「予定変更パニック」大人発達障害(ASD・ADHD)変更に対応する最善策とは
仕事における急なスケジュール変更や
突発的な依頼があったときに
「プチパニック」になってしまう
フリーズしてしまって仕事が手がつかなくなる
自分でもよくわからないけれど
急に予定が変更になったり
ルールが急に変更になってしまうと
「今までやってきたことはなんなん?」
と感じてしまって急にやる気がなくなる
「パニック」におけるメカニズムと
発達障害との関係性と対策ついてお伝えしていきます
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ディーキャリア柏オフィスの発達サポーターの大松です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害(うつ病・適応障害・双極性障害・不安障害など)のある方などが在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています
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目次
1.なぜ予定変更があった時にパニックになってしまうのか?
2.「パニック」とはそもそもどんなものなのか
3.「パニック」を防ぐ方法はどんなものがあるのか?
4.今すぐ取り組むべきはこれだった 「速攻解決案」
1.なぜ予定変更があった時にパニックになってしまうのか?
急なスケジュール変更があって予定に変更があった時や
突発的な依頼やお願いがあった時に
今までやってきたことを変更せざるをえないとき
あるいは変更を前提に突発的な依頼をされたり
急激な変更になかなか対応ができない
仕事中の依頼であれば
無理やり対応出来たりはするけれど
物理的なものの配置や
慣れていない環境で仕事をしなくてはいけなくなったときなど
急な変更や変化に対してなかなか対応できない
自分でもよくわからないけれど
感情的に苛立ちをかんじてしまったり
やる気が急になくなってしまったりする
なぜ、このような事がおきてしまうのかというと
2つの事が可能性としてあります
1つ目は変化したこと事態に納得ができていない状態になってしまう
「パニック」ということ事態はそもそも
あなたの中に予定通りに進むという期待感があり
その期待を裏切られたことによって
納得ができない状態になってしまう事で
「パニック」になってしまします
いわゆる、完全に想定外の事になってしまった結果
裏切られてしまったと思ってしまう事で
わけが分からなくなってしまうという事です
2つ目は出来事に対して怒りとパニックが直結している
予定外の事が起きた時に瞬発的に「怒り」を感じてしまうという
「システム」があなた自身の中でできてしまっている状態だと
「パニック」うんぬんの話ではなく
「予定外、予想外」=怒り
その「怒り」がどうにもこうにもコントロールできなくなってしまい
「パニック」につながっている状態です
あなた自身の感じている事というよりも
その出来事「事態」(予定変更)が
「パニック」や「怒」りとつながってしまっているという事です
反射的にそうなってしまう状態の事です
2.「パニック」とはそもそもどんなものなのか
そもそもパニックというものはどんなものなのかというと
パニックから連想されることとしては2つあります
・パニック障害・不安障害
・PTSD(心的外傷後ストレス障害)
知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス によると
【パニック障害・不安障害】
突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作(パニック発作)を起こし、
そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて
自分ではコントロールできないと感じます。
そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり
発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では
「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく心理療法が行われます。
無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切です。周囲もゆっくりと見守りましょう。原因不明の死にそうな苦しさ
他人にはわかりにくい不安で悩んでいるなら
突然胸が苦しくなり、鼓動はまさに「早鐘を打つ」状態。冷や汗で背中はぐっしょり。「死んでしまうかも…」そんな不安に襲われながら救急車で病院に運び込まれるけれども
どこを調べても体には異常はなく、そのうちに、あれほど苦しかった症状が溶けるように消えている。
そんな発作を何度も繰り返し不安はつのるばかりなのに、誰もわかってくれない。
そんな思いを経験してきたのではないでしょうか。知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス ~引用~
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_panic.htmlPTSD(心的外傷後ストレス障害)
PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)は
死の危険に直面した後、その体験の記憶が自分の意志とは関係なくフラッシュバックのように思い出されたり
悪夢に見たりすることが続き、不安や緊張が高まったり、辛さのあまり現実感がなくなったりする状態です。
PTSDは決して珍しいものではなく、精神医療においては「ありふれた」病気のひとつであると言えます。生死に関わる体験をすると、多くの人には不安、不眠、動悸などの症状が生じますが、多くの場合は一過性です。
またフラッシュバックのような症状が生じたとしても、数ヶ月のうちに落ち着く人が少なくありません。
しかし時間が経っても楽にならなかったり、かえってますます辛くなることもあります。
また、数ヶ月から数年間経ってから、PTSD症状がはっきりとしてくる場合もあります。
つらい症状が続いているときは、専門機関に相談しましょう。知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス ~引用~
発達障害が起因して起こる「パニック」は
PTSD(心的外傷後ストレス障害)と似ている部分があります
原因は明確になっていないのではっきりとしたことは分かりませんが
PTSDで起こってしまう「フラッシュバック」と似ている部分はあります
根本的な原因は異なると言われています
「パニック」の種類は様々あります
人によって異なる部分はありますが
100%信じ切っていたものが裏切られたときに
「信じられない」となってしまう、でも目の前で起こってしまっている
だからこそ混乱をしてしまって
頭が真っ白になって何も考えられない状態になったり
「怒り」が瞬間的に出てきてしまっている状態です
3.「パニック」を防ぐ方法はどんなものがあるのか?
