【当事者に聞いてみた!】私が就労移行支援事業所に通うと決めたワケ
こんにちは、中野オフィスです!
今回は、いつもとテイストを変えてインタビュー企画!
利用してくださっている利用者のKさんに、
「就労移行支援事業所に通うと決めた経緯」や「ディーキャリア中野オフィスに決めた理由」
「通ってみてどんな変化があったか?」についてお話を伺いました。
就労移行支援事業所への通所を検討されている方や、
ディーキャリア中野オフィスに通っている方の生の声を聞きたい!と思っていらっしゃる方は
ぜひ読んでみてください!
◆就労移行支援事業所に通おうと思ったワケ
スーパーマーケットでアルバイト中、
バイト先の店長から「発達障害じゃない?」と指摘されたことをきっかけに、
自分でも「発達障害かもしれない」と気づいたというKさん。
就労移行支援事業所には一度通っていたことがあり、
ディーキャリア中野オフィスは二度目の就労移行支援事業所となります。
以前の事業所と中野オフィスの違いとは?というところも含めてお話を伺っていきます!
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これまでの経歴を簡単に教えてください。
大学のバスケットボール部のマネージャーとしてストレッチ等のサポートを行った経験から、
身体機能のサポートを通じて人を援助することに興味を持ち、
整体、テーピング、ストレッチ等を学んで整体・デイサービス・リラクゼーションで勤務してきました。
ADHDについては、アルバイトでスーパーで働いた際、
そこの店長から「発達障害ではないか」と言われたことがきっかけで、
そうかもしれないと思いました。
勤務中に障害特性による困難があり、
自身の障害を理解し、障害特性への対処を学ぶ必要性を感じたことから、
ディーキャリア中野オフィスへの通所を決めました。
最初に就労移行支援事業所に通おうと思った理由はなんですか?
整体を学ぶために通っていた学校の講師の方が、就労移行支援事業所を経営していて、
その方に「こういうところがあるよ」と紹介していただいたことがきっかけでした。
ただ、実際に入ってみると、
うつ病など精神障害の方が多く、支援もそちらに特化していたため、
発達障害への支援は薄い印象でした。
ですので、もし次就労移行支援事業所に通うときは、
発達障害に対して理解のある事業所に行きたいと思っていました。
ディーキャリア中野オフィスに通おうと決めた理由はなんですか?
当事者の支援員の方がいたことが一番最初のきっかけです。
自分と同じADHDの障害の方だったので、自分の気持ちをわかってくれそうだなと感じました。
中野オフィスのブログを見て、そういう方がいると知り、まずは面談に行ってみようと思いました。
また、他の就労移行も見たのですが、
他のところは講義形式で訓練がすべて進んでいて、
模擬業務訓練やチームでのグループワークなどができないようでした。
自分にはそうした実践的な訓練が必要だと感じていたので、
チームで何かイベントを企画・運営したり、いろんな模擬業務訓練があるということで、
ディーキャリア中野オフィスがいいと思いました。
また、就職後を意識して、キャリアプランニングなどもしっかりつくれるところも
魅力に感じました。
◆ディーキャリア中野オフィスでの変化
ディーキャリア中野オフィスに通おう!と決めてくださったKさん。
4月から入所され、色々な変化があったようです。
ディーキャリア中野オフィスに通ってみて、何か変化はありましたか?
自分を改めて見直すことができたと感じています。
また、コミュニケーションの訓練が多いので、自分ではなかなか気づかないですが、
母からは「前よりも話がわかりやすくなった」と言ってもらいました。
また、以前よりも他人と比べることなく、「自分は自分だ」と思えるようになりました。
「自分は自分だ」と思えるようになったのはなぜだと思いますか?
