就職活動がうまくいかないとき~大学在学中から就労移行支援を利用するメリット~
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート田町オフィスの鈴木です。
今回は実はなかなか知られていない、大学在学中に就労移行支援を利用する方法についてお伝えいたします。
目次
自分だけ就職活動がうまくいかない…
年が明けて2024年が始まりましたね。就活をしている大学4年生にとっては学生でいられるのもあと3か月となりましたが、みなさん就職活動は順調に進んでいますでしょうか?
「わたしだけまだ内定がもらえていない」「書類選考は通るけど、面接でいつも失敗してしまう」などお悩みを抱えて、不安な日々を過ごされている方もいらっしゃるかもしれません。
もしかしたら、うまくいかない原因の根本には、「実は発達障害があった」「精神疾患もいつの間にか患っていた」など、障害に起因することが隠されているかもしれません。
もし、上記に当てはまるなら、わたしたち就労移行支援事業所があなたの就職活動のサポートできます。
※ディーキャリアITエキスパート田町オフィスの特徴は下記のブログをご参考ください。
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大学生が就労移行支援を使用するには
学生の方が在学中に就労移行支援を使用するには、いくつかの条件があります。
①地域や大学での就労支援機関による就職支援の実施が難しい場合、または困難である場合
②大学の卒業年次で、単位などの卒業条件が見込まれており、就労移行支援の利用に影響がない学生
③本人が就労移行支援の利用を希望しており、なおかつ就労移行支援の利用が就職に結びつくと市町村が判断した場合
大学生が就労移行支援を利用できるようになったのは2017年の「働き方改革実行計画」が施行された背景があります。これにより大学在学中の就労移行支援を利用する事が厚生労働省の通達により認めらました。なので学生の利用はまだまだ実績が浅く、利用を検討する場合は、お住いの市区町村から実績書類などを求められるケースがあります。
例えば①に関しては、どれだけ就職活動をしてどれだけうまくいかなかったのかをまとめた書類や大学のキャリアセンターから「この学生は就労移行を使用したほうがいい」といった書類の提出を求められることがあります。
②に関しては卒業見込み証明書の発行が必要になるケースがあります。これらの書類は基本的には大学側と相談しながら作成を進めますが、仲介に就労移行支援の支援員が入ることもできます。
在学中から就労移行支援を利用するメリット
四年制大学生の利用は卒業見込みが前提になってくるので、4年生からしか使うことができませんが、残りの1年で早めに就労移行支援を使用することのメリットを3つご紹介します。
①早めに利用すれば、他の学生と同じタイミングで就職ができるかもしれない
在学中に就労移行支援を利用する学生の多くは、夏や秋ごろから利用を始めるケースが多いです。早めに利用することによって、学業と並行して専門スタッフから支援を受けることができるので、次の年の4月から就職できるケースも増えてきます。
障害者雇用で働く場合、新卒のブランドは一般雇用に比べてあまり重視されないですが、それでも他の学生と足並みをそろえられることによって、働く方のモチベーションに繋がっている様子です。
利用される方の障害特性や学業との兼ね合いによっては、必ずしも4月に就職ができるわけではありませんが、早く利用すればするほど、早くに就職ができることは確かです。
②専門スタッフのサポートが受けられる
大学のキャリアセンターにも心理士の方や、障害に詳しい方はいらっしゃるかもしれませんが、1人の学生に時間をかけて支援をすることがなかなか難しい場面もあるかと思います。
ディーキャリアであれば、発達障害や精神疾患の知識を持ち、実際に何人も就職をさせ、定着ができている専門スタッフの対応を受けられるので、より自分に合った手厚い支援を受けることができます。
また、大学の就職課の方とも連携を図ることができるので、よりよい支援を受けられる可能性が高いです。
③就職後もサポートが受けられる
多くの大学は卒業後サポートを受けられない場合が多いと思うのですが、就労移行支援であれば、就職後6か月間は就労定着支援を受けることができます。基本的には、入社後月に1回の面談を通して不安や課題の解消を一緒におこなえますし、ご本人の要望に応じて頻度を増やすことも可能です。
また、ディーキャリアでは定着支援事業もおこなっておりますので、就労定着支援の6ヵ月が経過してから、最長3年間も同じサービスを受けることができます。
就職後に周りとうまくいかなかったり、業務がうまくこなせるか自信がない方にとっては、安心して働けるサービスだと思います。
就労移行支援では一緒に就職活動ができます
就労移行支援事業所は基本的に18歳以上が利用できるサービスです。就労移行支援事業所で支援員をしていると、頑張って新卒で入社したけど、コミュニケーションやミスが続くなどが原因で会社に行くことができなくなり、休職し適応障害やうつ病と診断され、よくよく検査を重ねると発達障害の診断を受けた、というケースに多く出会ってきました。みなさん共通しているのは、大なり小なり心に傷がある状態で、なんとかしたくてご相談にくる、ということです。
試してみないと分からないこともたくさんありますが、傷つく必要がないのに頑張るのは、心に負担をかけてしまうだけなのではないかと感じています。就労移行支援事業所として各大学の就職課と連携を深めていくことはもちろんですが、学生の皆さんに「就労移行支援事業所を利用するという選択肢がある」ということをもっと知っていただけるように、周知活動にも力を入れていきたいと思います。
文責:就労支援員 鈴木慧南
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