仕事の場面で起きてしまう事としては
過度な緊張をしてしまう場面で「パニック」を起こしてしまったりします
過度な緊張をしてしまう場面としては
人前で何かを発表を強いられてしまった時や
会議の中で急に話を振られてしまう場面などがあります
また今までに経験をしていない事で
予想外の事が起きてしまった時などに起こりやすいです
過去の「失敗体験」があり
同じような出来事や状況がきっかけで
「フラッシュバック」を起こしてしまう事もあります
「フラッシュバック」が起こることで
今、目の前で起きている出来事とは関係なく
過去の嫌な記憶がよみがえったりすることがあります
そういった「フラッシュバック」が起きた事で
「パニック」を起こしてしまうこともあります
「パニック」が起きてしまう事で
心拍数が異常にあがってしまったり
手足が震えてしまう事や冷や汗や発汗を引き起こしたりすることもあります
「フラッシュバック」に関しては
予想がなかなかできない事も多いので
起こさない環境に身を置くのが一番やりやすい対策になります
そしてそういった状況を回避するためには
職場の人や会社の人に前もって
「パニック」になる可能性があると伝えておくことが大切です
周りの理解も必要になるので
あなた自身「パニック」になりやすい状況や環境を理解し
他者にも伝えておく必要があります
他者に伝えておくことで
「パニック」になりやすい状況や環境を作らないことが
一番の対策になります
4.今すぐ取り組むべきはこれだった 「速攻解決案」
発達障害が起因しておこりうる「パニック」に関しては
あなた自身の不安やこだわり
ストレス、感覚過敏、先行きの見通しなど
「パニック」になりそうな原因や要因を
出来る限りなくすことで
あなた自身が働きやすい環境や状況を作ることが速攻解決案になります
そういった形であなた自身が働きやすい状況・環境を作る為に
あなたがどんな場面で緊張してしまうのか
ストレスを過度に感じてしまうのかを
きちんと理解しておく必要があります
その状況を理解するために
「自己理解」が必要になってきます
「自己理解」に関しては
どのようにすれば理解できるかというと
大切なポイントとしては4つあります
・自分視点で自分の事を理解する
・他者視点から自分の事を理解する
・テータを活用して自分の事を理解する
・過去起きた出来事を参考に環境面を認識する
この4つのポイントを抑えることで
自分視点だけではなく
他者視点でも環境面でもデータでも
いろいろな視点で客観視する事で
「自己理解」を深めていきます
自分自身はなんなのかという視点で見てしまうと
あなた自身の存在の意味とか
存在価値というような視点になってしまい
混乱してしまいます
仕事をしているときのあなた自身の価値観と
プライベートのあなた自身の価値観は
そもそも異なってしまう事が当たり前です
状況が異なるとあなた自身の考え方や行動は
変化する事は当たり前です
状況によって変化することを
多重人格というような表現をすることはありますが
そもそも発達障害があるとか、定型発達だからとか関係なく
そもそも状況や環境によって
変化できるように人間の思考は作られています
その変化を統一してしまうこと事態が不自然で
一人の人間を1つのレッテルや
1つの事柄にカテゴライズできるわけがありません
一人ひとり異なることではありますが
仕事場でのあなた自身と
プライベートのあなた自身と全く同じ人はいません
一人の人としての自分もいれば
誰か友人といるときの自分
仕事場での自分
パートナーといるときの自分
兄として、姉として、弟として、妹として
男として、女として、中立な性として
子どもとしての自分
仕事場の役職としての自分
そんなことを言い出すと場面によったり
誰と一緒にいるのかで変わると思います
いろいろな自分を一つにできることというはなかなかできないと思います
だからこそ4つのポイントの視点で見る必要があります
いろいろな自分がいてどれが自分っぽくて
どれが自分ぽくはないと決めつける事はなかなかできないと思います
自分自身というのは「ミックスジュース」みたいな感じで
いろんな自分がいて混ざりあっていて
それ全部をひっくるめてあなた自身なのです
広い意味での自分探しというのは
1日、2日でできるものではありませんし
1カ月、1年、10年でできるものでもありません
「人間性」といったしますが
「人間性」は一生かけながら積み上げていくものだと思います
不明確な部分を一生懸命考えたところで
答えは簡単に出るものではありません
だからこそ4つのポイントをあなた自身で理解しながら
仕事場ではどのように考えたり、行動していけばいいのかという
考えて答えが出そうなことを考えて
いくことで具体的な対策を見出していけばいいと思います
とくに私たちが運営している
就労支援事業所(ディーキャリア柏オフィス)はそうたいった
仕事の場面ではどう考えていったほうが
長く働き続けることが出来るのかということを
考えていったり、他者視点ではどんな風にみえてしまうのかなどの
「自己理解」を深めていき
深めた「自己理解」を他者に理解してもらえる表現はどんな事なのかを
状況や環境を含めたうえで考えていきます
他の対策としては「セルフケア」をしていく
診断を受けている場合には「合理的配慮」として
急な予定変更を極力避けることを
(やむを得ない場合は業務整理をする時間をあたえるなど)
依頼できるケースがあるあります
ディーキャリア柏オフィスでは特性理解やセルフケア以外にも
勤め先への合理的配慮の説明の仕方の練習ができます
ASD(自閉症スぺクトラム障害)ADHD(注意欠如・多動性障害)
SLD(限局性学習障害)うつ病、双極性障害、パニック障害
不安障害、適応障害、パーソナリティー障害などの精神疾患
発達障害の方に特化したコンテンツがあります
またスタッフも知識を持ったスタッフが在籍しています
ディーキャリア柏オフィスでは
効果のある方法や対策などを実施する事ができます
3つのコースを通じてそれぞれの特性に合う方法を伝えています
各コースの詳細は下記よりご確認ください
3つのコースだけではなく他の取り組みも実施しています
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ディーキャリア柏オフィス
就労移行支援事業所 ディーキャリア 柏オフィス による説明
発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
自分の価値観や適職を見極める「やりがいを見つけるためのカリキュラム」で
就職後職場定着率93.4%(2020年度実績)を実現しています
[やりがいを感じられる仕事探し]×[あなたらしい働き方探し]を
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「人間関係リセット」発達障害の人によくある「人間関係の悩み」の特徴と対処法
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