【発達障害あるある】発達障害特性で困ってしまう方は、ソーシャルスキルを身につけよう
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート田町オフィスのサービス管理責任者(保有資格:臨床心理士・公認心理師)の鈴木です。
以前のブログでASD特性による「臨機応変な対応が苦手」と思われてしまうことへの対応を記載しました。
臨床心理士の知識と、発達障害のある方を支援した経験にもとづき
今回は「ソーシャルスキルを身につけること」についてお伝えします。
目次
1.発達障害とソーシャルスキルとの関連
発達障害の中でASD(自閉症スペクトラム障害)特性がある方は「コミュニケーションが苦手」「対人関係構築が苦手」と捉えている方が多くいらっしゃいます。
この点に特性、苦手意識をおもちの方は、「ソーシャルスキルを身につけること」が役に立ちます。
ソーシャルスキルとは「社会技能」と訳され、日常生活を円滑にするため、対人関係を円滑にするために活用するスキルです。
ソーシャルスキルが高まると、コミュニケーション能力を中心に自分の思いや考えを、相手により伝わりやすくなります。
また、なかなか学校では教えてくれない、環境や経験で身についていくことが多い部分でもあります。
多くの方は、家庭や学校、職場等で学ぶことになりますが、学ぶ環境がなかったり、誤った学習によって経験が積まれたり、経験から適切に学びを得られない方も一定数いらっしゃいます。
中には発達障害特性により、経験から学びを得られにくいという方もいらっしゃるでしょう。
2.ソーシャルスキルの獲得に向けて
ソーシャルスキルは、経験的に学ぶことが基本となります。
もちろん、自身の経験から振り返り、学びを深めることで新たな気づきやより良い方法を模索するのはとても大事です。
外国語の学習と同じように、他者との関わりの中でソーシャルスキルを実践することが肝要です。
そのためには「適切なソーシャルスキルを学ぶ」「学んだソーシャルスキルを実践する」ことが求められます。
ディーキャリアITエキスパート田町オフィスでは、守られた環境でソーシャルスキルを学ぶこと、実践することができます。
ディーキャリアの利用者の皆さんは、就労歴がある方、休職や無職期間がある方、あるいは学校を卒業して就労経験がない方など、さまざまです。
さまざまな経験をもちながらも、熱心にソーシャルスキルを学んでくれています。
利用者の皆様の困りごとや職場で求められるスキルを中心に学び、練習を経てソーシャルスキルを身につけていただきます。
3.ソーシャルスキルを活用する
ソーシャルスキルを身につけ、活用するために、皆様の経験が不可欠です。
職場で求められるスキルを座学として学ぶことはもちろん大事ですが、より良い効果を得るためには、皆さんのうまくいった経験、うまくいかなかった経験を大事にする必要があります。
安心、安全できる環境でソーシャルスキルを学び、ディーキャリアで試してみましょう。
その後、皆様の実生活や実習にて活用し、ぜひ報告してください。スタッフと一緒に振り返りをおこない、よりソーシャルスキルの精度を高めていきましょう。
ディーキャリアでは、社会での人間関係や相談の場面でのサポート、感情表現やコミュニケーションを訓練しています。
皆様が経験したトラブル場面において、効果的な対応方法やロールプレイのコツを身につけ、より良い社会生活を送るためのサポートを提供しています。
ブログ担当 臨床心理士 鈴木
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就職活動のことはもちろんですが、今の職場でうまくいかないこと、生きづらさを感じていること、発達障害のある方特有の困り感など何でもご相談いただけます。
無料で相談ができますので、お気軽にお越しください。
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