発達障害者はゲーム依存になりやすい?
~ゲーム依存症とその予防法~
児童発達支援士、SSTスペシャリスト資格保有者が、依存症のモヤッとにお答えします。
このブログを読んでくださっている方の中には 「オンラインゲームが好きだけど依存症なの?」 「ネットゲームを1度始めるとやめられなくて、学校や会社で居眠りしがち」 「スマホを開けると、つい指が動いてネットやゲームを始めてしまう」 など、不安や困りごとがある方がいらっしゃると思います。 「誰に相談したらいいのか分からない。」 ここでは以下の順で皆さんの不安や困りごとに、お答えしていけたらと思います。
①ゲーム依存症とは何か②発達障害者がゲームにはまりやすい5つの理由 ③予防するためのポイント
①ゲーム依存症とは何か
(今回のブログでは「ゲーム障害」を「ゲーム依存」と同義で使用しています。) 4年前の2019年5月にWHOがICD(国際疾病分類)を改訂し、精神障害のひとつに「ゲーム障害」(ICD-11)を認定しました。 ICDが発表した「ゲーム障害」の定義の中で挙げられている 特徴と内容を見ていきましょう。
<ゲーム依存(ゲーム障害)の特徴>
以下の1-3の項目について 持続的または反復的な行動パターンがみられること 。
(1)ゲームに関して自制ができない 。
(2)他の生活上の興味や日常的な活動よりもゲームの優先度が高い。
(3)ゲームによって悪い結果が生じているにもかかわらずゲームを継続しまたはゲーム使用が
エスカレートする。
<内容>
個人、家庭、社会、教育、職業、または その他の重要な領域において 重大な障害をもたらすのに十分なほど深刻で これらの症状が1年以上続いていること (重症な場合にはもっと短い期間でもよい)。 重症まではいかないけれど、今後ゲーム依存になってしまうかも という不安、感じますよね。 なぜ発達障害のある方がゲームにはまりやすいのでしょうか? 次はその「根本的な原因」について言及していきます。
②発達障害者がゲームにはまりやすい理由
発達障害の中でも特にADHDとASDには、はまりやすい特性があります。
・”報酬系の障害”(将来の大きなメリットより、目の前の小さなメリットを優先する傾向が強い )
・こだわりが強く視覚刺激に翻弄されやすい。
・衝動のコントロールが苦手で、こだわりが強い。
・現実のコミュニケーション疲労からの逃避。
・退屈が耐えられない(何かしていたい)。
③予防するためのポイント
これらの特性(依存に陥りやすい原因)に対して、自己コントロールができるようになり ゲーム依存を回避できる可能性が ディーキャリア大分オフィスのライフスキルコース訓練の中にあります。
ライフスキルコースでは、まず発達障害について正しく知り、 自己理解につながるように、発達障害支援のプロ (行動心理士、社会福祉士、看護師、SSTスペシャリスト、児童発達支援等の有資格者)が、効果的な訓練を提供しています。 その中にはゲーム障害(依存)に陥りやすい発達障害の「特性」に対して自己理解や対処法等をお伝えしています。実際に訓練をおこない、 最終的には自己コントロール可能な状態にアシストしています。 ゲーム障害(依存)に陥る前に、おこなえることはたくさんあります!
今日はその中のひとつ、ライフスキルコースでおこなっている訓練をご紹介します。 「現実のコミュニケーション疲労」を回避できるように、コミュニケーションの訓練として 次のようなことをおこなっています。
・アサーティブコミュニケーション
・コントロールフォーカス
・アンガーマネージメント など
もっとライフスキルコースについて詳しく知りたい方・興味がある方は 是非こちらをご確認ください。
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ゲーム依存症に限らず、先の5つの「特性」を持つ方が 陥りやすい依存症にはインターネット上での買い物、 ギャンブル、ネット依存症、アルコール依存症等など さまざまあります。周囲の人の生活をも変えてしまう リスクが高いといわれている依存症。 まずはご自身の大切なからだと心を守るため、 困りごとに対する正しい対処法を学びませんか? そして実践(訓練)を通して 「あなたが主人公の日常生活」を取り戻しませんか?
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