あなたは大丈夫?【頑張ればできる】の怖さ
こんにちは!
ディーキャリア横浜オフィスです。
【頑張ればできる】
2月が始まりました。
働いている方の中には年度末に向けて忙しくなってくる方も多いと思います。
いつもより業務量が増えたり、納期が迫ってきたりすると、私たちは「通常運転」では対応できなくなります。
そんなとき、これくらい【頑張ればできる】とついギアを上げて仕事をしていませんか?
しかし、発達障害をお持ちの方にとっては、この【頑張ればできる】がとても危険な判断であることを知っていただきたいのです。
【頑張ればできる】はなぜ危険?
私たちには「できる」と「できない」の間に【頑張ればできる】が存在します。これは仕事だけではなく日常生活の中にもたくさんあります。
ではなぜ【頑張ればできる】が危険なのか、発達障害による特性の
- 疲れやすい
- 優先順位を認識しづらい
- 焦りや不安を感じやすい
の3点から考えます。
1.疲れやすい
発達障害をお持ちの方には、特性上疲れやすい方がとても多いです。
【頑張ればできる】といつもよりちょっと仕事のスピードを上げてしまうことで疲労が蓄積していき、やがていつもの睡眠時間では回復できなくなってしまいます。
出社しても眠そうにしていることが増え、さらに放置していると体調を崩して欠勤してしまう可能性があります。
2.優先順位を認識しづらい
上司の意図を組んで仕事の段取りをつける、状況の変化に合わせて業務の優先度を変える
などが苦手な方も多いです。
【頑張ればできる】と業務量を増やすことで、優先度を考えるという苦手なタスクが増えます。苦手なことは疲労に直結しますので、いつもはしないようなミスが発生する可能性があります。
3.焦りや不安を感じやすい
発達障害をお持ちの方はこれまでのご経験から「自分だけうまくできない」という思いを持つ方が多く、自分だけ間違っていないか、自分だけズレていないか、と常に不安を感じている方も多いです。
【頑張ればできる】と納期の短い業務に携わると、納期が常にプレッシャーとなりいつもより緊張した状態で仕事をすることになります。
ちょっとしたミスがさらにプレッシャーに拍車をかけることになり、こちらも疲労に直結しかねません。
時には自分を大事に【頑張らない】決断も
このように、できるとできないの間に【頑張ればできる】が存在していること、そして【頑張ればできる】が最終的に疲労につながる危険性が高いことを知っておくことはとても重要なのです。
体調による浮き沈みを減らし、安定して長く働くためには、
【頑張ればできる】けど、今日は頑張らない
という決断も時には必要です。
今日も自分を大事にしていきましょう。
ディーキャリア横浜オフィス
TEL:045-620-2075
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