パソコンなんか、何に使うの・・・
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィスの志村です。
パソコンを使い始めた頃、
「パソコンなんか・・・何に使うの?」
と、よく言われました(笑)
40年以上も前の話です。
う、 ワープロかな・・・。
実は当時のパソコンは、多分ですが、ゲームをするのが一番の使われ方だったと思います(苦笑)
わたしはオタクですが、ゲームオタクではありません(でした)。
だから、パソコンを買ってゲームをすることはしません。
そうするとね、パソコンを何に使うのか・・と聞かれて真面目に答えるとしたら、
「プログラミングする」
と(^_^;)答えることになります。
でもね、周りの人たちにこの答えは理解されません。
それでね(苦し紛れ?に)言ったのが、
「ワープロ」です。
昔、NECのPC9801Fを使っていた時に、管理工学研究所という会社が「松」というパソコン向けワープロソフトを販売していました。
これが、すごく使えるワープロソフトでした。
使いやすさで言ったら、Wordよりも使える・・・ホンネです(苦笑)
まあ、今時、Microsoft Wordも”かなり”よくなりましたから、今のWordと当時の松と比べてどっちがイイ?というのは野暮な話ですがね。
(Word は元々は英文ワープロですから、原稿用紙を前提とした日本語の文章作成とは相性がよくないのです)
松は日本語ワープロとしては本当に優れていました。
ただね、当時とても高価でした。うろ覚えですが、12万円以上しました。
個人で買えません。大学の研究室が買ったのを使ってました。
自分でワープロソフトを買ったのは、MS-DOSを導入した後です。
ジャストシステムの「一太郎」を買いました。確か、当時、58,000円だったかな・・・
松の半分以下の価格だったので、 「清水の舞台から飛び降りて」(飛び降りちゃいかんか・笑) 買っちゃいました。
うちのカミさん、よく許してくれたな・・・(笑)と、思います。
貧乏でしたから、わたしたち。
松も一太郎も非常によくできた日本語ワープロソフトでした。
ジャストシステムの一太郎は日本語変換機能を独立させたワープロです。今では当たり前のように使っている、Windowsの日本語IMEのご先祖様です。
一太郎の日本語変換機能(日本語入力FEP)は ATOK(エイトク)と言います。
ATOKは一太郎以外のソフトでも使うことができるスグレモノです。表計算ソフトや他のエディタでも日本語変換が使えます。
スゴイ!
感動しました。当時はまだExcelはありません。Multiplan(マルチプラン)とか、SuperCalc(スーパーカルク)という表計算ソフトで日本語が使えることが分かって狂喜しました。
ちなみに、その後しばらくして表計算ソフトは Lotus1-2-3(ロータス123)をよく使っていました。
この頃だと、パソコンは「ワープロと表計算ソフト」を使うのだと思っていました。
パソコンでワープロする・・・今では普通のことですが、当時は日本語ワープロ専用機がありました。
それで、とても売れていた。
富士通のオアシスとか、NECの文豪とか・・・お値段の高いものから、個人ユーザーが買える安いものまでいろいろありました。
名古屋大学プラズマ研究所の計算機センターで仕事していた時、当時「助手」だったJ先生がワープロを買うという。
「J先生、パソコンでワープロしたらいいじゃないですか」
と、わたしが言うと、
「わざわざパソコン買って、それでワープロソフト買わなくても、ワープロ専用機が楽じゃない・・・」
と返ってきました。(-ω-)
パソコンだったら、ワープロ”以外”のこともできるのに・・・と思いましたが、先生、そういう事は考えてなかったようです。(苦笑)まあ、いいか・・・
ワープロ専用機は20世紀と共に歴史の幕を閉じた・・・と記憶してます。
1990年代くらいから、パソコンへと徐々にシフトしたのですね。
今はワープロするのはパソコンでする・・・というのが当たり前になりましたね。しかも、「ワープロする=Wordする」になってる。
時代が変わりました。
さて、1980年代のことだったと思います。わたしはパソコン通信してました。 主に使っていたサービスは「ニフティサーブ(Nifty-Serve)」です。
パソコンのOSはMS-DOSです。
インターネットは2000年代になって普及しましたので、その10年以上前のことです。
パソコンで「通信」します。
それまでパソコンは、「ワープロ・表計算」のための機械でしたが、この頃からは「コミュニケーション」のための機械になりました。
パソコンの使われ方は時代と共に変わるのです。
最初は、計算機(コンピュータ)です。それで「プログラミング」に使っていた。
次はゲームかな(笑)・・・わたしはやりませんでしたが。
そして、ワープロ、表計算ときて・・・仕事にもようやく使えるようになった。
しかし、時代と共にパソコンは進化します。
コミュニケーション機械になったのです。
キャラクター(文字)ベースの通信ですから相手が見えません。こちらも相手に見えません。
そうするとね、
別の自分になることができます。
アバターって、映画にもありましたね。
アバターというのは、デジタル世界の別の自分です。パソコン通信で普段とは違う「自分」になります。
ちょっと面白いのです。
今まで、自分は内向的な人間だった。そうやって生きてきた。
自分を変えよう・・・パソコンを使ってる時、パソコンを使って誰かとつながっている時は、ちょっとヤンチャな男にもなれたりします・・・
ん、早い話、女の子を誘えます(笑)・・・わたしはしてませんよ。一応、言っておきます(^o^)
パソコン通信で、使っていたのは、メールと会議室です。
まだこの頃はグラフィカルでもないし、画像のやり取りはもちろんしないし、今のようにお互いの顔を見ながらの通信(skypeとかzoomとか・・・)はできません。
それに、通信量を気にしながらの通信です。
従量課金制でしたから、なるべく通信している時間や通信量(トラフィック)を少なくしなくてはいけません。
でも、誰かと繋がっている。
Windowsになって、ブロードバンド通信のネットワーク、固定料金の通信サービス、インターネットが普及した21世紀になって、またパソコン(の使い方)は変わりました。
生活の一部、必須の道具になりました。
仕事でもプライベートでも使います。
プライベートは単なる通信、コミュニケーションから、趣味にまで使います。
一部、パソコンからスマホ(スマートフォン)に移った部分もありますね。
メールよりメッセージが簡単に使えるようになって、
みんな、スマホでコミュニケーションしていますね。まあ、スマホは超小型のパソコンです。通信機能の付いたコンピュータね。
パソコンは無くならない。スマホは便利ですが小型のスクリーンと画面上での入力方式では限界があります。
ちゃんとした仕事にパソコンは不可欠です。
わたしはスマホもタブレットもパソコンも使いますが、使い分けています。
パソコンなんか、何に使うの?
と言っていた時代から、パソコン使うのが当たり前の現代まで、あっという間でしたね。
これからどういう時代になるのか?
ウェアラブルとか言いますから、身につけるコンピュータが多くなります。(スマートウォッチ・・・安くなりましたね)
もしかすると・・・身体に内蔵しちゃう?(サイボーグですね・・・笑)
そういうこともあるかもしれません。
それでもキーボードを使うパソコンは、形を変えて残っていくような気がします。
面白いねぇ。楽しいねぇ。
生きている間に次の世代のパソコン、見たいなと思う爺です。
それではディーキャリアITエキスパート名古屋丸の内オフィス、よろしくお願いします。(^o^)
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