人暮らしが出来ない状態でしたが
就職をした後にお金を貯めて
一人暮らしをされています
今では一人暮らしを現実にしていますが
現実にするための道筋はかなり大変だったとのこと
・親の説得
1回の説得ではうまくいかず、何度も話し合い
その中で条件付きで
条件をクリアしたら一人暮らしの許可がもらえるという結果になるまで
何度も根気よく自分の思いを押し付けるだけではなく
相手のことも理解しようようとして
理解していく中で
投げやりになることなく自身の希望をかなえるために
自身と自身の関連のある方たちとの
相互理解をすすめている
・金銭管理
一人暮らしにもお金がかかるので
地道に毎月4万円ずつお金を貯めて
6カ月継続されたそうです
日々の節約と未来への投資と考えて
自身の理想を現実にするために
きっちりとお金の管理のスキル構築されました
・一人暮らしでの家事
掃除・家事・洗濯・鍵の管理・郵便物の処理など
一人暮らしで行う為にすべきことはたくさんあります
現在一人暮らしをされているCさんも
はじめからうまくいったわけではありませんと語っていました
実家に暮らしていく中で
自分で出来ることをすこしずつ
定期的に行う事で
習慣化していくことに成功しました
洗濯もはじめは洗剤をいれいていなかったり
家事も失敗ばかりで
落ち込む事ばかりだった
けれどCさんはどうしても一人暮らしがしたかった
モチベーションを保ち
成功体験を自分自身で積み上げていくことで
今ではきちんと行っているそうです
出来ない時は外部機関に依頼をしたり
するな中で一人暮らし生活をエンジョイされているそうです
特に鍵などの貴重品の管理には困ったそうです
必要な時になくしてしまったり
必要な時に出てこなかったり
帰宅時のルールを自身の中で作ったり
物の定位置を確立する事
さらにい視覚的にもわかるように
テプラや付箋などで「カギの置き場所」と
自分が忘れてしまっても
可視化できる状態を維持し
思い出しやすくなる環境や状況を作り出しています
もちろんうまくいくことばかりではありませんでしたが
ディーキャリア柏オフィスの訓練の内容を活かして
ご家族とも相談していきながら
実践して改善し、出来ることから
取り組む事でご家族からの信頼もあわせて
構築されていかれたのだと思います
ディーキャリア柏オフィス(就労移行支援事業所)では
そういった特性に対しての認識や
対策や予防策をしっかりと明確にした上で
長期就労に結びつくための訓練を通じて
新しい世界観や価値観を学ぶ場所になります
ディーキャリア柏オフィスで取り組めること
実際の職場の環境に近い状態で
合理的配慮の視点でも特性検証の視点でも
訓練を実施して長期就労をめざすことができます
あなた自身の働きたいを実現するために
効果のある方法や対策などを実施する事ができます
3つのコースを通じてそれぞれの特性に合う方法を伝えています
各コースの詳細は下記よりご確認ください
3つのコースだけではなく他の取り組みも実施しています
オフィスの詳細や雰囲気を知りたい方はこちらを見てください!!
ディーキャリア柏オフィス
就労移行支援事業所 ディーキャリア 柏オフィス による説明
ディーキャリア柏オフィスは、千葉県柏市「柏駅」にある就労移行支援事業所です発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
自分の価値観や適職を見極める「やりがいを見つけるためのカリキュラム」で
就職後職場定着率100.0%(2021年度実績)を実現しています
[やりがいを感じられる仕事探し]×[あなたらしい働き方探し]を
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