【発達障害あるある】発達障害のどの情報も自分に当てはまってしまう
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート田町オフィスのサービス管理責任者(保有資格:臨床心理士・公認心理師)の鈴木です。
臨床心理士の知識と、発達障害のある方を支援した経験にもとづき今回は「発達障害の特性のどれを見ても、自分に当てはまってしまうこと」についてお伝えします。
目次
1.発達障害特性と、自己評価
発達障害の種類や特性は、いくつも情報があるので、ここでは割愛します。よければリンクを見てください。
発達障害と言われている文言、表現は、大なり小なり、誰でも当てはまると考えられます。
例えば、ADHD(注意欠如・多動性障害)に「不注意」という特性があります。集中力が続かないことや、注意力が維持できないことがあげられます。
読んだだけでも、集中できない日や同じものを注意して見続けられない、聞き続けられないことってありますよね。
自己評価とは、自分が思う感覚、自分のことを振り返り、分析することです。
自分のことにどれくらい思いをはせられるか、あるいは客観的に見ることができるか、特殊なスキルが求められます。
2.発達障害の特性の程度
上記の「不注意」を自己評価したときに、いつ、どの程度あてはまるかが、発達障害の特性理解につながります。
例えば、いつも、いつでも不注意、一人で移動すると車にひかれそうになる、という方も、もしかしたらいるかもしれませんが、そう多くはないでしょう。
一方、疲れている時、興味のもてない会議や打ち合わせ、飽きてしまった動画やゲームなど、なかなか集中できない体験をしたことがある人もいるでしょう。
発達障害の特性として見立てるためには、日常生活及び職業生活に支障をきたすことがあり、その程度の高さから不注意の障害がある、ということを理解することが大切です。
例えば、データ入力の仕事をしていて、毎日、毎回入力ミスがあったら、それは視覚的な不注意傾向かもしれません。また、仕事に多大な影響を及ぼすでしょう。
あるいは、会議の場で相手の話を聞き、議事録を残す際に、言葉を明確に聞き取れずに議事録に残せない、といったことがあれば、聴覚的な不注意傾向かもしれません。議事録を読んだ人も、要領を得ないでしょう。
3.発達障害の特性への対策について
上記の発達障害特性や自分の特性の程度を的確に自己評価し、自分に合った対処法を身につけましょう。
上記の不注意の程度でしたら、集中できる環境を作ることや、不注意になりそうな時間帯を吟味し、集中できる時間に作業時間を充てることも有力です。
また、苦手な職種や業種に就いていることで、不眠やうつ、注意を受けることで自信をなくすなど、二次障害につながることもあるかもしれません。
心身の不調を感じたら、自分の発達障害特性だけでなく、メンタルのケアにも力をいれましょう。
ディーキャリアITエキスパート田町オフィスでは、セルフケア訓練に力をいれています。
最近では、新しいセルフケア方法を導入しました。自己評価を適切におこない、言語化して自己理解を深めていきましょう。
1人ひとり異なる利用者の苦手な部分、特性によって体調やメンタルに支障が出てしまっている点について、明確にアセスメントすることで、課題解決のお手伝いをしています。
無料相談会、体験利用もおこなっておりますので、ぜひお申込みください。
ブログ担当 臨床心理士 鈴木
◆───-- – – -個別就職面談会実施中!- – – – --───◆
ディーキャリアITエキスパート田町オフィスの臨床心理士の資格を持つスタッフと個別面談をすることができます。
就職活動のことはもちろんですが、今の職場でうまくいかないこと、生きづらさを感じていること、発達障害のある方特有の困り感など何でもご相談いただけます。
無料で相談ができますので、お気軽にお越しください。
詳しくは下記のリンクをご覧ください。
◆───-- – – -お問い合わせはこちらより- – – – --───◆
ディーキャリアITエキスパート田町オフィス
電話:03-6811-5818
メール:tamachi@dd-career.com
◆───-- – – – – – – – --───◆
ITエキスパート田町オフィスのブログ一覧
オフィス情報
ITエキスパート田町オフィス
- アクセス
- JR山手線/京浜東北線「田町駅」芝浦口(東口)より徒歩10分
- 電話番号
- 03-6811-5818