ライフスキルコース【リフレーミング②】
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
今回は、前回の「ライフスキルコース【リフレーミング①】」に引き続き、「リフレーミング」の詳細についてご紹介したいと思います。
◆ リフレーミングの活用タイミング・メリット
リフレーミングの活用タイミングとしては、以下の3つがあると考えます。
● 上手くいかないとき
● 自分の性格や嫌だと思ったとき
● 人に嫌なことをされたとき
仕事中やプライベートでストレスを感じることが多いような場面でこそ、有効的に活用することでより効果が表れ、自身のメンタルの安定などもおこなうことができます。
また、メリットとして、「ストレスが生まれにくくなる」「視野を広げられる」「思考パターンを増やせる」などがありますが、特に以下の4つが大きなメリットだと考えます。
① モチベーションが上がる
・・・物事をポジティブ・プラスに考えられる。
② 自信がつく
・・・自身の弱みや欠点などを、逆に強みに感じることができる。
③ 苦手意識が弱まる
・・・苦手意識を克服できれば、新しいことにも挑戦しやすくなる。
④ 人間関係が良くなる
・・・批判的な発言でも、アドバイス程度に柔らかく受け止められる。
◆ リフレーミングの手法
まず、リフレーミングの種類として「状況のリフレーミング」「内容のリフレーミング」の2種類がありますが、実際にリフレーミングを行いやすい手法を3つご紹介します。
① 確率計算
確率計算は、冷静に出来事を見直す上で有効です。
例えば、Aさんは1日に5回ほど梱包作業でミスをして「私はミスが多い…能力が低い…」と感じていたとします。
この時、冷静に確率を計算してみるのです。Aさんが1日に作業する梱包量は、100個ほどです。その内の5回だけミスをするので、95%は上手くやっていることになります。
このように確率計算をすると、冷静な視点で物事を見れるようになります。また、「いつも、毎回、~ばかり、万が一」というフレーズをよく使う方は、非現実的な確率で悩む傾向があります。これらのフレーズが出てきたときは、確率計算を活かして冷静に考えるようにしましょう。
② 最も最悪なケースよりは恵まれているのでは?
さまざまな物事で仮に望ましくない結果になってしまったとしても、実は最悪な状況ではないことがほとんどです。
仮に悪いことが起こったとしても、「最悪のケースよりは、恵まれているのでは?」という視点を持つことが大切です。
「最悪のケース」というのも人や場面にもよると思いますが、このような捉え方・考え方もあるんだということを知っておくと、自身のストレスの軽減にも一役買ってくれるでしょう。
③ 成長に繋げる
心理学の世界では、「PTG(Posttraumatic Growth)」という概念があります。PTGは心的外傷後成長と呼ばれています。これは身にかかったとても辛い出来事でも、乗り越えることで成長できるという理論になります。
上手くいかない時・何かで壁を感じた時など、その試練を乗り越えることでどんな成長を遂げることができるのか?などを意識してみましょう。
いかがでしたでしょうか?自分とは別の捉え方・考え方をすることで、ストレスの軽減や自身の視野を広げることにも繋がります。
練習をする機会は、日常の中にたくさん転がっていますので、さまざまな出来事に対して自分とは別の捉え方・考え方をしてみましょう!
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