【発達障害】特性がある人との接し方を徹底解説!
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皆様こんにちは。2025年も始まってもうすぐふた月がたとうとしています。お正月休みが終わり、お仕事や日々の生活に本腰が入ってきた頃でしょうか?(お正月休みが関係ない方もいるかもしれませんが…。)
お仕事や日々の生活を送る中で欠かせないのが、人とのコミュニケーション。今回の記事では、発達障害の特性を持った人とどのように接していけばいいのか?を解説していきます。
発達障害特性を持つ当事者のご家族の方、当事者の同僚の方といった当事者の方をサポートする支援者の皆様方にぜひ読んでいただきたい内容となっています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
本題に移る前に、発達障害の方と接するうえでの予備知識をひとつ。
発達障害は外見からの特性や、課題の見えにくさがあるためその方の性格面に問題があるのでは?本人が怠けているだけなのでは?と思われがちです。
ただ、発達障害は脳や神経系の障害であるため本人の意識や努力にかかわらず、障害特性が表出することがあります。その障害特性を持っていることにより、コミュニケーションに問題が生じているのです。
当事者の方がコミュニケーションを行う際に生じる問題を改善させるには、当事者自身が自身の特性を理解し、他者へ配慮を依頼することに加え、支援者が当事者の特性を理解することが不可欠です。
これを行うことで支援者は当事者が障害特性を持っていると再度認識でき、コミュニケーションを円滑に行う手だてが見えてくると思いますし、当事者の方も自身を受容されたと感じられるのではないかと思います。その一助としてこの記事が役立てば嬉しいです。
目次
1. ASDの特性がある人との接し方
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1-1. 本人のペースを乱さないこと
ASDのある方と接するうえでは、本人のペースを乱さないことが大切です。
なぜならASDの特性を持つ方は、自分の関心、行動、ペースの維持を最優先させたい強いこだわりがあり、自分の中のルールや、ルーティンを変えることにストレスを感じるといった特徴を持つことがあるためです。
具体的にできることは、予定の変更があった際に早めに伝えること、本人が話をしている時に急かさないこと、本人からの相談を受け止めること、本人が納得いくまで話を聞くこと、本人が納得するまでこだわりに付き合ってあげることがあります。
いずれにしても、当事者の方には「崩したくないペースがある」ということを理解しておくことがポイントです。
1-2. オブラートにつつまず冷静にはっきりと伝えること
続いてASDのある方と接するうえで大切なこと2つ目は、言葉をオブラートにつつまず、冷静に、はっきりと伝えることです。なぜならASDのある方は、他者の意図を推測することが苦手である特性を持っている場合があるからです。
原因としては表情を視覚情報として自動的・感覚的に理解することが難しいことや「心の理論」といった相手の心を類推し、理解する能力に乏しく、他者の気持ちを理解することが難しいことがあげられます。
そのような特性が見られる方に対応する時は、「いい感じにやって」「最近どう?」などざっくりした内容で指示出しや問いかけを行うのではなく、固有名詞や数量を使用して範囲を定めた伝え方を心掛けるのがおすすめです。また表情と言動を一致させ、伝えたい内容を正確に伝えることにも注意してみてくださいね。
2. ADHDの特性がある人との接し方
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2-1. 結論から伝える
ADHDのある方と接するうえでは、結論から伝えることが大切です。
なぜならADHDの特性を持つ方で「不注意」特性により、外部からの刺激に過敏になっており注意が逸れやすい場合や複数のことから特定のことを選択することが苦手である場合があるためです。
その注意が分散する特性から、話を聞いている最中に話の内容の細部に注意が向いてしまい、その話の要点を理解できないことがあります。
そのような事態を避け、話を正確に伝えるためには結論から伝えることが重要です。
大事な箇所を大事であると目立たせる工夫をすることによって、当事者の方は話をスムーズ理解することができます。
2-2. 興味があるものを使って説明する
ADHDのある方と接するうえで大切にしたいこと2つ目は、当事者の方が興味のあるものを使って説明することです。理由は、好きなこと以外に対して集中力を保ちにくい特性を持っている場合があるからです。
また当事者の方が「多動性」と「不注意」の傾向も持っていた場合、興味・関心を周囲の状況に応じて適切にコントロールすることができなかったり、環境によっては注意散漫になり気が散ってしまったりすることがあります。
ただ裏を返せば、好きな分野や特異な分野では集中力を維持し、ミスも少ないことがあります。その利点を生かして、当事者の方の興味・関心ある事象に例えて説明をしてみましょう。
3.まとめ
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支援者も当事者とともに特性理解をすることで、支援者も当事者も安心して日々を過ごすことができると思います。本記事の内容を是非ご活用ください!
↓↓↓↓【ADHDって?ASDって?どう違うの?】についてはコチラの記事で解説しています↓↓↓↓
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