ライフスキルコース【ストレスコーピング①】
こんにちは。
ディーキャリアITエキスパート京橋オフィスです。
今回は、「ストレスコーピング」についてご紹介したいと思います。
◆ ストレスコーピングとは
現代はストレス社会と言われており、
・社会人として仕事をおこなう中で
・他者とのコミュニケーションの中で
・プライベートな時間
などでも日々多用・不要なストレスを受け、心や身体にも様々な影響が出ることがあります。
「ストレスコーピング」とは、そんな「ストレスを上手く対処しようとすること」を意味しています。
◆ ストレッサーとストレス反応
まず、外部からの刺激要因を「ストレッサー」と呼び、その刺激で生じた歪みを戻そうとして身体が起こす反応を「ストレス反応」と言います。「ストレスコーピング」は、「ストレス反応」を出さない・もしくは軽減させるために行う対処方法になります。
「ストレッサー・ストレス反応」の種類としては下記が挙げられます。
・ストレッサーの種類
① 物理的:光、音、温度、湿度。振動など
② 科学的:臭気、金属、薬品など
③ 生物学的:細菌、ウイルス、カビやダニ、花粉など
④ 心理社会的:災害、仕事、家庭や近隣トラブル含む人間関係など
・ストレス反応の種類
① 身体反応:動機、めまい、頭痛、疲労・倦怠感、下痢、睡眠障害など
② 心理的反応:緊張、不安、神経過敏、抑うつ、気力や集中力の低下など
③ 行動反応:飲酒や喫煙量の増加、遅刻、早退や欠勤・業務ミス、対人トラブルなど
◆ 発達障害とストレスコーピングの必要性
発達障害の方が就労上、精神的な不調に至る理由は、環境の変化や理解者がいないことであり、具体的には「管理能力が問われる」「チームプレー」「常識や建前が重視される人間関係」等の場面で、大きく受けやすくなります。
発達障害の方が該当することが多い特性として、「他者の意図を推測することの難しさ」「明文化されていないルールの理解の難しさ」「こだわりによる改善のための行動が難しい」などが挙げられます。
こうした障害特性により、ストレスの感じやすさや不適応な状況が起きやすいとされており、「障害特性を前提としたストレス」があることが、発達障害の方が働く上での大きなポイントとなります。
また、自身の障害の悪化や他障害の発生を防ぐためにも、自身で不快感情に対する対処方法を持っておくことが重要となります。学校や職場などで過剰適応し、頑張り過ぎて疲弊することで、精神疾患につながってしまう場合もあります。
特に、障害特性上、自分の心身の状態の把握・認識しにくかったり、快不快の認知ができないままストレッサーを回避できずに、心身的ストレスが身体症状に出るというケースもあります。
次回は、ストレスコーピングの具体的な方法などについてお話したいと思います。
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