ネットでネガティブな意見が飛び交いやすいのはなぜ?
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピアスタッフのKです。
インターネットの普及によりさまざまな情報を簡単に閲覧できるようになり、調べものなどが非常に便利になりました。また、個人での情報の発信も盛んになり、SNSなどを通じて友達を作ることも珍しくなくなりました。一方で、SNSではネガティブな情報が非常に飛び交いやすいという一面があります。
ネットの情報の取り扱い方についての詳しい記事はこちら→「情報の取捨選択」
では、なぜネガティブな意見が飛び交いやすいのでしょうか。
個人が容易に情報発信できるようになった
SNSでは日常的な内容の投稿が数多くあります。大抵の場合、投稿の多くは共感してほしいという思いや承認欲求などが根底にあります。共感を得たり注目を浴びたりしたいという考え自体は問題ありませんが、これが行き過ぎてしまい、投稿の内容が強烈なものになるケースもあります。その際に、ネガティブな内容を投稿してしまうことが多々あります。SNSではこのような投稿が散見されるため、情報全体を見た時にネガティブな意見が多い印象を受けます。
匿名での情報発信
匿名で情報発信をおこなえる点もネガティブな情報発信が多いことの一因と考えられます。現実であれば、愚痴などをこぼすと周囲の目や人間関係に影響を及ぼしてしまいます。しかし、匿名で何でも言えてしまう環境があれば、普段より過激な言葉遣いで愚痴をこぼしても、何のリスクもありません。そのため、他者に対して攻撃的になる人も多くいます。よほどのことをしない限り自分の正体がばれてしまうということがないため、攻撃性が高くなる傾向が強いです。
1人で無数にアカウントを作成できる
SNSでは1人で複数のアカウントを作成できることが多いです。用途に応じて別のアカウントを使用する人も多く、その分1人から発信される内容が多くなります。そのため、ネガティブな発信も相対的に増えてきます。また、悪意を持って1人でアカウントを大量に作成し、さも大勢の意見かのように複数のアカウントで悪口を発信する人もいます。最近ではAIの普及により、自動で投稿するアカウントも存在するため、アカウントさえあれば1人でも大量に情報発信ができてしまいます。
妬みが強い
普段は温和なコメントしかつかない著名人であっても、何かしらの不祥事により炎上してしまうと、途端に誹謗中傷の嵐になるケースが多々あります。これは不祥事を起こした相手だから何を言ってもいいという誤った認識をしている人が一定数存在するためです。ネットで他者を批判する人は嫉妬深く、ここぞというときに強い言葉で攻撃をしてきます。普段から妬みがあったとしても、いきなりそれを伝えてしまっては自分が一方的に攻撃したことになってしまいます。そのため、相手が不祥事など起こして落ち度があるタイミングであれば、相手が悪いことをしたから攻撃的なコメントをしても問題ないと都合の良いように解釈しています。当然、どんな理由であれ攻撃的なコメントをしている以上、誹謗中傷には変わりがないため、たとえ相手に落ち度があったとしても決して許されるものではありません。
IT技術の進歩により便利になる一方で、それによる弊害というのは必ず発生してしまいます。ネットのネガティブな情報でメンタルが落ち込まないよう、適度な距離を保ちつつ、賢く付き合っていきましょう。
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