ワーキングメモリーって何?弱い方への対処法とは
こんにちは!
ディーキャリア横浜オフィスです。
ワーキングメモリーって何?
ワーキングメモリーという言葉を聞いたことがありますか?
日本語にすると作業記憶や作動記憶、などと訳されています。
ワーキングメモリーとは、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力のことです。
つまり、入ってきた情報を脳内にメモ書きし、どの情報に対応すればよいのか整理し、不要なものは削除する、
といったことを、瞬時に適切に判断ができる能力をいいます。
発達障害をお持ちの方はワーキングメモリーが弱い方が多いと言われています。
ワーキングメモリーが弱いことから様々な困りごとにつながる可能性があるため、対処法をたくさん持っておくことが必要です。
対処法を知りたい方はぜひ最後までご覧ください!
ワーキングメモリーが弱いと何が問題?
記憶が苦手
- ・覚えておく必要のあることを忘れてしまう
- ・指示を忘れて作業に抜け漏れが起きてしまう
- ・文章や指示を理解するのに時間がかかってしまう
- ・頭に浮かんだことをすぐに忘れてしまい文章を書くことが苦手と感じる
情報の整理が苦手
- ・新しい記憶が整理できず、優先順位が分からなくなる
- ・会話の受け答えがちぐはぐになってしまう
- ・周りの音や動きに簡単に反応してしまい、気が散ってしまう
- ・エネルギー配分が苦手
記憶の削除が苦手
- ・行動の切り替えが難しい
- ・会話の展開についていくことが苦手
- ・想定外の状況に対応できない
ワーキングメモリーが弱い場合の対処法は?
メモに書く
覚えておかなくても済む状況にし、メモリーを空けておくことが大切です。
また、書き出すことで情報を可視化できるため、整理がしやすくなります。
付箋をうまく活用することもおすすめです。
集中しやすい環境づくり
気が散ってしまわないように、できるだけ外部からの情報を遮断しましょう。
イヤホンやノイズキャンセリングイヤホン、パーテーションの使用がおすすめです。
時間の管理
タイマーやアラーム、リマインダーなどスマホの機能を有効活用しましょう。
作業の開始時、終了時、休憩時など、いつ通知すれば気づきやすいか、通知のタイミングも工夫してみましょう。
切り替えが苦手な方へ
たとえばミスをして怒られたことをずっと考えてしまい、目の前のことに集中ができなくなり、また別の場面でミスをしてしまう、
というようなことが起こりかねません。
時間が来たら離席する、誰かと話してリセットするなど、気持ちを切り替える方法をたくさん身につけておきましょう。
職場では作業の指示を少しずつもらうように相談してみましょう。
1つの作業でもステップごとに指示をもらうことで、気持ちの切り替え、休憩を取るタイミングが生まれます。
作業に必要な時間を多めに見積もっておく
ワーキングメモリーが弱い方はエネルギーをたくさん消費しています。
無理にたくさんのことを抱えずにゆっくり進めること意識してみましょう。
このように、弱いワーキングメモリーを鍛えるのではなく、どのような工夫や対処法があれば困りごとにつながりにくくなるか、
という視点で考えてみることが大切なのではないでしょうか。
ディーキャリア横浜オフィスではひとりひとりにあった工夫や対処法を一緒に考えています。
気になる方はぜひご相談ください。
ディーキャリア横浜オフィス
TEL:045-620-2075
MAIL:yokohama@dd-career.com
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