発達障害と気象病
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
今回は発達障害と気象病の関わりについてお話したいと思います。
◆ 気象病とは
6月に入り、梅雨の時期になりますが、皆さんどうお過ごしですか?
梅雨の時期になると、大雨の毎日でさまざまな地域で雨による災害・悪影響で出ていますね。。。
この時期になると、利用者に限った話ではないですが、雨が降ったりすると「頭が痛くなったり」「気分がいつもより落ちたり」「めまいがしたり」「古傷が痛んだり」しませんか?
それはもしかしたら、最近注目されている『気象病』かもしれません。
気象病によって体調を崩す人は、6割以上とも言われています。
・気象病とは?
気象病は、気候や天気の変化が原因で起こる体の不調の総称で、頭痛やめまい・疲労感・関節痛・気持ちの落ち込み(うつ)・吐き気・喘息など、さまざまな症状が出るのが特徴です。特に、気候変化の激しい季節の変わり目や梅雨の時期、台風が多い時期などに起こりやすいと言われています。
≪気象病の代表的な症状≫
☑ めまい ☑ 頭痛
☑ 疲労感 ☑ 吐き気
☑ 首や肩の凝り ☑ 低血圧
☑ 関節痛 ☑ 痛み(古傷が痛む)
☑ 手足のしびれ ☑ 喘息発作、狭心症の症状の悪化
メンタル面に現れる症状は、
☑ 気分の落ち込み ☑ イライラ
☑ やる気が出ない ☑ 眠気な ☑ うつの症状
≪気象病の原因≫
気圧・気温・湿度など気象の大きな変化によって「自律神経が乱れること」が原因で起こると考えられています。特に、気圧の変化による影響がとても大きいと言われていて、その中でも “ 気圧が低下するとき ” に症状が出やすいと言われています。
特に気象病が梅雨の時期に集中する理由としては、下記2点が原因と考えられています。
①梅雨の時期は、梅雨前線上を低気圧が横断するため、日本列島の気圧は低下しやすくなる。
②台風は大型の低気圧であるため、台風の接近に伴い気圧が低下する。
◆ 気象病の対策
気象病による不調を和らげるには「耳」と「自律神経」が重要です。
・耳周りをマッサージ
耳の中にある内耳は、気圧の変化による体調不良に関わっています。マッサージで耳周りの血流を促すと、低気圧による体調不良の改善に繋がります。
マッサージ方法は耳を軽くつまんで、上下横に引っ張って数秒キープ。そのままゆっくりと回します。その後、耳を手で覆って温かさを感じるくらいに数秒キープ。これを1日3セットおこないましょう。
・自律神経を整える
気象病は、自律神経のバランスが乱れると現れやすくなります。そのため、自律神経を整える生活リズムをつくることが大切です。朝は日の光を浴び、夜はお風呂に浸かって、質の良い睡眠を取れるように準備をしましょう。
また、腸内環境も自律神経と関わりがあります。バランスの良い食事を摂り、ストレスをなるべく溜めないように過ごしましょう。適度な運動も、自律神経のバランスを整えるためには必要です。筋肉をつけると自律神経も整いやすくなると言われているので、筋トレやウォーキングなどをしてみるのはどうでしょうか?
・血行を促すストレッチ
気象病による頭痛や肩こり・首こりの解消には、ストレッチがオススメです。
首を温めて血行を促し、姿勢を正して座ります。後頭部に手を置いてゆっくりと首を前に倒します。腕に力を入れず腕の重さだけをかけるようにしましょう。15秒ほど置いたら放してゆっくりと元に戻します。今度は首を真横に傾けるストレッチです。頭頂部に沿うように左手を右耳あたりに置き、腕の重みで左側に倒します。15秒ほど置いたら元に戻して、手を左右変えて反対側にも倒します。お風呂の中でおこなうのもいいですね。
・寒暖差を小さくする
冬場の暖房や真夏の冷房などを強めてしまうと、屋外との寒暖差が大きくなり、自律神経が乱れやすくなります。7度以上の温度差があると不調が出やすいと言われていますので、屋外との極端な差が生じる温度設定は避け、服装やブランケットなどで調整できるようにしましょう。
また、冷えを感じやすい首元や足首などはネックウォーマーやレッグウォーマーなどを利用して、冷やさないようにすることも体に感じる寒暖差を減らすポイントです。
・梅雨時の対策
湿気が多い梅雨は、体に水分を溜めすぎないようにしましょう。
体を冷やさない飲み物でしっかりと水分を摂り、むくみやすい塩分を排出してくれるカリウムの入った食品を摂るようにしましょう。カリウムは野菜や果物、海藻などに多く含まれています。利尿作用のある豆類を摂るのもオススメです。
また、除湿器やエアコンの除湿機能を使ったりして、室内の湿度を60%程度まで下げるようにすることも対策になります。
いかがでしたでしょうか?気象病はさまざまな症状があり、自分がどの気候によって体を崩しやすいのかは人それぞれです。
自分がいつ体調を崩しやすいのかを知っておき、その時の気候を天気予報などで予め把握しておくことで、対策も取りやすくなります。そうすれば、時々現れる体の不調の原因が分かると心構えができ、予定の調整などもしやすくなるのではないでしょうか。
天候の変化は避けられませんが、気象病の多くは自律神経の乱れによって現れやすくなるとも言われています。生活リズムを整えたり、リラックスする時間を設けてストレス解消したりすることが不調の改善につながります。対策を取っても日常生活に支障が出るようであれば、無理せず医療機関を受診するようにしましょう。
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