BLOG

ADHDの困りごと「映画が最後まで見られない」ー原因と対策ー

こんにちは、ディーキャリアITエキスパート中野オフィスです。
今回はADHDの困りごとの一つである「映画が最後まで見られない」ことに対しての原因と対策を解説していきます。

同じような困りごとの経験がある方はぜひご一読ください。


■ADHD(注意欠如・多動性障害)とは

ADHDは、不注意や多動、衝動性などを主な特徴とする障害です。
欲求や行動を制御する脳の機能困難が原因となっていると考えられます。
ADHDの主な症状は下記が挙げられ、またその症状の出方によって、三つのタイプに分類されます。

ADHDの主症状

・不注意:適切な対象に注意を向けたり、集中を保持することが難しい
・多動性:落ち着きなく、じっとしていることが難しい
・衝動性:自分の行動を制止したり、抑制することが難しい

ADHDのタイプ

不注意優勢型
→不注意の特徴が強く、多動性や衝動性があまり目立たないタイプです。
多動性・衝動性優勢型
→多動性・衝動性の特徴が強く、不注意があまり目立たないタイプです。
混合型
→3つの主症状すべての特性が見られるタイプです。

詳しく知りたい方は、
ADHDのある方に起こりやすい困りごとに関する記事を下記にまとめましたので、
もしよろしければ、ご覧ください!

参考記事一覧

【大人のADHD】Aさんはなぜ片づけられないのか?(前編)(後編)
【ADHDあるある】Aさんはなぜ時間に遅れるのか?
【ADHDの仕事術】もう先延ばししない!スケジュール通りに仕事をするには(前編)(後編)
「不安」で何も手がつかなくなるあなたへ ~大人の発達障害者が「不安」に対処するには~(前編)(後編)
【ADHDあるある】コミュニケーション齟齬をなくすには?(前編)(後編)
【ADHDあるある】パニックはなぜ起こるのか?原因と対処法をご紹介!①


■なぜ映画を見終わることができないのか

ADHDのある方で、映画を最後まで集中して見終わることができない、または、難しいという経験をお持ちの方はいませんか?

実際ディーキャリアに通所されている方の中にも、このような経験をされた方がいらっしゃいます。

その方に聞くと、

・興味があるものなら集中して見られるが、興味がないものだと見終わることができない
・時間が長いと寝てしまう
・長い間集中力が続かない

という回答がありました。

なぜ映画を最後まで見終わることができないのか。
次の項目で解説していきます。


🔷原因①そもそも集中力が続かないという特性がある

ADHDの特性として衝動性があり思いついたらすぐに行動に移すブレーキが利かない情報が多い環境ではじっとしていられないなどがあるといわれています。サウンドが流れ、字幕が飛び交ったり、次々と新しい映像が流れるのには、耐えられないことがあります。

またワーキングメモリーという脳機能の弱みも、集中しづらい原因となります。

ワーキングメモリとは

ワーキングメモリとは、以下の二つの機能を持った脳の仕組みです。

① 情報(聞いたことや考えたこと)を一時的にとどめておく、記憶の“置き場”としての機能
② 情報を整理して実行に移す“作業場”としての機能

これらの機能に弱みがあるために、作業中に別の情報が入ってくると最初の作業のことを忘れてしまう、複数のことに同時に注意を払えず混乱してしまうといったことが起こり、一つの作業に集中しづらくなってしまうのです。

参考記事
ADHDの「集中できない・続かない」〜その原因と対策〜


🔷原因②映画を見る環境

実は、映画館のような場所は、周囲が暗く他の情報もほとんど入ってこないので、ADHDのある方でもある程度の時間は座っていられる方もいらっしゃいます。
見る映画にもよりますが、1時間くらいは集中できたりします。

しかし、家族で一緒に見たり友達と一緒に見るとなると、途端に集中力がなくなることが多いです。
映画を見ている間の他の人の歓声や小さな話し声も気になってしまうのです。
そうなると、途端に落ち着きがなくなったり、席を立ってしまうことがあります。

次にとれる対策についてです。


■どんな対策をとったらよいか?

🔷対策①興味がある映画を選ぶ

先ほど、実際にディーキャリアに通所されている方の声として、「興味があるものなら集中して見られるが、興味がないものだと見終わることができない」という声をご紹介しました。
その方に詳しくお聞きすると、興味があるものについては2時間近く見られているとのことでした。

前提として、興味がない映画ですと発達障害の有無に関わらず、集中力を持続することは難しいと思います。そのため、当たり前のことではありますが、映画を見る際は自分が興味のあるものを選択すると集中しやすいですね。

🔷対策②できるだけ端側の席に座る

こちらは映画館での場合になるのですが、端に座ると目線がスクリーンから斜めになり、横の人に目がいかなくなるのでその分集中して見られるという声もあります。

ここまで、原因と対策について解説しました。ここにあげた原因と対策以外にも、人によってはさまざまな原因と対策が考えられると思います。

もし、一人ではうまく解決できないと悩んだときはぜひご相談ください。

最後に発達障害×映画あるあるをあげて今回は終わろうと思います。


■発達障害×映画あるある

発達障害×映画では下記の事象も人によっては困りごととして発生しうるといわれています。

①内容が理解できない
②周囲の音に映像の音声がかき消されて聞こえない
③登場人物の気持ちが分からない
④話の内容を覚えていられない

こちらはあくまでも例ですので、ご参考になればと思います。


■まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ADHDの困りごと「映画が最後まで見られない」ー原因と対策ーについて解説しました。

ADHDのある方の特性対策を始め、働く上で困りごとを感じている方のサポートをおこなっているのが、就労移行支援事業所ディーキャリアです。

もし一人ではうまく解決できないと悩んだときは、ぜひご相談ください。

ご相談は無料です。フリーダイヤル、または、24 時間受付のお問い合わせフォームにて、お気軽にお問い合わせください(ご本人様からだけでなく、当事者のご家族の方や、支援をおこなっている方からのご相談も受け付けております)。

フォームでのお問い合わせ ▶︎お問い合わせフォーム 
お電話・メールでのお問い合わせも可能です!    
▶︎電話(03-6454-0427
▶︎メール(nakano@dd-career.com)

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
無料ご相談・見学を随時承っています!
お気軽にお問合せください(^^)

オフィスページ▼
ディーキャリアITエキスパート中野オフィス
東京都中野区中野4-7-2 SHビル3階
JR・東西線 中野駅より徒歩8分
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+