特性理解は「生きづらさ」解消の近道!?
ディーキャリア新潟オフィスサービス管理責任者の大羽賀です。
ディーキャリア新潟オフィスの訓練の一つに「特性理解」があります。
特性と言っても人によってさまざまで皆違いがあります。
では、どうしたら自身の特性を理解してもらえるか、
訓練で気を付けていることについてお話ししたいと思います。
発達障害を抱えていると、どうしても苦手なことやできないことに
自分を当てはめて狭い範囲に限定して考えがちですが、
安定した職業生活を続けるためには自分に合った対処方法やセルフケアを考えることが大切です。
苦手なことやできないことをそのまま続けていくと、恥ずかしさよりも辛さの方が勝ってしまい、
無理をすることでうつ状態や適応障害などの二次障害が現れる心配があります。
自分に合った対処方法を見つけるには、自分の苦手なところを知り、
ポジティブにいろいろな対処を試してみて自分に合う対処を見つけてほしいと考えています。
ここで、自分の苦手なところを考える上でポイントとなるのは、
脳の情報処理の仕組みに照らしてみると良いでしょう。
例えば「メモが苦手」の場合、入力(インプット)として「聴くこと、理解すること」が苦手なのか、
または出力(アウトプット)として「書き出すこと、伝えること」ができないかによって対処の方法も違ってきます。
特性として「入力」と「出力」の苦手が自分で分かっていれば、
それに対して「自己対処」できるようになります。
自分の強み・弱みを自分でとらえて、「自分で対処できる能力」を
身に付けることで「生きづらさ」の解消につながるのではないでしょうか。
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