【発達障害】特性を才能として捉える方法をご紹介!

皆様こんにちは!3月も下旬になりだんだんと暖かくなってきていますね。
発達障害の特性があるとどうしてもマイナスに考えたり、ネガティブに捉えがちになります。ですが、独特な感性や、発想がクリエイティブの方面では才能となる可能性があります。
今回は特性があると言われているアーティストや有名人のご紹介、特性を才能と捉える方法をご紹介します。
1. 特性があると言われているアーティストをご紹介

数年前から発達障害という言葉が頻繁に聞かれるようになってきました。
特に最近はテレビや新聞などのメディアで発達障害の特集が組まれるなど、発達障害の言葉が認知されるようになってきました。有名人や芸能人で発達障害を自身のSNSで公表しているなど、目にする機会が多くなってきたように思います。
そういうことを発言しても許容されるようになってきた社会背景、時代も関係があるのではないかと思います。
芸能界に限らず、スポーツ界、音楽家や芸術家などのクリエイティブな世界には発達障害や傾向を持った方がいらっしゃいます。
例えば、自閉症スペクトラム障害では、米津玄師さん(歌手)、イチローさん(元プロ野球選手)、市川拓司さん(作家・ADHDも併発)、石村嘉成さん(画家)。
ADHDでは、SEKAI NO OWARIのfukaseさん(歌手)、黒柳徹子さん(女優・タレント)、リトさん(葉っぱの切り絵アーティスト)。
LDではミッツ・マングローブさん(タレント) 、柳家花緑さん(落語家)がいます。
ミッツ・マングローブさんのエピソードとして、活字の暗記ができないことから、絵や音で覚えているそうです。この方法で受験を乗り切り、慶応義塾大学に合格したのでしょうね。
また、fukaseさんはSNSで、ADHDの話をするときは自分の長所として話をするようにしている旨を発言しています。
起業家の方の中にも発達障害の傾向があるのではないか、という方がいらっしゃいます。
発達障害の特性の1つである、こだわり、高い集中力や独特な創造性が作曲やアートなどの創作活動、企業経営へと発揮されているのではないでしょうか。そして、皆さん好きなこと、得意なことを職業を通して極めているな、と思いました。
また、発達障害の人中には、特異な能力をもった方もいるようです。能力の1つとして、音が色を持ったように聞こえる共感覚、膨大な桁の計算を瞬時におこなってしまう特異な計算能力があります。いわゆる「ギフテッド」と呼ばれる能力です。
世の中から天才と呼ばれる方たちは、このような能力を持っている方たちなのかもしれません。
ここに挙げた方たちは、自分の特性を生かしながら活動されています。
このように特性は、捉え方によっては長所にもなるし、短所にもなるのです。
次は特性を才能と捉える方法についてお伝えします。
2. 特性を才能と捉える方法

2‐1. 苦手を裏返してみる
苦手は裏を返せば長所にもなるのです。
ディーキャリアではライフスキルコースの訓練の1つに「リフレーミング」があります。
これは「物事を多方面から捉え直す」というものです。
訓練では、自分の短所と思っていることを別の言葉に置き換えて、長所として捉えてみるというワークがあります。
たとえば、「気にしい」という特性は、「気遣いができる」「細やかなことに気が付ける」という長所に言い換えられます。
このように、自身では特性でマイナスと考えていたことが、見方を変えればポジティブなものになります。
ライフスキルコースの他の訓練と合わせて多角的な目を養っていくことで、自分の弱みが強みとなり、だんだんと才能と捉えていくことができていくと思います。
2‐2. 自分の特性が活きる環境を探す
これは本当に大切だなと思います。
私はASDの特性を持っています。ディーキャリア府中オフィスに通う前は、仲の良い人は作らなくてもいいから、他の利用者とトラブルにならなければよい、くらいに考えていました。
実際に通ってみると、訓練の他に他の利用者さんやスタッフさんとのおしゃべりがとても楽しく、あまりストレスを感じることなく充実した毎日を送っています。これには私自身が大変驚いています。特性を活かすことについては、日々の通所の中で模索の最中です。
このように、環境によって人は大きく変わると思っています。
苦手なことがあると、自分の苦手を克服しなければと思いがちです。
そう思うことも大事ですが、それよりも、自分の得意な部分を伸ばせる(活かせる)ような環境を探すことが重要になります。
そこで得意なことを伸ばしていく。苦手なことは工夫しながらカバーしていき、自身に負担が少ない生活を送る方が、少しでも心に余裕を持ちながら日々を送っていくことができます。
3.まとめ

今回は発達障害を持ちながらも活躍しているアーティストと、特性を才能と捉える方法についてお伝えしました。
活躍や成功などの結果にこだりすぎず、自分自身が納得できる環境に身を置き、キャリア(自分の人生)を築いていきたいですね。 このほかにも自分の特性を活かす方法をご存知の方は、ぜひ教えて下さい!
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