【訓練内容】問題解決力とは？

緑が美しい季節になりました。

「タスクを効率的に片づけられる社員」の条件として挙げられる解決力。
一見難しそうに見えますが、トレーニングをすることによって高めることができる能力であるとされています。
今回は解決力とは何か、解決の過程とはどんなものなのか、そして解決力を高める方法についてご紹介していきます。

1.問題解決力って何？

1-1. 問題解決力とは

解決力とは、問題を見定め、解決する能力のことです。

解決能力は仕事でとても重要なスキルの1つです。

1-2. 問題解決力の種類

まず、問題の種類は大きく分けて3種類あります。

• 先にある問題

　目に見えて起こっている問題のことです。

　例でいえば「売上目標を達成できない」は、現在進行形の問題であるため①にあてはまります。
早急に問題解決すべき問題ということになります。

• 次におきる問題

　現段階では分かってないが、もしかすると将来発生して、自分や会社に影響を及ぼす恐れのある問題のことです。

　問題をおこさないための策や、もしも起こったときの対処法を考えておくと、うまく調整ができます。

　今起こっていない問題であるが故に、①と比較すると優先順位は低いのですが、事前に対策をねっておけば回避できますので、問題を認識して予防策を考えておくことが必要です。

• 未発見の問題

　問題であると認識されない問題のことです。
問題なくタスクができていると思っていても、実は問題が隠れている時があります。
③にあてはまる問題は、第三者が調べたり、当事者が見直したりすることで認識することができます。この問題は、見つけたらすぐに対処することがおススメです。

1-3.問題解決力を高めるメリット

問題解決力を高める利点は３つあります。

• 問題解決までのスピードが上がる

即座に問題を把握し、解決することを繰り返していくと、限られた時間の中で、たくさん振り返って解決策を考えることができるようになります。結果的に効率アップにもつながりますね！

• 思考力がアップする

問題解決までの手順を組み立てるため、思考力を高める効果が期待できます。

思考力が上がれば、他の方が思い付かないアイデアを生みだせるようになり、新しい見方の問題解決の方法が発見されるかもしれないです。また、非常に難しい問題を解決できるようになるためにも、思考力のアップは必須になります。

• 問題が起きても上手に対処できる

解決までの手順が分かっているため、問題が発生しても上手に乗り切れます。

問題を解決に導くための適切な道筋をたどることができれば、解決の方向を間違えたり、脱線したり、間違った解決策を提示したりする可能性が少なくなります。短期間で解決するためにも重要なことです。

1‐4.問題解決力を高めるポイント

問題解決スキルをアップさせるポイントを4つ紹介します。

• 物事に対して疑問を持つ習慣をつける

たとえ当たり前のようにおこなわれている行為でも疑問を持つ習慣をつけるべきです。

「なんで？」「他にはないかな？」「何が難しいの？」など、物事やできごとに対して疑問を持ち続けることが大事です。

• 見える化する習慣をつくる

疑問や問題が起こったときに、見える化する習慣をつくっておくことも重要です。
そうすることで、客観的に問題を見つめ直すことができ、問題の内容も詳細に把握することができます。

なお、見える化するときは、気が付いたことを次々紙に書きだすとやりやすいためおススメです！

後に、書いた内容を精査して問題解決までのプロセスをつくると、作業しやすくなります。

• ロジカルシンキングができるようになる

ロジカルシンキングは、筋道を立てて論理的に物事を考えることです。

問題解決では、データと原因を紐づけて解決策を考えたり、手順をたてたりするなど、さまざまな場所でロジカルシンキングが必要となります。問題解決を繰り返しおこなうことで、ロジカルシンキングを正しく行えるスキルが付くと考えられます。

• 社内運用できる問題解決策を考える

チームメンバーの個性や、得意分野、忙しさなどによって、実行可能な解決策は変わってきます。
それらを考慮しながら、解決案を考えることが重要です。
「解決策が実行できるものなのか」を考えるときには、以下の事柄に注意するのがおススメです。

・チームメンバー

問題解決の業務に割ける人員を想定します。
間違った人員状況で問題解決を行おうとすると、他の業務の問題に発展する場合があります。
その状態を回避するため、問題解決にどれくらいの人を割けるのか、また、問題解決を行うことで影響の出る業務は誰が対応するのかについて検討しておくことが大切です。

・チームメンバーの能力

チームメンバーが持っているスキルを把握し、それぞれの能力に合わせて役割を割り振ることも大切です。

2.職場で問題解決をする具体例をご紹介！

2‐1.具体例

例えば、新入社員に営業のスキルを教えても、営業成績が上がらないというケースを考えましょう。

　指導担当である先輩社員は、原因を知るため、新入社員の営業先に同行、観察しました。

　結果、ビジネスマナー、トーク能力ではなく、製品の理解が不足していることが問題点であると
　わかりました。そこで製品の特長を勉強、顧客に評価のポイントを社員に説明しました。

　新入社員は製品の良さを顧客に伝えることができました。

このケースはビジネスの場面の例ですが、同じように日常生活でも役立てることができます。

3.まとめ

問題解決するスキルを身につけることで、困難な状態に遭遇したとしても、上手に対処することができます。

問題解決力は、起こった問題を解決するのに大切なスキルです。
スキルをあげれば解決までにかける時間が少なくなり、効率を高めることにもつながります。

↓↓↓↓問題を先延ばしにしてしまう特性についてはコチラの記事で解説しています↓↓↓↓

【発達障害】ADHDがあると先延ばし癖がある？理由を解説！

就労移行支援事業所ディーキャリア府中オフィスでは、
目の前の問題で頭がいっぱいになってしまう、などのお悩みに合わせて、
問題解決力の訓練をおこなっています。

訓練では、問題を分解してそれぞれのフェーズで何をするべきかを考え、
段階的な解決をします。

「問題を整理したい、何で困っているか知りたい」という方、
当オフィスの問題解決力の訓練を無料体験してみませんか？

一緒に効率的な問題解決の方法を学んでいきましょう！(^^)

お問合せをお待ちしています！

★WEBからのお問合せ★
💻お問合せフォーム

★TELでのお問合せ★
☎042-319-0063

★メールでのお問い合わせ★
✉fuchu@dd-career.com

◆d-careerディーキャリア府中オフィス◆
ディーキャリア府中オフィスは、東京都府中市「府中駅」にある就労移行支援事業所です。
利用料金は前年度の収入によりますが、ほとんどの方が無料で利用されています。

①座学で自己理解を深める「ライフスキルコース」
②模擬業務を行う中で自己理解を深める「ワークスキルコース」
③就職活動を進める「リクルートコース」

を通して、働き続けるためのスキル習得をサポートいたします！

「働き続けたいけど何から始めたら良いか分からない」「一人で就職活動をするのは不安…」
そんなお悩みをぜひお聞かせください。
私たちと一緒に、「あなたらしく」働ける環境を見つけてみませんか？

ご見学や体験・ご相談いつでも大歓迎です。
こちらからお気軽にお問い合わせください！

★WEBからのお問合せ★
💻お問合せフォーム

★TELでのお問合せ★
☎042-319-0063

★メールでのお問い合わせ★
✉fuchu@dd-career.com