「ネガティブな考え方に対処する」リフレーミングという対処法
こんにちは。ディーキャリア新潟オフィス訓練生のMです。
季節が秋から冬に移り変わり、気持ちがふさぎこみ、ネガティブになるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今日は物事をネガティブに捉えてしまうという方に
効果的な「リフレーミング」という対処法について解説しようと思います。
【リフレーミングとは】
リフレーミングは簡単に言うと物事をいつもと違う視点から捉え、考え方を変える方法のことです。
例えば、仕事でミスをしてしまった場合
「これは怒られるミスだ」「自分の評価を下げるミスだ」と考えるのと
「影響の大きいミスではない」「信頼回復可能なミスだ」と考えるのでは
どちらが感情的に負荷が少ないでしょうか?
おそらく多くの方が後者の「影響の大きいミスではない」「信頼回復可能なミスだ」と答えると思います。
このようにリフレーミングは状況や問題に対して自分の考え方の癖を見つけ、
異なる視点から見ることで、それに対する認識や感情、行動を変化させることができるという考え方です。
【考え方のくせについて】
リフレーミングをする前にまずは「自分の考え方のくせ」を知ることが大切です。
自分がどのような思考に陥りやすいのか、どのように物事を捉えるのかそれを知ることによってリフレーミングがしやすくなります。
一部ですが考え方のくせの例を記載しました。当てはまるものがあるか探してみてください。
・物事を白か黒かで考える
・肯定的な経験を数に入れず、否定する
・物事が悪くなると予想する
・できごとを極端に解釈する
・自身、他者に否定的なレッテルを貼る
・~すべき、~すべきではないと考える
当てはまるものはありましたか?リフレーミングをするにあたって、こうした考え方のクセを把握することが重要になってきます。
【リフレーミングのポイント】
リフレーミングには二種類あり、「状況のリフレーミング」と「内容のリフレーミング」があります。
それぞれ解説していきます。
状況のリフレーミング
状況のリフレーミングとは「適材適所」という言葉があるように行動の一部分だけを見て、
否定的な結論を出すのではなく、行動が役に立ったり生かされたりする状況を見出すこと、
肯定的な結論が出せるような状況に焦点を当て直すことです。
例)興味がない仕事は集中できない→興味がある仕事には集中して取り組める
このように自分では「弱み」だと思っていた部分も捉え方を変えれば「強み」になります。能力の凹凸が出やすい発達障害のある方にとっては「強みを生かせる状況を探せる」
スキルを身につけることが、社内生活を送る上で非常に重要になってきます。
内容のリフレーミング
内容のリフレーミングは否定的な解釈をしてしまう人に対し、「こういう解釈の仕方もある」という肯定的な解釈のし直しをすることです。
例)悪い:何もやる気が起きない→自分は怠けてしまうダメ人間
良い:何もやる気が起きない→充電期間であり、大切なこと
悲観的な考え方のくせを解釈し直すことで視野を広げ、考え方のくせに自分自身で気づくことが重要です。
まとめ
今回は普段ディーキャリアでおこなっている「リフレーミング」について紹介しました。
リフレーミングをおこなうことで自分の強みに気づいたり、物事をポジティブに考えることができるようになります。
ものの見方や捉え方に柔軟性を持たせるきっかけになればと思います。
【スタッフより】
今回は訓練生に「リフレーミング」についてブログを書いてもらいました。
Mさんも自己肯定感が低いことでネガティブ思考が強く、不安に感じやすい方でしたが
リフレーミング訓練を通して、前向きに過ごすことができるようになってきています!
訓練内容が気になった方は是非ディーキャリアの見学に来てみてください。
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