【発達障害キレる理由は意味がわからない事にあった。解決策は】
「話が嚙み合わなくてキレてしまう」
「周りが理解してくれなくてイラついてしまう」
「意味が分からなくて混乱してしまう」
怒りの感情は生活と密接に関わってきます
「キレてしまう」という事にもあります
怒りには原理原則があって
実は怒りたくないのに怒ってしまう場合もあります
発達障害と怒りについてお伝えします
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ディーキャリア柏オフィスの社会福祉士で責任者で高野です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
訓練プログラムを提供している就労移行支援事業所です
発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
精神障害(うつ病・適応障害・双極性障害・不安障害など)のある方などが在籍されております
専門知識のあるスタッフで運営しています
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目次
1.そもそもなんで怒ってしまうのか
2.発達障害と怒り(突発的な感情)
3.定型発達と怒りと発達障害(意味が分かればお互いに納得できる)
4.どのようにすれば理解してもらえるのか
1.そもそもなんで怒ってしまうのか
仕事をしているときに感情に左右される
気分が良ければ仕事が捗るけれど
気分が悪ければ仕事が捗らない
なかでも「怒りの感情」にはマイナスの強い力が働きやすく
仕事が手につかなくなることもあります
怒りをコントロールすることは仕事の効率を上げるスキルとも言えます
また生活にも密接に関係しているので
「怒りのコントロール」が上手くいけば
気分よく日々の生活を過ごすとこができます
怒りには怒りが出てくる仕組みというものがあり
基本的にはいきなり怒りを感じてしまう事は少ないです
仕組みを理解する事で
「出来事=怒り」というだけの構造ではなく
出来事と怒りの間にある感情を理解する事で
自身が感じてしまっている感情に気が付くことが大切です
怒りは「2次感情」と言われています
出来事が怒りに直結するわけではなく
出来事に対いて何らかの感情を感じた後に
怒りに結びついてしまう事で
二次的に怒りを感じてしまう仕組みがあります
具体的にいうと
怒りの感情を感じてしまっている裏側には
「不安」「悲しみ」「期待」「混乱」「困惑」などの感情があり
1次感情を感じた後に「怒り」という感情につながります
あなたの中に出来事に対してのイメージ(頭のなかの考え)があり
そのイメージと目の前に起きている出来事に
違い(齟齬)があると1次感情を感じ
そのあとに1次感情が1次感情だけでは処理できなくなると
2次感情(怒り)に変化していきます
2.発達障害と怒り(突発的な感情)
発達障害のある方の場合
脳の構造的な問題から
自分の気持ちを整理する前に行動してしまったり
他者の気持ちを読み取ることに苦手を感じる事があります
それによって、生活の中で周りの人と比べて
意図せずにトラブルを起こしてしまう事があったり
巻き込まれてしまったりした結果「怒り」に繋がる傾向があります
「怒り」やその他の感情のコントロールに悩まれている方は
障害の有無に関わらず多いと感じています
「どうして自分はすぐキレてしまうのか?」
「すぐに落ち込んでしまうのか?」など
ネット上にもたくさんの情報や対策があふれています
ではなぜ自分の心なのに
コントロールができないのでしょうか
私たち人間は常に頭の中で
「こんな感じかな?こうなるかな?」と
予想をしながら生活しているからだと考えられています
たとえば会社で
「誤字脱字のミスくらいならそんなに怒られないだろう…」と思って
急ぎで提出した書類がお客様に配布する大切な資料だった場合
上司は「お客様に出す資料にミスがあったら会社の信用に関わってしまうんだよ!」
と注意するでしょう
自分の思っていた「そんなに怒られない」という
予想を上回る「注意」を受けた時に
私たちは「自分の頭の中の予想」と「現実」の違いを突き付けられます
そうすると
心の中で「混乱」や「不満」が湧いてきて