訓練の中で、日々「昨日の自分」や「今日の自分」と向き合っているからだと思います。
そのおかげで、常に自分と向き合えるようになってきました。
自分と向き合うのは、時につらい作業ですが、いい方に自分が変わってきたと思います。
また、周りの方が就職に向けて真摯に訓練をしているのを見て、
「自分も頑張らないと!」と刺激を受けることも多いです。
発達障害の方が多いので、
同じ悩みを持つ人と訓練ができることも自分にとって良かったと思います。
今後の自分の課題はどんなところだと思いますか?
コミュニケーションです。
「自分の言いたいことをわかりやすく相手に伝える」ということがなかなかできず、
コミュニケーション齟齬などがどうしても発生してしまっています。
支援員からは、相手に意図が伝わりにくい理由について、
「主語や目的語が抜けてしまうためではないか」とアドバイスをもらっています。
「伝えたい」と思うと焦ってしまい、無意識のうちに必要な情報が抜けてしまって、
相手に伝わりにくい話し方や連絡の仕方になってしまっているのだと思います。
訓練を重ねて、ゆくゆくは、
ありのままの自分の気持ちや考えを、余さず相手に伝えられるようになりたいと思います。
しっかりと就職先で活躍するためにも、齟齬なく自分の考えを伝えられるようになりたいです。
自分の将来についてどのように考えていますか?
自分の軸としては、「サポートする人になりたい」という想いがあります。
困っている人の最大の味方になりたいです。
会社で困っている人を自分の力で支えたいという想いから、事務職を希望しています。
最終的には、「自分ができたから、きっとあなたにもできる!」と
他の人に勇気を与えるような存在になりたいと願っています。
過去の自分に言葉をかけるとしたら、どんな言葉をかけたいと思いますか?
「もっと他人に相談してもいいんだよ」と言ってあげたいと思います。
思い返せば、厳しかった父には「お前は馬鹿だ」などと言われたこともあったり、
家族も含め周りからは心無い言葉を投げつけられることも多かったです。
でも、今は便利な時代ですから、
ネットで自分を助けてくれるものを探して、いろんな人を頼って、サポートを見つけることが大事かなと。
絶対に、自分を助けてくれる人や場所はあるので、まずはそれを探すところから始めよう、
と伝えたいです。
また、以前は不安でぐるぐる考え込んで、押しつぶされそうになることもあったのですが、
そういうときは「書き出す」ことがよいのだと訓練の中で知りました。
アウトプットすることで、自分が何に悩んでいるか、何を不安に思っているのかが明確になるとわかったので、
そういう自分なりの対処法も伝えたいと思います。
この記事を見てくださっている方にメッセージをお願いします。
まずは見学してみてください!
できれば複数の事業所を見学してみて、自分に合う事業所を探すことをおすすめします。
見学したうえで、自分の困っていることや今後の希望を話して、
それに対して事業所が何をしてくれそうか?というところを確認するといいと思います。
自分の目指すべきところやなりたい姿などを応援してくれる事業所に行くと、
今までの人生では考えられなかった変化が自分に起こることがあります。
そんな事業所との出逢いがあるよう、祈っています!
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は、ディーキャリア中野オフィスに通ってくださっているKさんのお話を取り上げ、
「通うと決めた理由」や「通ってみてどんな変化があったか」について
ご紹介しました。
Kさんが過去の自分にかけたい言葉として、
「もっと他人に相談してもいいんだよ」と言いたい、と話してくださったことが
私個人としてはとても響きました。
以前は自分ひとりで悩んでいたKさんが、
周囲に助けを求めてもいいんだ、助けてくれる人はいるんだ、と思えるようになったことが
とても嬉しく感じました。
ディーキャリア中野オフィスでは、
自分自身を理解し、受け入れ、自分の凸凹とともに生きていくための支援を行っています。
発達障害に関する知識を持ったスタッフが支援にあたっていますので、
生活の上での困りごとが
どのような障害特性により引き起こされるのか、対策をどのようにすればよいのかについて、
アドバイスを受けることができます。
まずは気軽に、個別相談を受けてみませんか?
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