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メモを取れない原因はどこにあるのかわからない対処法と認識すべきポイントとは

「耳で聞きながら文字を書くのが苦手」
「口頭で伝えられる指示の聞き取りが難しい」
「耳からの情報がすぐに抜け落ちる」

メモ取ることが苦手だと感じている方は結構多いです
ざっくりメモを取ることが苦手だという認識では
どのように対処していけばいいのかが分かりません

対処する為には細かく見ていく必要があります
メモを取る中何に対して苦手感じてているのか
具体的にする方法対策紹介していきます

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ディーキャリア柏オフィスの発達サポーターの大松です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です

発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害(うつ病・適応障害・双極性障害・不安障害など)のある方などが在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています

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目次
1.「メモ」ってなんで必要なのか
2.「メモ」って言ってもなんのことなの
3.ASDやADHD傾向のあなたはどうやってメモをとればいいのか
4.対策と合理的配慮について

 

1.「メモ」ってなんで必要なのか


仕事
をしていく中でメモ帳ポストイット(付箋)などを
使ってメモ上手に取る人
仕事優先順位や今すべき業務内容把握している人が多いです
プライベートでもスケジュール管理上手な人がいます

「メモ」取る理由人ぞれぞれだと思いますが
「メモ」有効活用する事が出来れば
物事優先順位考える時
「物忘れ」「事忘れ」などを防止することが出来て
結果的にうまくスケジュール管理をすることにつながります

以前、「前田裕二」さんという起業家の方が
「メモの魔力」についての本をだされていました

「メモの魔力」から
メモがあなたの「人生のコンパス」を作る
普通、自分を知る経験といえば、
いわゆる就職活動の流れで誰もが通る「自己分析」でしょう
とはいえ、「面接の為に仕方なく『自己分析』をやった」
という人がほとんどではないでしょうか。

自分は何が好きなのか?
何が嫌いなのか?
何が得意なのか?
何が苦手なのか?

こういった事を必要性に迫られて
(人によっては中が嫌々)整理したと思います

ただ、僕は自己分析をやり切った人をあまり知りません。
多くの人は自己分析を中途半端に終えてしまって
自分の事をふかくしらないまま

ものさしのまないまま
流れに身を委ねて日々を漫然と過ごし続けています

SHOWROOM 前田裕二 「メモの魔力」   からの~引用~

というようなメモ一つ人生語られる方もいます
内容に関してどうのこうのというよりは
「メモ」という一つの事柄に関しても
幅広い認識があるのではないかなと思います

一般的にはメモを取ることで
仕事活かしたスケジュールの優先順しっかりとできたり
あなた自身に合った効率で作業進めることをするための
「準備ツール」といってもいいのではないでしょうか

日々、メモを取ることで
「タスク管理」「スケジュール管理」に多くの影響があるという事です

 

2.メモって言ってもなんのことなの

メモの影響力についてお伝えしましたが
メモの意味に関して具体的説明をするために
今回はメモの定義として「仕事を円滑に進める為のツール」とさせてください

例えば、「はじめておこなう作業」のときに
メモ指示書などがあれば効率的仕事を進める事ができます
世の中にはいろいろな会社があり

その会社、会社で同じような作業進めていくなかでも
それぞれの会社のやり方というものがあります

企業勤めているという事は
会社の方針や、やり方に沿って作業を行う必要があるので
「メモを取ること」正しく作業を進めることができれば
間違いをしてしまう事も少なくなります

メモだけ問題ではありませんが
メモがあることで業務円滑進める事が出来ます

あなた自身確認ができるツールがあるか、ないのかで
おおきなミスをしなくて済むことになります

また業務ミスなく進めることが出来れば
時間を効率的使う事が出来るので
二度手間になることを防いだり
上司求めていること再確認もしやすくなります

メモがない状態だと
確認進めていく上何をどのように確認をすればいいのかが
分かりやすくなるため

他者に確認作業を行うときにも
明確に確認したいこと端的に分かりやすく伝えることができます

メモがあることで確認作業を進める為
「確認作業の確認」相手にゆだねることなくあなた自身で判断できるということです
その「確認作業の確認」相手にゆだねてしまう

相手の感じる印象としては
「私の話きいていなかったのか??!!」というような印象になり
またはじめから確認作業何がわからないのかという事確認する必要があります

これは時間手間がかかるために
仕事として考えた時に、毎回そのコミュニケーション発生してしまう方がいれば
他者の視点でいうと自分の仕事も進まないし
時間も取られてしまう事になります

そうするとチームで仕事をしていった際に
どうしても全体の仕事量が減ってしまい
チーム全体効率がわるくなり
チーム内業績悪化につながりかねません

逆をいうとメモがきちんと取れていて
仕事円滑にしていくことが出来れば
相手からの評価上がるという事です

仕事円滑進めていくためにも
メモというツール活用していくことで
あなたの業務管理スキルあがり評価も上がっていくことでしょう

 

3.ASDやADHD傾向のあなたはどうやってメモを取ればいいのか

ではどのようにメモ取ってくことがいいことなのかというと
結論からいうと人それぞれになります

ただメモというツールの認識をしっかりとしていき
どのようにすればメモを取れるのかという事具体的に考えていけば
メモを取れて仕事円滑にできるのではないかなと思います

