2022年12月02日

余暇プログラムで小物づくり

こんにちは
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。

本日は祝日におこなっている余暇プログラムのご紹介をします。

過去におこなった余暇プログラムではカードゲームを紹介いたしましたが、今回は小物づくりをおこなう事でいろいろな性格が見えてきたことの紹介をしたいと思います。

羊毛フェルトにチャレンジ！

今回は羊毛フェルトキットを使用してキーホルダーやバッジの作成をしました。男性の利用者にはあまり喜ばれないかと思いましたが、非常に好評でした。

ポイント

羊毛フェルトでキーホルダーなどを作成するときは、まずは土台となる芯のパーツを作るのですが、このパーツを作成するのにものすごく時間がかかります。
ひたすらニードルといわれる針でつき続けるのですが１００回や２００回では全然足りず。おそらく１０００回以上は刺しているのではないかと思われるほど刺し続けます。

最初に刺している時は本当に固い芯ができるのか不安になるほどで、途中あたりから少しづつ固くなってくるのが分かると「できるかも！」と思えるようになってきます。

また最初にフェルトを手で丸めるのですが、その時に出来るだけ固くまく事もポイントのひとつになります。
柔らかい状態でニードルを刺し続けてもなかなか固くなってきません。

個人個人の見えてくる特徴

この芯づくりの段階でもいろいろな方の性格が見えてきました。普段は豪快に見える方でも、ものすごく繊細に綺麗なまん丸の芯を作る方や、普段からアバウトな方で予想通りアバウトな感じで仕上げて行く人。

中には説明書に書かれていないポイントの部分がなかなか理解できずに苦戦をする方など、カードゲームの時と同じく普段では気づかないような特徴が見えてきました。

ただひたすらニードルをつき続ける事に対しては無心で集中出来て楽しかったという声が多く聞かれました。

楽しさのポイント

ある程度芯がしっかりと出来るとそのあとに本当の楽しさが見えてきます。色をつけたり、耳をつけたりして行くのですがその工程には芯づくりにかかった時間を考えると、とんとん拍子に作業が進んでいきます。刺す方向や場所によって徐々に形が整ってきたり、失敗して見本と違う形になっても工夫次第で良いものが出来たり少しづつ仕上がっていく過程が楽しさのポイントではないかと思います。

午前のプログラム時間が９０分ですが、９０分では作成しきれず、後日家で仕上げたものを持って来てくれました。