うつ病や繊細さん(HSP)適応障害対策や発達障害との関係性|二次障害の事例
発達障害と二次障害の関係性は多くあると言われています 発達障害として診断を受けている方の中にも 二次障害を併発している方も多いと言われています 今回はその「発達障害」と「二次障害」と言われる精神疾患との関係性について書いていきます
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ディーキャリア柏オフィスの責任者の高野です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD) 精神障害のある方などが多く在籍されております 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
目次
1.二次障害とは(適応症障害、うつ病、パーソナル障害など)
2.なぜ二次障害を併発しやすいのか
3.二次障害があなたに与える影響
4.二次障害を予防と対策とは
5.【Aさんの事例】 二次障害が改善された事例の紹介
1.二次障害とは(適応症障害、うつ病、パーソナル障害など)
そもそも「二次障害」って何なのかというと
もともとの障害に起因する困難ではなく
ネガティブな経験の蓄積により生じた
精神疾患や行動の困難など
個人と環境と相互作用との間で
二次的に引き起こされた障害の事をいいます
発達障害なのか発達障害に関わらず
特性の偏りがある場合や周りと感覚が
合わなかったりする場合に
周りの環境の変化が起こしてしまう
精神的な疾病の事をいったりします
先天的な脳機能の問題で特性のある場合は
二次障害になりやすいと言われています
他にも最近ではHSPと言われる
繊細でストレスを感じやすいという方などもいます
2.なぜ二次障害を併発しやすいのか
発達障害の特性がある場合
「空気が読めない」
「自分の興味関心に偏りがある」
「非言語的なコミュニケーションが読み取りにくい」
「人との会話のポイントがズレてしまう」など
このような特性があると
学校のような環境で日本の教育に合わせることを
苦手と感じている方の場合
合わせたいと思っていても
どうしても合わせられなかったり
意識をしていても取り組めなかったり
何かに誰かと一緒に難しさを感じることがあると
「何でお前はあわせられないの?」
「何でこんなことができないのか」
「相手の気持ちを考えろ」
というようなことで
叱られたり出来ない事に対して
尋問のような形で自尊心を傷つけられたしまうことによって
自分自身を否定されてしまったり
学校という共同生活の中に
生きづらさを感じても
自分自身ではどうにもできないジレンマに
原因や要因を考える環境がなかった為に
あなた自身があなた自身を否定的に感る
「自分が悪いんだ」
「できない自分がすべて悪い」
「そんな私には存在価値がないのかな」
と考えてしまうようになって
結果、過剰に何らかの無理を強いられる状態になり
常に安心できる場所がなかったり
家の外に出るとつらい事しかない
といった思考に陥ってしまったり
極端な考え方をしてしまい
精神疾患(二次障害)を患ってしまうということがあります
3.二次障害があなたに与える影響
前提として理解しておいてほしいこととして
「発達障害」がある方の「二次障害」については
発達障害の特性と同じで
同じような傾向を伴う事はあるけれど
全く同じような症状や特性はないです
人それぞれで「二次障害」が与える影響は
人それぞれ異なります
そのうえでよくある事例として認識していただきたいです
「二次障害」が与える影響としては
発達障害が起因して
「うつ病」を発症したり「不安障害」になってしまったり
強迫性障害、脅迫症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)
というようなことを引き起こしてしまったりします
「二次障害」のような精神的な疾患に繋がらなくても
不登校になってしまって
学力が低下に繋がってしまったり
健康が不安定になってしまったり
社会的不適応になってしまったり
というようなことが起こってしまう事があります
そもそも目の前で起こっている出来事は
あなたの性格が起因していたり
あなたのこれまでの生き方
考え方が起因しているという事ではなく
もしかしたら、原因として
発達障害の特性が原因になっていたり
脳の神経が人と異なっているだけなのかもしれません
4.二次障害の予防と対策とは
●専門の医師に診察を受ける
ご家族の協力があったとしても
専門的な医師の見解やアドバイスなしで
「二次障害」を自分だけで対処していくことは難しいです
発達障害と診断されたり
ADHDやASDなどの傾向があるなどと
医師から言われている場合には
医師が状態や状況を理解している事が多いので
医学的な見解をしっかりと聞いて
二次障害への対処法も適切なものを提案してくれます
医師によっては忙しくと端的に伝える方がいるかもしれませんが
セカンドオピニオンなどの意見を聞きながら
ご自身で適切だと感じることを実践していけば
「二次障害」の症状が安定してくると思います
あなた自身のよりよい選択の為に
幅広い意見を聞く場所があるといいと思います
●焦らずに治療に専念する
「二次障害」になってしまった場合は
まずは専門医に相談することが大切な事になりますが
次のステップとしては治療に専念する事です
どのような病気でもそうですが
一度治療を始めているのであれば
治療を受けだした医師のもと指導をしっかりと受け
言われた通りの服薬、通院、生活をおくることが大切です
特に「うつ病」などの精神疾患になった場合
寛解の状態になっても経過観察のために通院や服薬が
必要になってくることが多いので
自分の判断に頼りすぎていると精神疾患は
短期間で完治しなかったり
