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ADHD(注意欠如・多動性障害)の適職の探し方

おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスのピア支援員のKです。

皆さんはADHDの方が自身の力を発揮できる仕事はなんだと思いますか?ネットで「ADHD 適職」と検索してみると、デザイナーやフリーランスといった職業が挙げられます。確かにADHDの特性からそういった仕事が向いている方もいらっしゃいますが、すべての人が適職であるとは限りません。

実際にADHDの当事者である私には、デザイナーやフリーランスといった仕事は向いておらず、コツコツと作業をする事務職が向いています。ではなぜ、同じADHDなのに個人差があるのでしょうか?それは人によってADHDの特性が異なるためです。集中力が欠けてしまうが、柔軟な対応ができる人もいれば、逆に柔軟な対応はできないけれど、集中力はとても高いといった人もいます。そのため、自身の適職を探す際には、まず自身の特性をしっかりと理解することが大切になっていきます。今回はADHDの適職の探し方を、当事者である私の経験談からお話します。適職探しの参考にぜひ活用してもらえたらと思います。

どういった特性がある?

そもそもADHDには複数の種類があるのはご存知でしょうか?実はADHDは大きく3種類の型があると言われています。多動性-衝動性優勢型、不注意優勢型、混合型の3種類です。

①多動性-衝動性優勢型

多動・衝動とある通り、落ち着きがなく、衝動的に体を動かしたり不適切な言葉を発してしまったりしてしまいます。具体的には貧乏ゆすりが激しかったり、ちょっとしたストレスから大声をあげてしまったりしてしまうなどがあります。

②不注意優勢型

注意力や意識がそれやすかったり、極端に高かったりします。特に自身の興味のあることについてはとても高い集中力を発揮できますが、それ以外のことについては気が散りやすかったりします。また、ケアレスミスや忘れ物が多いことも挙げられます。

③混合型

上記2つの型が合わさった型です。どの程度の割合で発症するかはひとそれぞれであり、不注意が強いケースがあれば多動性・衝動性が強いケースもあります。

自身の特性を知るうえで、自分がこの3つの中からどれに当てはまるかを考えてみましょう。そのために、まずは自身の長所と短所を書き出し、それが特性に当てはまるかどうかを確認してみてください。私の場合はこうなりました。

長所

・集中力が高い

・文字や数字を扱うことが得意

短所

・衝動的に思いついた作業をすることが多い

・マルチタスクが苦手

・物を無くしたり、忘れ物が多い

・ワーキングメモリが小さい

・ケアレスミスが多い

なるべく多く特徴を挙げられると良いです。短所ばかりでも問題ありません。私の場合は混合型の不注意優勢型の割合が大きいことが分かると思います。一通り挙げ終わったら、次は短所に挙げた言葉を言い換えもしくはどういった対策をすれば良いのかを記載しましょう。言い換えた言葉は長所として捉えて問題ありません。

これらをまとめてみるとこのようになります。

こうして整理してみるとどうでしょうか。最初は長所2つに対して短所が5つもあったものが、自身の得意・苦手なことが明確になっただけでなく、苦手なことに対する対策も明確になりました。ここまでデータを整理することができれば、おのずと自身の適職が見えてくるのではないでしょうか。私の場合は事務職が適職でした。もともと文字や数字を扱うことは得意でしたが、ケアレスミスや報連相の抜け漏れがあり、当時はとても悩んでいました。「事務職であるにもかかわらず、細かいミスがあるなんて事務失格だ。」と、自身の不甲斐なさから事務は向いていないのではとさえ思ったこともありました。しかし、短所に対してしっかりと対策をおこなうことで、仕事として問題なくやっていくことができるようになりました。また、マルチタスクになる際には、しっかりとメモを取り、期限とスケジュールを定めるように徹底することで、抜け漏れを未然に防ぐことができるようになりました。

まとめ

このように自身の特性を理解することから始めれば、今まで見えてこなかった自分の適職が見えてきます。「自分は“ADHDだから”この仕事は向いている・向いていない」と決めつけるのではなく、「自分は“こういう特性だから”この仕事は向いている・向いていない」という視点で仕事を探していってみるとよいのではないでしょうか。

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■この記事を書いた人は?■

ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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