お金と時間に余裕を持たせるには?
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
人間は生きているだけでもさまざまな悩みに直面する生き物です。少しでも悩み事を減らすための方法として、日頃からお金と時間に余裕を持たせておくことが挙げられます。一見複雑に見える悩み事でも、この2つに余裕があると見えてくる選択肢が異なります。お金と時間に余裕があるとどういった変化があるのでしょうか。

お金
お金に余裕が出てくることで経済面だけでなく、精神的にも楽になります。お金の面での心配事はなかなか払拭することが難しく、一朝一夕で解決できる問題でもありません。そのため、経済的な不安は長く・強く残りやすく、短期的な利益で物事を考えてしまいがちです。一方で金銭面に余裕が出てくるとこういった不安が和らぐため、将来を見据えた長期的な選択も視野に入れることができます。
例えば、必要でもないのに安くなっているから買ってしまうといった行為は、次に見かけた時には高くなっているかもしれないという考えから起きています。これは物ではなく値段を見て判断しており、本当に欲しいかどうかは度外視されています。買った瞬間は得したかのように思えますが、実際には自身にとって不要なものであるため、全く使わずに物だけが溜まっていってしまうことも珍しくありません。そういった物が積み重なっていくと、最終的に実は損をしているというケースが殆どです。
金銭的な余裕があるということは、必要なものを必要なときに買えるということであり、安くなっていたとしても本当にそれが自身に必要なものかを見極める余裕が生まれます。こういった判断の積み重ねがさらに金銭的な余裕を生み出すため、良いサイクルを生み出すことができます。
時間
時間的な余裕がある場合、できることに大きな差が生まれます。例えば書類の締め切りまであと1時間しかない状況と1週間もある状況では、まず時間的にできることが大きく違います。時間が少ないと、書類の不備を細かくチェックする余裕もなく、できあがりの質は大きく異なります。また、時間に余裕があれば気持ちを落ち着かせて取り組めるため、自然とミスも減り、他のタスクが急に来ても対処することができます。しかし、時間が限られている場合は焦っているため、自然とミスも増え、緊急で対応しなければならないことにも対応できません。また、追い詰められた状況が長く続いてしまうことで、途中でもういいやとバックレてしまう可能性もあります。バックレは準備不足の積み重ねによって起きるものであるため、普段から時間に余裕を持っておくことでこういった事態も未然に防ぐことができます。
どうやって余裕を持たせるか
では、実際にお金と時間に余裕を持たせるにはどうすればいいのでしょうか?
お金
買い物をする際、予め買い物メモを用意しておくことで不要な物を買ってしまうリスクを最小限にとどめることができます。買い物は自分が買おうとしているものが本当に欲しい物なのかどうかを考えることが重要です。今だけ安いから、期間限定だからという理由での購入は、物ではなく一時の安心感や満足感を買っているだけに過ぎず、後になってから後悔することが多いです。また、購入するときはあれだけ買うか悩んでいたのに、いざ買ってみると急に興味がなくなってしまうといったこともあります。こういったことにならないために、買うものを予め決めておくことが効果的です。
買い物は必要なものだからこそお金を払う価値があるのであって、価値が安いというだけでお金を払うことはマイナスにしかなりません。物を売る側は買う側の人に購買意欲を持ってもらうためにさまざまな方法で商品を売っています。しかし、それは人為的に作られた購買意欲であるため、冷静になって考えると、実は本当に必要なものというのはそこまで多くはありません。必要なものが少ないのであれば、自然と買う量も減り、出費も自然と減っていきます。
時間
時間に追われることにならないようにするためには、スケジュールを立ててタスクを可視化すること、タスクをやりきるまで油断しないことの2つが重要です。
まずはスケジュールを立てて全体のタスクを可視化し、何をいつまでにやらないといけないのかを把握しましょう。タスクが整理できていない状況でむやみに手を付けてしまうと、余計に分からなくなってしまい、かえって手間や時間がかかってしまいます。また、スケジュールを立てずに行動すると、自分の気分次第で締め切りを動かしてしまう可能性もあり、予定から逆算した行動を取るということができなくなってしまいます。まずは期日を守るためにも、スケジュールを立てるところから始めましょう。
そして次にタスクをやりきるまでは油断しない心構えが大事です。普段から予定通りに物事を進めることが少ないと、少し予定通りに行動できただけで油断してしまいがちです。これはADHD(注意欠如・多動性障害)の特性の見積もりの甘さが強く出るところであり、達成できそうになるとすぐに油断してしまいます。実際に私もゴールが見えてくると少し休憩しようとして、結果的にいつもギリギリということが何度もあります。これはウサギと亀の話と全く一緒で、余裕ができたからといって手を抜いてしまうと、大抵のことは上手くいかずにギリギリになってしまいます。中国の諺には「百里を目指す者、九十を半ばとす」という言葉があります。これは「100%を目指すのであれば、90%の段階を折り返し地点だと思え」という意味で、あと少しだからといって油断していると100%には到達できません。
まずは一旦タスクをやりきることを目標にして、終わってから休憩するよう意識を変えてみましょう。 お金と時間は有限ですが、その使い道は自分で決めることができます。使い方によっては良くも悪くも作用するため、しっかりと管理できるかが重要なポイントです。余裕のある生活を手に入れるためにも、まずは小さなできることから始めてみましょう。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
○ディーキャリア所沢オフィスお勧めブログ
1.【就労移行支援】発達障害・精神障害をお持ちの方が、安定就労するために必要なこと【埼玉編】
○ディーキャリア所沢オフィスのブログ記事一覧はこちら
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
就労移行支援事業所【ディーキャリア所沢オフィス】
◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ
〒359-0037
埼玉県所沢市くすのき台三丁目18番10号 新明ビル南館5F
TEL:042-595-8163
受付時間:平日10:00~18:00の間
E-mail:tokorozawa@dd-career.com
◆ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス
◆同法人 ディーキャリア立川オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア立川オフィス
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
所沢オフィスのブログ一覧
オフィス情報
所沢オフィス
- アクセス
- 西武池袋線/西武新宿線「所沢駅」東口より徒歩5分
- 電話番号
- 04-2946-8578