短期間で治ることが難しくなってきます
そして再発のリスクは「うつ病」で5割以上と非常に高い確率となっています
また2回、3回と再発してしまうごとに次の再発リスクはさらに高くなってしまいます
学校や職場においても「うつ病」が完治しないまま
もとの学校や職場に戻ってしまうと
また病状の悪化につながり
負のループから抜け出せなくなってしまったり
逆に悪化させてしまい、家の外に出られないなど
症状が重たくなってしまうこともあります
「もう、大丈夫」
「次は失敗しない」
「今度こそは」
といった形で張り切りすぎる状態もよくありません
「今度こそは頑張る」という事に頑張りすぎて
再発を引き起こしたりする場合もあります
そうなってしまうと自分にプレッシャーがかかる場面があると
失敗を引き起こしてしまい、自身の気持ちを卑下してしまったり
自分が認められなくなってしまって
あなた自身の存在価値を自身で否定してしまう事に繋がり
自分で何とかしなくてはいけない
でも出来ない、自分はダメな奴なんだと
ネガティブルーティーンという沼にはまってしまい
なかなか抜け出せなくなってしまいます
時には「もうちょっと頑張る」ことをやめる
「この状況を乗りきる」ことをやめる
自身の中でプレッシャーにならないための対策も
必要になるのではないかなと感じます
●二次障害の予防
発達障害があるとどうしても他者との関わり合いの中で
出来ない自分を指摘されることがあります
そうするとストレスに感じてしまう事も多くなりがちです
また無意識に作業に集中してしまう特性もあったりすると
仕事に対して真面目に取り組みすぎて
ストレスをためてしまう事もありがちです
発達障害を持つ方が「二次障害」にならないためには
意識的にストレスから解放される時間を計画的に作る必要があります
注意欠如・多動症(ADHD)などの特性を持っていると
物事の整理整頓や計画的な行動が苦手なので
このような「休む」という事に対しても家族や職場の人が
アドバイスをする役割をしてくれると効果的です
職場で休憩時間をしっかりと守ったり
一人で気を休める空間や場所を意識的に作ることが大切です
最近では有給休暇なども取りやすい会社が多いので
月に1回、2回などの定期的な休暇をとり
過度なストレスからあなた自身の身を守ることを実践していきましょう。
●生活リズムを整える
多くの「うつ病」などの精神疾患の方は
生活リズムが乱れているという事実があります
逆にしっかりと生活リズムを整える事で
精神疾患などの二次障害を防ぐことが出来ます
自閉症スペクトラム症(ASD)の方は一つの事に過度に集中してしまう
注意欠如・多動症(ADHD)の方は計画的に物事を実行する事が
難しいなどの特性で夜も安定的に睡眠を取りにくいことが多いです
健康の為には生活リズムの管理が大切なのですが
発達障害がない人でも精神疾患になる人の多くは
生活リズムの乱れが見られます
その第一ステップとして睡眠が重大な要素になります
心配な事や不安があったり
特性から寝ることを忘れてゲームやYou Tubeなどで
遊んでしまうにしても適度な睡眠を
取ることが出来なければ疲労は蓄積していきます
それが仕事や勉強だったとしても
心身の健康といった視点では良いことではありません
夜に寝ないという事は翌日の活動に悪影響を及ぼしてしまいます
仕事中に眠くなりデスクワークをしているときや会議中に寝てしまう
また立ち仕事や頭を使う仕事においても効率が落ちてしまいます
注意力が散漫になり失敗や事故に繋がってしまったり
上司や同僚の指示や助言が頭に入ってこなかったり
あなたの反応が鈍くなってしまい不機嫌や表情や対応になってしまい
反感を買う事もあります
また夜遅く寝てしまって寝坊する事が多くなり
欠勤や遅刻早退など職場に連絡する際も
不自然な言い訳をしてしまったり
職場に行くことが億劫になってしまったりしていきます
5.【Aさんの事例】二次障害が改善された事例の紹介
●ディーキャリア柏オフィスで活動しているAさんの場合
Aさんは診断 注意欠如・多動症(ADHD)
精神疾患として「うつ病」を発症されていました
発達障害が起因して二次障害として「うつ病」発症されました
二次障害の「うつ病」があったことで会社を退職され
自宅療養をされていました
何度が「うつ病」が良くなることもあったが
働ける状態になっても
また「うつ病」の症状が出てきてしまって
引きこもってしまったり、他者とのコミュニケーションに
問題を抱えてしまい長期的に働くことが嫌になっていました
ディーキャリア柏オフィスの
「発達障害に特化したプログラム」を通じて
自己理解を深めていったり
生活リズムを安定のためのセルフケアチェックシートの作成、運用を通じて
セルフモニタリングを通じて自身の状態の把握
ストレスに対してもどんな事にストレスを感じてしまいやすいのか
ストレスを感じてしまった時にどんなストレスケアを実施していくと
効果的なのかを考えて、自身でどのような形で実践していくのかを考え
行動に落とし込んでいくかなど対策が取れる部分と
配慮依頼をお願いする部分などを理解して
自分でコミュニケーションを取れる状態になって
困ったことがあった時に自分で発信をして
自分以外の人にコミュニケーションを取れるようになったと
Aさんは語られていました
セルフケアチェクシートやセルフモニタリングに興味関心のある方
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発達障害の特性による働きづらさをフォローする「働き続けるためのプログラム」と
自分の価値観や適職を見極める「やりがいを見つけるためのカリキュラム」で
就職後職場定着率93.4%(2020年度実績)を実現しています
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