発達障害の特性があると
「耳で聞きながら文字を書くのが苦手」
「口頭で伝えられる指示の聞き取りが難しい」
「耳からの情報がすぐに抜け落ちる」
というような事が起こりえます

ASD(自閉症スペクトラム症)
過去の表記だとアスペルガー症候群・広汎性発達障害

ADHD(注意欠如・多動性障害)
細かい特性に関しては過去記事を参照してもらえればいいと思います

発達障害特性というよりは
あなたの脳内情報処理得意不得意
メモ取るという事には関連しています

メタ認知と呼ばれるもので
視覚優位なのか聴覚優位なのか
同時処理なのか継次処理なのか

人の感覚の五感のなかで
どの感覚脳が使って情報を処理しやすいのかという事です

メモに関していうと
メモを取るという事分解していくと以下のようになります

・メモの必要性を理解しているのか
・人の話を聞く
・その話の要点を要約する
・要点をメモに書くをする

細かく細分化するとさらに細かくはなりますが
分かりやすいように今回は4つに絞ります

この4つの中で何が苦手なのかを具体化する事
明確改善策知ることが出来ます
不明確認識だと解決するための方法多岐にわたるので
対策として考えた事効果的なのか、効果がないことなのかが分かりにくいです

まずはメモを取ることに対してこの4点に絞って
あなたの中でどこが苦手なのか、問題がないのかを知ることが重要です

 

4.対策と合理的配慮について

4つのポイントに関して対策を具体的にしていきます

・メモの必要性を理解しているのか
・人の話を聞く
・その話の要点を要約する
・要点をメモに書く

 

・メモの必要性を理解しているのか

「必要性」に関してはここにかいてある通り
仕事円滑進める為には会社のやり方や進め方実行する事
お互いの共有認識をしてあなたの評価が上がることにつながります

おそらくあなた自身
メモを取らない
評価を下げたくはないと思います
企業勤めて仕事をしていくという事
他者の評価必ずあります

お給料の面無理のない仕事など
人それぞれ価値観存在すると思いますが
他者評価もあるということは避けては通れません

・人の話をきく

人の話永遠と聞き続けることは
どんな人でもあまり好ましいことではないかなと思います
1時間2時間説明ばかりだと
どんなに興味がある内容であっても難しいと思います

人の話きちんと聞くために必要な状況どんな状況なのか
具体的にしていくといいと思います
どのような場面でも問題がないのであれば聞くことが得意な方だと思います

・人の話の要点を要約する

聴覚優位の方であれば相手の口頭指示受け取ることが容易だと思います
視覚優位の方であれば視覚情報がないと情報を受け取ること苦手になることがあるので
情報をまとめてある指示書手順書があると分かりやすいと思います

人の話要点をつかみにくいのであれば
要点を訊き返したり、確認する事
どこが重要ポイントになるのかを
あらかじめ受け取りやすい状況をつくることが大切です

そもそも相手の話が長すぎて
要約しきれない内容の時もあるので
コントロールできない部分もあります

要点をまとめて順番明確にして
確認したりするあなたも相手双方によいコミュニケーションになると思います

・要点をメモに書く

はじめておこなう作業電話対応など
話を聞きながら書くことも時には必要になります

話を聞きながら書くという事は
マルチタスクの苦手な方にとっては難しいことがあります
発達障害特性として2つ以上動作同時に行う事
脳の特性難しくなっていることもあります

苦手な場合一つ、一つ順番にすすめると
進めやすいので聞くときはきいて
書くとき書くと分けていくといいと思います

・合理的配慮

合理的配慮とは?

簡単に説明すると、合理的配慮とは、障害者が社会の中で出会う、困りごと・障壁を取り除くための調整や変更のことです。
2006年に国連で採択された、障害者権利条約(障害者の権利に関する条約:日本は2014年批准)の条文で盛り込まれたこの考えは、障害者権利条約の実効性を持たせるための国内法でもある、障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)においても取り入れられるようになり、認知が広まりました。
2021年の第204回通常国会において改正 障害者差別解消法が成立しました。
これにより民間事業者においても合理的配慮が法的義務化されます。
本記事で、合理的配慮とは何かをお伝えし、事業者としてのサービス提供をどうすればいいのか考えていきます。

日本ケアフィット共育機構  合理的配慮とは?障害者差別解消法で法的義務化されます  からの~引用~ 
https://www.carefit.org/social_model/gouriteki_hairyo/

従業員企業側配慮をしてほしいことを伝えることで
合理的配慮実施され働きやすい環境状況を作る
どんな方ででも働きやすい環境整備をしてくださいというものです
働く側企業側にも双方合意のもと実施される配慮の事です

今回の記事のメモだけの話ではなく
通院休憩時間など
それぞれの方特性など合った配慮を得ることができます

メモの話で言うと
口頭だけの業務指示では指示内容がわからず
仕事支障がでてくる可能性があれば
指示書手順書視覚的分かりやすい形
視覚的分かりやすい状態企業側依頼することで

企業側にもあなた自身にも良い環境作る為
話し合いをした上で決定していく形になります

依頼をすればすべてすべて実施してもらえるものではありませんが
可能な限り企業良い環境をつくることが
企業側も義務化されています

ディーキャリア柏オフィスでは
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「予定変更パニック」大人発達障害(ASD・ADHD)変更に対応する最善策とは

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