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【利用者さんが語る】ディーキャリア訓練紹介~ワークスキルコース編~

おはようございます。ディーキャリア所沢オフィスです。

ディーキャリア所沢オフィスの

利用者「T」さんの視点から

ディーキャリア訓練の内容をご紹介していきます。

本日は、私がディーキャリア所沢オフィスで経験した3つのコースのうち、

第2段階のコース「ワークスキルコース」について紹介します。

ワークスキルコースはパソコンを使用した模擬業務を通して、

「強み・苦手の発見」「ナビゲーションブック作成」「他者配慮の実行」を目指します。

具体的にはWordやExcel、PowerPointなどのソフトを使用して成果物を作成し、

実際の職場と同様、上長役のスタッフに対して業務の報告・連絡・相談をおこなうほか、

自分の障害特性に対して、適切な自己対処ができているか試す期間でもあります。

最終的には「強みになる業務や苦手な業務の発見」「ナビゲーションブックの完成」

「模擬面接の実施」などのいくつかの条件を達成すると、

就職活動を行う次のコースへの移行が可能になります。

実際の職場に近い環境で模擬業務に取り組むことで、

ライフスキルコースの座学やグループワークでは見つけられなかった、

自分の強みや弱みの発見にも繋がります。

私の場合は約3か月間、ワークスキルコースに所属していたのですが、

その中で、主に4つのスキルを身に付けることができました。

①報連相、特に報告と相談のスキル

②自分に合った業務管理方法

③自身の障害特性の見極めと適切な自己対処の方法

④他者の特性理解と配慮の実行

①報連相、特に報告と相談のスキル

障害を開示するか否かを問わず、報連相は業務で必要不可欠のスキルです。

業務がどこまで進んでいるのか定期的に報告することで、

上長からは安心して業務を任せていただくことができます。

私は、支援員の方から

「業務の方向性が適切か、中間報告を挟むと良い」とのアドバイスを頂いたため、

業務に取り組む期間の中日には、必ず中間報告をおこなうようになりました。

また障害特性上、脳内が混乱しやすいため、

相談をする際には事前に相談内容の可視化を必ずおこなうようになりました。

②自分に合った業務管理方法

ワークスキルコースでは、模擬業務で成果物を作成するほか、

障害に対する自己対処やナビゲーションブックの作成など、

いわゆるマルチタスクの状態になります。

マルチタスクの状態では、業務の抜け落ちや期限の誤認などが発生する恐れがあるため、

「自分がいまどの業務を抱えているのか」「業務の締め切り日はいつか」などの情報を

管理する方法をいろいろと試していました。

試行錯誤の結果、

自分が抱えている業務の全体像はExcelで作成したタスクリストで把握し、

日ごとに取り組む業務は手帳のToDoリストを使って管理する方法が

私には合っていると感じたため、現在に至るまで継続しています。

なお障害特性上、マルチタスクが苦手という方もいらっしゃると思いますが、

その場合は支援員の方に相談のうえ、取り組み方法を変更することも可能ですので、

安心していただければと思います。

③自身の障害特性の見極めと適切な自己対処の方法

ライフスキルコースの記事でも紹介させていただいた通り、

ライフスキルコースでも座学やグループワークを通して、

自身の障害特性について学ぶ機会があります。

ですが、実際に模擬業務を経験してみると、

「思っていた特性とは違った」「障害特性に対して適切に対処できていない」

と感じる方が多くいらっしゃいます。

就職活動を行う際は障害特性に加え、

「自分ではどのような対処を行っているのか」

「企業に対してどのような配慮を求めたいか」

ということもお伝えする必要があります。

そのため、就職活動に入る前の期間に自分の障害特性について正しく理解し、

適切に対処できるようになっている状態が望ましいのです。

私の場合は支援員の方から頂いたアドバイスをもとに、

自分の困りごとに対して深掘りを行いました。

その後、特性に対する対処法をいくつか試し、

実際に効果のあったものを企業にお伝えしていました。

④他者の特性理解と配慮の実行

ディーキャリア所沢オフィスには、さまざまな障害を持った利用者の方々が通所しており、

同じ障害でも、周囲に求める配慮の内容は人によって異なります。

また、障害を開示して働く場合、

入社先にもさまざまな障害を持った方たちがいる環境で働くことになるかと思います。

障害名や障害特性が違えど、

「障害特性によって困っている」という事実は変わらないため、

私たちは配慮を頂く立場であると同時に、周囲の方々に配慮をする立場でもあります。

ワークコースの達成条件の一つに、

「他の利用者の方々の特性理解と配慮の実行」というものがあるように、

他者の障害特性を理解し、求められる配慮内容を実行することも重要なのです。

私の場合は他の利用者の方々に対して、障害特性や実行してほしい配慮内容を聞き取り、

自身の障害特性と求める配慮内容をお伝えする機会を設けていました。

このように、ワークコースはライフコースに比べて、

入社後を想定した、より実践的な内容の取り組みが多いコースになります。

ライフコースでは「自分を知ること」が中心ですが、

ワークコースでは「自分だけでなく他者を深く知り、行動すること」が大切になります。

ライフコースに関する記事のなかでもお話させていただいたように、

ここは「失敗をしてもいい場所」です。

支援員の方のお力を借りながら、少しずつ就職までの道を歩んでいきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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■この記事を書いた人は?■

ディーキャリア立川オフイス・所沢オフィス編集部

普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、様々な情報を発信しています。
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