ライフスキルコース【キャリアプランニング②】
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
今回は、前回の「キャリアプランニング①」の続きをお話したいと思います。

◆ キャリアプランニング
キャリアプランニングは、「”働くこと”の意義を理解し、自らが果たすべきさまざまな立場や役割との関連を踏まえて『働くこと』を位置付け、多様な働き方に関するさまざまな情報を適切に取捨選択・活用しながら、自ら主体的に判断してキャリアを形成していくこと。」とされています。
具体的な要因として、下記のように学ぶことや働くことの意義や役割、多様性の理解、将来設計や選択・行動と改善が含まれます。
・学ぶことや仕事をすることの意味について、自分なりの考えを持っている
・さまざまな働き方や生き方があることを理解している
・職業や働き方を選ぶ際に、どのように情報を調べればいいか分かっている
・将来の夢や目標が具体的であり、実現に向けて努力している
キャリアや進路を選択していくにあたって、上記の要素を踏まえながら、自身の価値観やそれに基づく行動や考えを具体化させながら進めていくことが求められます。
キャリアプランニングはさまざまな要因を含み、いろいろな方法がありますが、参考として下記のような流れで進めていくことができます。
~流れ~
・価値観の確認(どうありたいか?)
↓
・職業観の確認(なぜ働くのか?)
↓
・経験、振り返り(何ができる?できない?)
↓
・今後の自分の働き方(どうなりたいのか?)
◆ 障害特性と就労上の困難
発達障害、例えばASDのある方の場合、下記のような就労上の難しさがあると言われています。その難しさは、範囲も広く、個々の状況により多岐にわたります。これらの困難さが誰にでも生じるわけではなく、就職活動や仕事をしていく上で自分の苦手な部分が明らかになったり、そうした苦手さにより、就職後や求職活動に影響をもたらすことがあります。
そうしたことを踏まえて、どんな困難が起こり得るのかを予め理解しておきましょう。
①「働くこと」への意識形成
興味や経験が限定している場合には、現実的な職業意識や働くことへのイメージを具体化していくことが重要です。発達障害の特性上、経験を振り返ることが苦手だったり、自分なりの価値や基準で整理する傾向があります。また、苦手な仕事や職場環境、人間関係の認識が難しいといった場合には、繰り返しミスマッチな仕事に就職してしまうことがあります。
②求職活動
職業的な知識や経験が乏しかったり、求人情報から具体的なイメージを持つことが難しい場合にはミスマッチな仕事を選択をしてしまうことがあります。また、ハローワークの活用方法、応募書類の書き方、電話でのアポイントの取り方、面接での受け答えなど求職活動で求められるスキルが十分でない場合もあります。
③職場での困難
さまざまなコミュニケーションの場面や対人関係上の問題を抱える場合も多くあります。また、業務遂行上の課題として、手先の器用さや作業の丁寧さ、状況判断やマルチタスク、作業の段取りや手順を考えることが苦手さ、職務や職責の変化、人事異動などの職場環境の変化に対応できないなどの課題に直面する場合もあります。
④就職活動全般
他にも、下記の点も挙げられます。
・就職活動の流れ、全体像をつかむことが難しい
・就職活動のスケジューリングが難しい
・どのような仕事が向いているのかが分からない
・面接が上手くいかない
・適切なアピールが難しい
ディーキャリアでは、キャリアプランニングのワークシートを活用して、自身の過去の振り返り、将来や理想像の具体化などを視覚化させ、分かりやすい形で自分の未来について考える訓練もおこなっています。
改めて文字として書き出すことで見えてくる新しい発見もありますよ!
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