ライフスキルコース【アンガーマネジメント②】
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
今回は、前回の「ライフスキルコース【アンガーマネジメント①】」に引き続き、「アンガーマネジメント」についてご紹介したいと思います。
◆ 怒りが生まれる仕組み
怒りの感情が生まれるには仕組みがあり、それゆえに怒りの感情をコントロールすることができます。
人は、瞬間的に怒るのではなく、次のようなステップを経て怒りになります。
① 何らかの出来事にあう
例:前日、同僚に作業ミスがあり、改善の助言をしたのに今日も同じ箇所でミスをした
② 意味付けをおこなう
例:①を受けて、「改善の助言をしたのに、なぜまた同じミスを繰り返すのか?分からなければ確認してほしいのに…」と、出来事に対する意味付けをおこなう
③ 怒りの感情が生まれる
→ ②の意味付けを受け、怒りの感情が発生する
◆ 怒りの本質
自分たちの意味付けを歪ませ、怒りに繋がるのは、自分が信じている「~するべき」という思いが、目の前で裏切られた時であり、怒りの本質は、この自分が「~するべき」という考え方にあります。
例えば、「提出期限を守るべき」「連絡が来たら、すぐに返信するべき」などの、自分がどのような「~するべき」を信じているのかが分かれば、『いつ・どのような場面に自分が怒っているしまうのか?』を想定しやすくなります。
皆さんは最近で、何か『イラッとした事』はありませんか?
その裏には、何らかの「~あるべき」が隠れているはずなので、それを特定してみることが重要です。
例:朝、電車が遅れたことにイラッとした
→「電車は時間通りに来るべき」という考えがあるかもしれません。
① 「~するべき」は全て正解、正しい
少なくとも、信じている本人にとっては、「~するべき」は全て正しいと考えています。
② 「~するべき」は程度問題
多くの「~するべき」は、程度問題です。「時間を守るべき」に対して、定刻5分前に来るのが時間を守ることだと考えいれば、他者は時間ちょうどに来ればOKと考えている人もいます。このように、同じように「時間を守るべき」と考えていても、実際の程度は違っていることになります。
③ 「~するべき」は立場や状況によって変わることがある
例えば、上司から見て「締切に遅れるなら、報告をするべき」と思っていても、新入社員であれば、そのことを当然すべきことと認識していないかもしれません。立場や状況、教わってきたことなどが異なれば、本人が自覚している「~するべき」に人それぞれ違いがあります。
次回は、アンガーマネジメントの具体的な方法について、ご紹介したいと思います。
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