それが怒りに繋がるのです
「だったら私にやらせず自分でやればいいじゃん!」
「初めからそれを言ってよ!」といった感じです。
発達障害の特性があると
こだわり・社会的文脈の困難
衝動性・多動性・不注意が起因していしまし
突発的な感情を強く感じてしまったり
今までの環境が怒りを感じやすくさせてしまっていたり
心理的な不安から感情の整理を苦手に感じていると
「感情のコントロール」が効かなくなってしまって
行動として不機嫌になってしまったり
他者に対して否定的な印象になってしまいます
3.定型発達と怒りと発達障害(意味が分かればお互いに納得できる)
定型発達と発達障害を分けた時に
多数派と少数派に分けられることがよくあります
現状、日本社会はどちらかというと
民主主義の世界になっているので
少数派の意見がなかなか通りにくいです
少数派の人が結果的に正しい意見を言っていたとしても
多数派の意見が多い場合は
少数派の意見がかき消されてしまいます
みんなの意見を民主主義的に決めてしまうと
多数派の意見が反映されることが多いです
多い意見が正しいわけではないのですが
多数派の意見に圧倒されてしまいます
みんなで決めたからという事で
民主的な視点でみるといいことかもしれませんが
発達障害の特性があるために
少数派の意見になることが多くて
毎回、毎回、あなたの意見が淘汰されてしまうことで
「自分の意見は間違っているのでは」と思ってしまうと
感じてしまうと自己肯定感が下がってしまう事があります
「ダイバーシティ=多様性」「インクルージョン=包括・受容」
というような言葉が最近よく言われたりしますが
少数派の考えや意見も多様性の一つとして
受容していく社会がどんどん広がっていけばいいと思います
どんな意見や考え方や特性でも
少数派であっても多数派であっても
お互いが多様性を認めて受容していくことが大切だと思います
多数派が気付かなかったことに気が付ける
少数派の特性を認めて受容し
少数派が多数派の一般的な考えや特性を
認めて受容して
そのうえでお互いが感じていることを共有しながら
折衷案なりよりよい選択肢をイノベートしていけばいいと思います
齟齬があるのはお互いの世界観を知らないだけだと思います
知らない事は認めるも認めないもできないし
ディベートするためにも
まずはお互いの事を知ることから
はじめればいいだけだと思います
発達障害とか発達障害ではないというだけではなく
もっと広い世界で多様性を認め合えることを願います
ディーキャリアもそんな社会を目指して日々活動しています
4.どのようにすれば理解してもらえるのか
対策はいくつかありますが
今回はその中の一つをお伝えしたいと思います
それは「自分の予想がどれくらい正確なのか?」という事を
普段から考えたり体感しておくことです
例えば 転職活動中に志望動機を書いて
誰かに添削してもらったとしましょう
「良くできたぞ!」と思っていたら
「きっと相手もいいね!と評価してくれるだろう」と予想しますよね
添削結果を聞く前に一呼吸おいて
自分の予想について「これはあくまで自身の「予想」に過ぎない」と
意識し添削結果を聞いてみてください
「この志望動機だと相手に伝わりにくいかもしれませんね」
と返答があったとしてもまずは聞き入れる
この時に「自分の予想が当たらなかった」ことを体感してください
そうする事で「自分の予想は意外と当たらないものだ」と
次第に思えるようになり
自分の予想と現実を分けて考えることができるようになり
怒りにつながりにくくなります
突発的な感情が起きてしまうときというのは
自分自身の予想が覆ってしまった時に起きてしまいます
想定外の事が起きても想定内にできれば
情動のコントロールができるようになります
これも「リフレーミング」や「ソーシャルスキルトレーニング」をすれば
対応できることも多いです
そうはいっても相手に問題がある場合もあるので
相手に問題がある場合は
聞き流す、相手にしないという選択もありだと思います
このように「怒り」の仕組みや対策を知ることで
私たちの日常生活がちょっと楽になるかもしれません
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