【発達障害】人の話が理解できないのはどうして?対処法もご紹介!
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皆さんがハマっていることはなんですか?
私はテーマパークに夢中です。グッズや新しい情報が入ってくるとついそっちに気を取られてしまいます。「話聞いているの?」と言われてしまう事もしばしばです。
夢中になれることは、高い集中力を発揮することができていい事ですよね。
ですが、仕事中や大事な話の途中で、他のことに夢中になってしまっては、相手の話が理解できないことがあります。
皆さんは相手の話が理解できなかった経験はありますか?私は、仕事中にお客さんの指示が理解しきれず、相手を怒らせてしまったことがあります。
今回は原因を発達障害の特性と絡めて説明した後に、対処法までご紹介していきたいと思います。
目次
1. 発達障害の特性があると人の話が理解できないのはどうして?
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1-1.ASDの特性から考えられる理由
診断基準にも示されている通り、ASDの場合には対人関係やコミュニケーションの困難が指摘されています。特徴としては、他者の意図を推測するのが難しいことが挙げられます。
他者の意図を話の中から読み取れないと「この人が何を言っているのか分からない」「なぜ叱られているのだろう」といった風に、話そのものまで理解ができなくなってしまう事があります。
人の話を理解するとき、私たちは表情から感情を読み取ります。表情の認知を自動的・直観的に行うことも特性上難しいとされていることも人の話が理解できない原因の1つと言えるでしょう。
また、人に対する関心が少ないことも理由として挙げられます。相手に関心を抱くことができず、つい別のことを考えてしまうことがあります。
これらがASDの特性から考えられる理由です。
1-2.ADHDの特性から考えられる理由
ADHDの主な症状は「不注意・多動性・衝動性」の3つに分けられます。それぞれの特徴から考えられる理由をご紹介します。
【不注意】
適切な対象に注意を向けたり、集中・やる気を持続したりすることが難しいとされています。例えば職場で業務中にケアレスミスを起こしてしまうことがあります。人の話を聞く時にも特性が出てしまい、結果的に相手の話が理解できないことに繋がります。
【多動性】
落ち着きがなく、じっとしていることが難しいとされています。これは、ドーパミンの不足が関係していると言われています。落ち着いて他者の話を聞き続けることができなかったりします。
【衝動性】
自分の行動を制止したり、抑制したりすることが難しいとされています。話の途中でゲームなどの趣味に熱中してしまうことなどが挙げられます。
これらがADHDの特性から考えられる理由です。
このように人の話が理解できない時は、発達障害による特性が理由になっていることがあります。
2. 人の話が理解できないときの対処法
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上記のような特性の症状が、幼いころからある方も、大人になってから出た方もいらっしゃると思います。「人の話が理解できない」という悩みは人と関わっていく上でとても難しい問題ですよね。
ここでは、5つ対処法をご紹介します。自分に合う対処法を見つけながら、一緒に対策・改善していきましょう!
2-1.もう一度聞く
まず聞き返せるようであればもう一度聞いてみましょう。その際は、一度で理解できなかったところを中心に聞くのがベストです。「すみません、少し難しかったのでもう一度お願いできますか?」などといった風にやわらかい表現でお願いできるといいですね。
この時、何度も何度も聞き返してしまうのはNGです。
2-2.可視化してもらう
資料にできるものであれば、可視化してもらうのもオススメです。私は配慮として、指示や話の内容を紙媒体にしてもらうようにしていました。口頭ではなく、可視化されていれば後でゆっくりと見返すことができるのも良い点だと思います。
2-3.分かりやすく話してもらう
自分の知らない単語や事柄があることも人の話が理解できない要因です。知らない単語は説明を加えてもらうなど、自分にとって分かりやすく話してもらうのを依頼してみましょう。話の解像度が上がって理解しやすくなるかもしれません。
2-4.場所を移動する
他の音が気になってしまうなど集中しにくい環境の場合は、環境自体を変えると改善するかもしれません。特にADHDの方に有効と言えます。通話の場合はノイズキャンセリング機能を使うこともあわせてオススメします。
2-5.メモを取る
これは個人的に一番オススメな方法です。メモを取ることで相手に負担をかけることなく情報を可視化することができます。話の全てをメモする必要はありません。要点だけで大丈夫です。時間が足りない場合はお願いをして相手に少し待ってもらいましょう。
また、理解できなかったところをメモしておくと後で聞き返すときにも役立ちます。
3.まとめ
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いかがでしたか。
苦手な事を少しでも対策して、困りごとが減るといいですよね。
対策しても難しい場合、ときには支援を受けるというのも一つの手です。
私は人の話が理解できないことも多いので周りの人に配慮を依頼しながら生きています。 皆さんも自分に合った対策を是非探し出してみてくださいね!
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