卒業生ブログ【連載】第四話:セルフケアと目標設定、そして自己理解
皆様こんにちは、ディーキャリア卒業生のYです。
前回の番外編でお伝えしたように今回のテーマはセルフケアと目標設定、自己理解についてです。
目標設定と自己理解は何故セットで考えるのか?
目標設定と自己理解のこの2つをなぜセットで考える方が良いのでしょうか?
それは「目標設定をおこなう上で自己理解がないと適切な目標設定が立てにくくなる」からです。
ポイントとしては「目標設定」と「自己理解」の2つはいろいろなことをおこなう上で基礎になるものでもあるからです。
目標設定とは?
まず「目標設定とは何か?」ですが、
目標設定とは『ゴールを設定し、そこに向かう為に自身で目標を立て、その目標を達成する為に必要な行動を立て実践すること」です。
ここでのポイントは「自分で目標を設定し、その目標を達成する為の行動を自分でやり遂げる」ことです。
セルフケアと同じ「自分」が主役なのです。
自己理解を踏まえた目標設定の仕方ですが、そのポイントをお伝えします。
目標設定をするには自分が実現したい状態を表した「結果目標」をゴールに設定し、そこから目標達成にむけて細分化し具体化した行動を「行動目標」として設定します。
そして状態までのステップを明確にして行動に移すことが目標達成に必要なプロセスになります。
そしてこれを踏まえて、目標設定を上手にする上で重要な5つのポイントをお伝えします。
①具体的内容か?
②測定可能な内容か?
③達成可能な内容か?
④目標に関連した内容か?(今回の場合は自分の利益に繋がっているか?)
⑤期限が設定されているか?
以上の5つがポイントです。
特に④の目標に関連した内容か?(今回の場合は自分の利益に繋がっているか?)がここでは重要です。その理由として他の4つの項目は内容や数値的な面で見えやすいですが、
目標に関連した内容(自分の利益に繋がっているか?)は案外見えにくく、そして見失いがちになります。
ここがズレてしまうと達成したい目標に到達できなくなるからです。
次にあげる目標設定の例ですが、この目標設定はどうでしょう?
●結果目標を「生活リズムを安定させ、規則正しく過ごす」
それに対する行動目標を「夜きちんと寝て、朝早く起きる」とします。
この目標設定についてみていきましょう。
ポイントは先ほどの5つです。これに照らし合わせてみてみましょう。
①具体的内容か?⇒具体性が乏しい。何を持ってきちんと寝て、「早く」の基準が乏しいです。
②測定可能な内容か?⇒この場合、基準があいまいです。
③達成可能な内容か?⇒達成することは可能ではある。
④目標に関連した内容か?(今回の場合は自分の利益に繋がっているか?)⇒生活リズムが整うという利益には繋がるが行動の過程が見えにくい(きちんと寝る為にすることや朝早く起きる工夫など)
⑤期限が設定されているか?⇒期限は明記されていない。
以上のように5つのポイントが満たされていません。これでは目標を達成できる実現性が低いです。
5つのポイントを入れて実現性の高い目標設定をすることが大切です。
目標設定と自己理解の関係性
次は「目標設定が自己理解とどう繋がるのか?」というお話です。
具体例を挙げてみますのでこの2つに繋がりがあるのかを見てみます。
自己理解
パソコンやスマホをだらだらと見る癖がついてしまい、入浴も気が向いた時しか入らない習慣になり、就寝への準備ができないまま夜を過ごしているので睡眠のリズムが乱れてしまっている。
そこでまず改善しやすいパソコンとスマホを見る事への対策を立てることで
少しずつ結果目標へのステップを進めていくことにしました。
それにより最終的に生活リズムの安定をはかれるようになりたいと考えている。
この自己理解に基づき
●結果目標:「夜は23時までに就寝し、朝は7時までに起床する」
それに対する行動目標として
行動目標(1歩目):「22時30分までにパソコンの電源を落とし、スマホの閲覧をしない」
行動目標(2歩目):「2日に1回入浴する」
行動目標(3歩目):「毎日入浴する」
行動目標(4歩目):「毎日21時までには入浴する」
各行動目標を1週間ずつ実施して次に移ることを設定
このように結果目標に向けて確実に自分ができることからスモールステップで設定し、確実に実行し
やり続けていくことが重要です。
しかし、自己理解をおこないその上で目標設定してもうまくいくとは限りません。
その際は行動目標の設定を見直すことが重要です。
(この時に行動目標を見直し、最初の行動目標よりハードルを下げてしまうことに罪悪感を持たないようにしてください。)
この流れでこのような疑問が出てくるのではないでしょうか?
「自己理解からどう目標設定するのかは理解できたが、もし自己理解が進まないと目標設定することが難しいのではなのでないか」と。
このような場合は人に相談することが良いでしょう。「一緒に悩み事について考えて欲しいと」とお願いしてみるのです。意外と自分で気付いていないところが気付くきっかけになったり、
気付きにくい解決策が出たりすることもあります。
この相談をする際は苦手なことや失敗したことも伝えるとよいでしょう。
何かヒントが得られると思います。
私がここでどうしてもお伝えしたいことは2つあります。
1つは失敗することを必要以上に恐れずに。「失敗は成功の母」とも言いますので恐れずに行動してください。
2つ目は「他者視点」の重要性です。他者視点では自分では見えないものが気付けます。これは自己理解を深めるうえで不可欠なものになります。
最後に目標設定で気を付けるべき点をお伝えします。
・行動目標は「今の自分にとってほんの少しだけ」ハードルが高いものにしてみる
・数字や可視化しやすいものを目標に入れておく
この2つの内容を意識して目標設定をしてみてください。
いかがでしょうか?
以上の具体例を通じて自己理解と目標設定の関係性はお伝えできたと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
それではまた次回。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸
ディーキャリア梅田オフィスってこんなところ!
◆北新地駅直結!しかも全路線からアクセス便利!なんと雨でも濡れない!
◆ハローワーク梅田と同じビル!求人検索や就職相談にも行きやすい!
◆実習先豊富!
総務事務・経理事務
IT(デザイン・コーダー)
接客・販売(パン屋・ゴルフショップ)
サービス(フィットネス)
部品検査・検品
福祉サービス(放課後等デイサービス・高齢者介護・就労移行支援事業所)
ディーキャリア梅田オフィスがいつでもあなたをサポートします!
お気軽にお問い合わせください。
オンラインでもご相談受け付けておりますので、ご希望があれば遠慮なくお申し付けください★
お問い合わせはこちらのページから!
☞ ディーキャリア梅田オフィス
〠530-0001
大阪市北区梅田一丁目2番2号 大阪駅前第二ビル10階
☏:06-6343-4510
✉:umeda@dd-career.com
URL:https://dd-career.com/office_data/umeda/
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸
梅田オフィスのブログ一覧
オフィス情報
梅田オフィス
- アクセス
- 阪急線 「梅田駅」3階出口より徒歩12分
- 電話番号
- 06-6343-4510