【利用者ブログ】 LIFEスキルコースで得意・苦手だったこと
おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスです。
今回は就職が決まった利用者が、訓練を振り返りブログを書いてくださったのでご紹介します。
皆さんこんにちは。ディーキャリア所沢オフィスの卒業生Bです。
今回は、私がディーキャリア所沢オフィスの『LIFEスキルコース』での訓練を受けてきた中で、得意だったものと苦手だったものについてお話しします。
得意だったもの
セルフケア
私が得意だったと感じるものは、『セルフケア』です。
私は、学生、社会人とほとんど学校や会社を休んだことがありません。
それは、私自身がストレスをためないように対策をとっていたからだと感じています。
人は誰しも、必ずストレスを感じるものですが、私の場合翌日にストレスを引きずらないように、以前からストレス等感じた場合には、『多少お金を使ってでもおいしい物を食べる』
『少し遠くまでドライブする』というようなことをしていました。
そういった自分にプラスとなることをすることで、明日また頑張ろうという気持ちに持っていくことができ、休まず続けることができています。
『苦手から得意になったもの』
傾聴
私は本来、人の話を聴くことが苦手で、相手が話している途中で自分が話し始める癖がありました。
傾聴の訓練で私が一番大切と感じたものは『うなずき・あいづち』です。
相手が話をしている中、上手にうなずき・あいづちができると、話をしている人にとっては、相手がしっかりと話を聴いてくれていると感じるようになり、聴く側も自然に相手の方向に姿勢を向け、聴く態度が取れるようになります。
これは、他者とコミュニケーションを取るにあたり非常に大切なことで、私はこの『傾聴』の訓練を受けたことで、相手が話している時は、相手の方向を見ながらうなずき・あいづちをおこない、相手の話を上手く聴けるようになりました。また、相手が話している途中で、自分が割り込んで話し始めることが激減しました。
『傾聴を習得してから得意になったもの』
グループワーク
傾聴技術を学び、相手の話が聴けるようになってから私が得意になったものは、
『グループワーク』です。
グループ内で他者とのコミュニケーションを図り、与えられた課題に取り組む中で必要となってくるものが傾聴です。
グループワークでは、今まで関りの少なかった利用者とコミュニケーションを取ることができ、培った傾聴技術を活用しながら取り組むことができました。
そこで改めて『人の話を聴く姿勢や態度』についての大切さを学ぶことができました。
傾聴とアサーティブを適切に使うことで、他者との人間関係が円滑になり、信頼される人になれると感じています。
苦手だったもの
アサーティブコミュニケーション
先ほど記載したアサーティブは、私にとって苦手なものでした。
アサーティブとは、自分と相手両者を尊重し、感情や欲求を『率直・誠実・対等』に
伝える自己表現の方法です。
私の場合、訓練などでの書面上では、迷いなくアサーティブの表現に転換した答えを
導き出すことができました。
しかし、訓練で書面上に記載できても、実際に活用できなくては意味がありません。
私の場合、アサーティブの意味を理解していても、相手への会話の中で上手な言葉選びをすることが難しく、思ったことをすぐに言葉に出してしまう特性がありました。
今現在は、衝動的に言葉や行動をすることを抑えるために、何事でも5秒~10秒考えてから行動することで、相手の立場になって行動できるようになることに努めています。
『アサーティブの訓練を受けて得意になったもの』
アンガーマネジメント
アンガーマネジメントは、怒りの感情とうまく付き合うためのトレーニングです。
私は、ディーキャリアで初めてアンガーマネジメントの言葉を知りました。
以前の私は、ストレスや苛立ちをそのまま相手に伝えていて関係性が悪くなるようなことがありました。
また、相手の言葉を鵜呑みにして、自分の意見や考えは自分の中に留めて、我慢することが多かったと感じています。
アサーティブとアンガーマネジメントを活用することで、以前よりも自分の感情や意見を相手にうまく伝えることができるようになり、怒りの感情とうまく付き合うことができるようになりました。
『今現在の私は』
今の私は、ディーキャリアに通う前と比べて、すごく落ち着いて行動できています。
それは、ディーキャリアで学んだ『傾聴』『グループワーク』で培った他者とのコミュニケーションスキルの向上、『アサーティブ』『アンガーマネジメント』で培った技術の習得により、自分自身をコントロールできるようになったことで、落ち着いて行動できるようになったと感じています。
『最後に、ディーキャリアの利用を考えている方へ』
障害者手帳の交付を受けた当事者やご家族の方は、これまで様々な困難を乗り越えた上で診断を受けて、障害者手帳の取得に至ったかと思います。
就労移行支援事業所のディーキャリアには、様々な年齢層の利用者がいて、障害特性もバラバラです。
スタッフは、様々な資格や経験を持つ生活支援員、就労支援員、職業指導員が在籍しており、
一人一人の特性に合った訓練やアドバイスをしてくれます。
ディーキャリア所沢オフィスは、体験からでも参加できるので、足を運んでいただけると何かしらの第一歩を踏めると思います。
手帳習得後の就職活動でお悩みの方、自立した日常生活を目指す方などは、ぜひディーキャリア所沢オフィスの体験に参加してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
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