【発達障害あるある】病院に行くのが億劫になってしまうあなたへ

こんにちは。ディーキャリアITエキスパート田町オフィスの鈴木です。

本日は「病院に行ったほうがいいかもしれないけれど、なかなか行けない」など通院にお悩みを抱えている方向けに、定期通院の必要性に関してご紹介いたします。

先延ばし癖からなかなか病院に行けない…

精神科や心療内科に飛び込んでいくのはとても勇気が必要なことだと思います。他の診療科と違って、誰かには相談しにくいですし、「こんなことで行っていいのかな？」と思ってしまうことはありませんか？「うまくいかないな」「落ち込みが続くな」と思ったら、それは心の病気や先天的なものの可能性があります。そうであるのなら服薬やカウンセリングで改善することができますし、違うのであれば、また別の選択肢を考えることができます。敷居が高くて悩んでいる方は、ぜひ一度通院してみることをおすすめします。

病院の選び方

精神科・心療内科といっても、お住まいの地域で探してみるとたくさんの病院が出てきてしまうと思います。どこに行けばいいのか悩んでいるうちに疲れ果ててしまう、という話もよく耳にします。病院によっては初診は月数名しか受け入れておらず、毎月決まった時間に電話で予約を取らなければいけないなど、ADHD傾向のある方にはハードルの高い場所もあるので、まずは自分の都合の良い時間帯に予約しやすい病院から通院してみるのをおすすめします。一度通院してしまうと精神科や心療内科の先生がどんな風に話を聞いてくれるかが分かると思いますので、そのうえで合わない場合は通院先を変えるという選択もできます。

ディーキャリアITエキスパート田町オフィスの利用者の中からは「通院先を変えたい」というご要望をいただき、実際に提携しているクリニックをご紹介したり、その利用者が望む医療を提供してくださる先生のご紹介もおこなっております。

先生と何を話したらいいかわからないときには？

ディーキャリアITエキスパート田町オフィスでは定期的に利用者の通院先に同行し、就労移行支援の支援員の視点から現状を報告し、アドバイスをいただくケースもたくさんあります。また、利用者の特性によってはご自身の状況や思いを診察の短い時間にうまく伝えることが苦手な方もいらっしゃいますので、その際は利用者と打ち合わせを重ねて支援員から先生にご提案することもあります。ご自身からはなかなか伝えられないことも、支援員を通して伝えることができるので、その後の生活面が整いやすいのが就労移行支援を利用するメリットの一つかもしれません。

実際に田町オフィスの利用者が病院に行ったきっかけに関する記事は以下をご参照ください。
【発達障害あるある】発達障害のある方が病院に行ったきっかけと継続的な支援の受け方をご紹介

通院を続けるメリット

現在ASDに有効なお薬はありませんが、易刺激性をコントロールする薬を処方されることがあります。また、ADHDに有効なお薬は複数あります。服薬することによって「世界の見え方が変わった」と感じるほど効果を実感できる方もいらっしゃいます。また、不安感、睡眠の課題など付随して出てくることの多い問題に対して、処方薬やカウンセリングなどを通して少しずつよくなっていく方もいます。服薬に抵抗のある方は漢方を中心に処方してくださる先生もいらっしゃいますので、まずは今のお悩みを自分一人で抱え込まずに、専門医にご相談してみてください。

ディーキャリアITエキスパート田町オフィスでは通院前のご相談にも乗っておりますので、仕事がうまくいかないけれど通院はしていなくて困っている方などもお気軽にご相談ください。

文責　就労支援員：鈴木慧南

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