【アンケート企画】困り事をきいてみた!【発達障害】 /訓練生ブログ
皆さん、こんにちは。ワークスキルコース訓練生Xです。
今回から不定期企画として、アンケート企画をブログにしていこうかと思います。
この企画は、ディーキャリア新潟オフィスの訓練生(利用者)が発案し、企画からブログ執筆(実行)までを発達障害や精神障害の当事者である訓練生達がおこなっています。
拙い文章になるかもしれませんが、温かい目で見守っていただけると幸いです。
さて、ディーキャリア新潟オフィスの訓練生の皆さんにアンケートを実施して、以下3点を尋ねてみました。
- 困っている特性や困り事は何ですか?
- それに対して、どのような対処をおこなっていますか?
- 対処をおこなってみて、どのような変化がありましたか?
アンケートを取ってみると、人それぞれの困り事があることが分かりました。
そして、対処として様々なものが挙げられていて、その対処をおこなったことで、困り事が改善した人が沢山いらっしゃいました。
中でも、訓練の中で知ったこと・学んだことを活かされている方が多かったです。
今回は、発達障害の特性による事例を1つご紹介したいと思います。
事例
1.困っている特性や困り事
→忘れ物や失くし物が多い。
2.どのような対処をおこなっているか
→物を決まった場所にしまう。
3.どのような変化があったか
→忘れ物や失くし物が少しずつ減ってきた。
この事例では、物を決まった場所にしまうことが対処方法として挙げられていますね。
物の位置を固定化することは、非常に有効だと思っています。
しまう場所を毎回変えてしまうと、どこにあるのか本当に分からなくなってしまい、忘れたり失くしたりの大きな原因になることが多いです。
物をしまう場所の固定化を図ることで、忘れたり失くしたりしなくなるようになります。
「すぐに実行できる簡単なことじゃん。」と思うかもしれませんが、これが意外と難しいのです。
なぜなら、実行しても“習慣”になるまでが長いからです。
そんな時、家族に声をかけてもらったり通所時にスタッフさんと話題として話すことだったり、周りの助けが必要になります。
固定化に失敗したら他の対処を考える手もあるでしょう。
私にも同様の困り事があります。
昔は、忘れ物や失くし物は、誰にでも起きることだと思っていました。
しかし、他の誰よりも多くて、自分だけ何でこんなに起こしてしまうのだろうと悩んだ時期もありました。
今も薬を飲み忘れたり、家を出る時鍵をかけたか3歩歩いたころには忘れて確認しに戻ったりしていますが、
原因が発達障害と分かったことで、そのことに対する対処方法を考えられるようになりました。
例えば、先に挙げた薬の飲み忘れに対しては、すぐ目に付くところに薬を置くようにしています。
そうすることで飲み忘れが軽減されています。
効果として、すぐ目につくところに置いておくことで、毎食後飲まなければならない薬が嫌でも目に入り、忘れない率が高くなりました。
近年、インターネットで「発達障害 忘れ物」で検索すれば、簡単に対策方法や原因が見つけられる時代になりました。
検索すれば見つかるというのは、少し安心できますよね。
しかし、対処方法が見つかったとして実践に移せるかが問題です。
実践には多少なりとも周りの協力も必要になってくると思います。
ディーキャリア新潟オフィスでは、スタッフさんがその協力を全力でしてくれます。
だから頑張れるというのもあります。
貴方も一緒に私たちと一歩踏み出してみませんか?
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ディーキャリア 新潟オフィスは大人の発達障害に特化したプログラムの就労移行支援事業所です。 精神障害・発達障害を対象に就労支援を受けることができ、 「働き続けるためのプログラム」で高い職場定着率を実現しています。 随時見学を受け付けております。 就労移行ってどんなとこ? どんなプログラムをしているのかな・・・ 興味がある方はお気軽にお問合せ下さい(^^♪ 見学・体験へのお申込み・相談は 電話 tel:025-384-0165(受付時間 平日10時~17時)
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