魯迅が説いた希望とは?「地上にもともと道はない」
こんにちは、ディーキャリア大阪なんばオフィスの支援員Aです。
今日は中国の小説家・思想家「魯迅」(ろじん/1881年-1936年)さんが語った
希望論について考えていきたいと思います。
魯迅さんが書かれた『故郷』に、
「もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」
という有名な一節があるのですが、
これは希望について書かれた言葉とのこと。
最初読んだときに頭が「?」になったのですが、
この一節は多くの方が色んな解釈をされているので、
今日は私なりの解釈を皆さんにお伝えしたいと思います。
「地上の道」とは?
魯迅さんは、地上の道のことを
「歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」と語っているのですが、
これはつまりどういうことだろうかと考えたところ、
希望とは、先人たちが歩いて作ってくれたものと私は捉えました。
先人たちが歩んだ道、それこそが後世の人々の希望になる。
そういうことかなと。
私は若い頃、音楽家を目指していたのですが、
それは先人たちが作り上げた音楽に感動したからです。
自分もこんな音楽を作りたいと私の希望になった。
つまり、人間は他人の希望になることができる。
20世紀最大のチェリストと称されるパブロ・カザルス(Pablo Casals)さんは、
「きみは奇跡なのだ」という言葉を残されていますが、
先人たちが私たちの希望になってくれたように、
私たちも後世の人たちの希望になることができる。
そんな可能性を秘めていると思うのです。
魯迅さんが希望を地上の道に例えたのは、
そんなことが伝えたかったのではないかなと勝手に推測しました。
灯りをともす
あなたたちは希望なのだということを、
平安時代の僧である最澄(さいちょう)さんもおっしゃっていて、
「一燈照隅 万燈照国」(いっとうしょうぐうばんとうしょうこう)という言葉を残されています。
これは、一人ひとりが小さな灯りを灯していけば、
それはやがて国をも照らす万の光になるという意味で、
小さくても一人ひとりが灯りを灯していくことの大切さを語っている言葉ですが、
自分が生きていく中で小さくてもいいから、
何かひとつでも灯りを残したいものだなということを学ばせていただきました。
以上が魯迅さんの言葉「歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。」私の解釈です。
みなさんはどのようにに解釈されるでしょうか?
別の解釈をお持ちの方はぜひ教えてください。
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