利用者ブログ ⑩【リフレーミング】
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
ライフスキルコースでは、所属している利用者に訓練で得たことや学んだことなどについて、振り返りをおこなっています。
今回は、その振り返り内容の一部について掲載許可をもらいましたので、ご紹介します。
こんにちは。ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスに通っているUです。
私がリフレーミングの訓練を受けて感じたことや考えなどをお伝えできればと思います。
まず、リフレーミングについて簡単に説明します。
リフレーミングとは、「すでにその人が持っている意味づけや解釈を、別の視点で捉え直すこと」です。
例えば、グラスに水が半分入っています。
それを見て、「半分しかない」と思う人もいれば、「半分もある」と捉える人もいます。
事実をどのように意味づけて解釈するかは、それを受け止める側の枠組み(フレーム)によって異なります。1つの方向からしか見ていなかった枠組みに、新しい意味づけをするときに有効なのが「リフレーミング」です。
私がリフレーミングの訓練を受けて一番興味を持ったことは、人にはそれぞれ考え方の癖があるということです。「自分は他人より評価されない」という悲観的な考え方の癖を持った人だと、普段からそれを意識していなかったとしても、何か問題が起きた時に影響し、負の行動や感情が表れてきます。ですが、「自分に考え方の癖があることを意識しておくことで、行動や感情をコントロールできるようになる」という考え方です。
私は初めてこの話を聞いた時、「なんて難しいんだ!」と思いました。
リフレーミング以前に、自分のことをあまりにも知らなかったからです。
私は、適応障害と転換性障害を持っていて、急に体調が悪くなり動けなる日があります。
この症状は、主にストレスで起こるのですが、私の場合は自分自身に関心が薄いのかストレスにも気づけません。そのため、そもそも負の行動や感情が認知できない自分にはとても難しいものでした。ですが、支援者の方々と面談をしたり、リフレーミングの他にも自分について考える訓練を受けて、少しずつですがこういうことが負担になっているのかもしれないと思える部分が増えてきました。
そんな風に思えるようになってから、もう一度リフレーミングの訓練を受けると、無意識に自己批判のような考え方をしていたのかもと感じました。自分では、「ここ直さないと!」「次はこうしよう!」とポジティブな考え方だと思っていたのですが、無理に自分の良くない部分を探す癖が付いてしまっていたのかなと感じます。
私は、ディーキャリアに通い始めて一ヶ月半ほどですが、もっと自分のことを知り、自分に合った職場で行動や感情をコントロールして働けるように、これからも学びを深めていこうと思います。
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