ライフスキルコース訓練のご紹介
皆さんこんにちは。
生活支援員の渡邊です。
今回はディーキャリア新潟オフィスで行っている訓練についてご紹介していこうと思います。
ディーキャリア新潟では
「ライフスキルコース」「ワークスキルコース」「リクルートコース」の3ステップで訓練を行っています。
まずは3つのコースの中で最初に取り組んでいただく「ライフスキルコース」についてお話ししたいと思います。
目次
1.ライフスキルコース
2.具体的な内容のご紹介
3.まとめ
1.ライフスキルコース
ライフスキルコースとは①自己理解を深める②勤怠(生活)を安定させるためのセルフケアを
中心に実施していきます。
①自己理解を深める
ディーキャリアではライフスキルコースを通じて「自分から見た自分」「他者から見た自分」
「データが語る自分」の3つの視点から自己理解が深まるよう訓練を行っています。
具体的にどんなことを実施しているのかというと
〇発達障害
注意欠如・多動性症(ADHD)、自閉症スペクトラム症(ASD)、限局性学習症 (SLD)
などの障害特性による苦手への対処法の検討
〇リフレーミングやアンガーマネジメントの思考分野を通じて自身の「考え方のクセ」や
「認知のクセ」等を知る
〇傾聴やアサーティブ、グループワーク等のコミュニケーション分野を通じて
自分にできそうな得意スキルと、苦手で努力が必要なスキルを見極める
などの訓練を通じて「自己管理」や「自己理解」を実践していきます。
②勤怠(生活)を安定させるためのセルフケア
自分の状態を把握するためにセルフケアチェックシートというものを作成し、
その状態に合わせたセルフケアを実施できるよう訓練を行っています。
また自身の疲労やストレスの感じ方、その要因を見つけ、ストレスに対しての対処法を身に付けることで
勤怠の安定を目指していきます。
2.具体的な内容のご紹介
ライフスキルコースでは主に8つの項目について訓練を行っています。
今回はその中で4つをご紹介いたします。
「問題解決」
状況を正確に把握し、問題の原因を見極め、解決策を考えて実行し検証を行います。
言葉だけで見ると難しそうですが、事例検討などを通して、自分以外の方の意見を聞くと
新しい発見や解決策が思い浮かぶことができます。
「傾聴」
発達障害をお持ちの方は特性上、他者とのコミュニケーションが苦手な方もいらっしゃいます。
コミュニケーションができるようになるではなく、どのスキルを使うことで相手から
傾聴しているように見られるかということをロールプレイやグループワークなどを通して学んでいきます。
「リフレーミング」
自分自身がどのような考え方のクセ(白黒思考やレッテル貼りなど)を持っているかを知り、
グループワークや事例検討を通して、自身が持っている意味づけや考えを、異なる視点で捉え直していきます。
これは「認知行動療法」でも使う手法です。
「アンガーマネジメント」
怒りを感じる仕組みや怒りの感情のくせを捉え、適切な感情表現をどのようにしていくかを
トレーニングしていきます。「怒り」はそれ自体が悪いものではなく、使い方さえ間違えなければ
あなたの強い味方にもなってくれる存在です。うまく「怒りの感情」を扱えるようになるため、
訓練を通じて学んでいきます。
3.まとめ
今回は『ライフスキルコース』についてご紹介させていただきました。
ディーキャリア新潟オフィスでは就職することをゴール(目標)として捉えるのではなく、
長く働くためのスキルを磨いて職場定着を目指していきます。
今後皆さんが活躍することのできるフィールドを見つけ、一緒に生きがいや働きがいをみつけてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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