【発達障害あるある】うつとのお付き合いの仕方
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート田町オフィスのサービス管理責任者(保有資格:臨床心理士・公認心理師)の鈴木です。
臨床心理士の知識と、発達障害のある方を支援した経験にもとづき
今回は「うつとのお付き合い」についてお伝えします。
ディーキャリアITエキスパート田町オフィスでは、発達障害の特性による困りごとのある方に多くご利用いただいています。
また、二次障害としての精神症状に困り感をお持ちのかたもいらっしゃいます。
本日はそんな二次障害の中から「うつとのお付き合い」についてお伝えします。
1.うつとうつ病
よく聞く「うつ(抑うつ症状)」と「うつ病」は名前こそ似ていますが、意味するところは違います。
「うつ」は気持ちの落ち込み、興味や意欲の減退、物事に興味をもてない等の症状を指します。
一方「うつ病」は、上記「うつ」のいくつかの症状が数週間続くことが診断基準です。
うつ病の症状はさまざまあり、症状1つとってもレベル感があるでしょう。
例えば「非常に落ち込んでいる」~「少し落ち込んでいる」まで気分のレベル感もさまざまです。
朝と昼、夜寝る前でも落ち込みのレベル感は異なってくるでしょう。
症状があることはとてもつらいことで、つらいことが継続していると「うつ病」になっていきます。
病気になると、回復に時間がかかるので、レベル感が低いうちに対処して、早めにもとの自分になれる方法を検討しましょう。
2.うつとの付き合い方
うつ病になると回復に時間がかかるので、「うつ」のうちに回復手段をもっておく必要があります。
うつとの付き合い方としては、まず自身の特性、症状を把握しておくことです。
例えば、月~金まで働く、活動する中で、週はじめは元気だが、週後半になると疲れがとれない、ということがあげられます。
疲れがとれないと、体力・気力も低下し、「うつ」を実感することになります。
うつの自覚があると、より気持ちが落ち込んでしまうこともあるので、このタイミングで対処しておく必要があります。
発達障害の特性のある方と、うつとの付き合い方についても、自分にあった対応を見つけていくことが大切です。
ASD特性により「1つの方法を続ける」やり方や、ADHD特性により「飽きっぽいから常に新しい方法を見つける」など、効果のあるうつへの対処法を見つけていくことが肝要です。
何が自分に合っているのか、何が効果的かを吟味し、うつへの対処をおこなえるようにしましょう。
ご自身で調べてみて、実践してみて、なかなか効果を実感できない、うつが良くならない、という方は、ぜひご相談ください。
文責 臨床心理士 鈴木
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